「アーモンドミルクって健康によさそう!」
「美容にイイってインスタで見たから」
と、最近飲みはじめた方もいるのでは?
ですが、お店に並んでいるアーモンドミルクって安心して飲めるもの、とは言いきれないんです。
とくに気を付けたいのが、添加物!
せっかく体のことを思って選ぶのであれば「無添加」で、より安心して飲めるものを選びたいですよね。
こちらの記事では、スーパーやネットで手に入る「無添加アーモンドミルク」の選び方と、おススメの商品を紹介します。
アーモンドミルクによくある添加物と危険性
「アーモンドミルク=体にイイ」というイメージがありますが、じつはそうではない物もあるんです。
スーパーなどで並んでいるものに、長期間の保存ができるように、添加物が使われているものも。
以下のような成分が含まれていたら、要注意なんです!

これはしっかり見ないと!
カラギーナンって何?胃腸に負担をかけることも…
カラギーナンとは、海藻からつくられる増粘剤のこと。
とろみをつけたり、成分が分離しにくくするために、よく使われる添加物です。
でも、動物実験では腸に炎症が起きたり、粘膜のダメージがあると指摘がされています。
胃腸が弱いかたは、とくに気を付けたい成分なので、カラギーナン不使用のものを選びたいですね。

添加物ってコワいな~
低分子カラギナンは、高分子カラギナンとは異なり、消化管から吸収され、モルモットやラット、ウサギ、サルなどの実験動物の消化管に潰瘍などの炎症性病変を引起すとともに、ラットに結腸がんを誘発することが多くの研究で明らかにされています。
※引用:厚生労働省
他に気をつけたい添加物は?
あと、なめらかな口当たりで飲みやすくするため、乳化剤はアーモンドミルクの原材料でよく見かける添加物です。
過剰摂取することで、腸内環境に悪影響を与える可能性があると言われていて、最近では避ける人も増えています。
本研究において、乳化剤摂取による腸内細菌叢の撹乱(dysbiosis)が小腸炎を起こしやすい環境を作っていること、また腸管粘膜バリア損傷の程度は乳化剤の種類によって異なることを明らかにした。
※引用:防衛大学校研究報告

僕の中では乳化剤に限らず、添加物は腸内環境を悪くするイメージが強い。せっかく腸活してるのに添加物を摂ることでそれが台無しになるから僕は添加物を避けたいんだ
甘味料や香料で“なんとなく甘い”は要注意!
アーモンドミルクのなかには、人工甘味料や香料がはいっているものもあります。
甘さがあると飲みやすくなる反面、血糖値への影響やアレルギーの心配もあるので、できるだけ自然な甘さのものほうががおススメですね。

ほんのりした甘さって体によさそうだけどなぁ
ヒトにおいても同様に人工甘味料によって代謝異常、耐糖能異常が誘発されることが示され、人工甘味料の大量摂取が有害である可能性を明らかにした
※引用:名古屋学芸大学

耐糖能異常ってなに?

耐糖能異常というのは、体が食べたものに含まれる「糖」をうまくエネルギーに変えられなくなることなんだよ
アーモンドミルクは身体にいい?栄養素を徹底解説
では、アーモンドミルクって、どんなところが体にやさしいのでしょう?
じつは、こんなメリットがあるんです!
美容や健康にうれしい成分がたっぷり
どんなメリットがあるのか、ちょっと気になりますよね?
では、さっそく見てみましょう!
- ビタミンE:抗酸化作用が、美容やエイジングケアに◎!
- オレイン酸:悪玉コレステロールを減らし、血流をサポート
- マグネシウム・食物繊維:便通改善にも一役かってくれます
抗酸化作用でお肌の老化を予防して、血流がよくなることでお肌の代謝があがって、さらに便秘予防ができるとなると、いいことばかり!
だから美容に気を付けているひとに、人気の飲み物なんですね!
でも注意することってないのか、も気になりますね。
その点もまとめてみました。
栄養は“過信しすぎない”ことも大切
ただし、アーモンドミルクにはタンパク質やカルシウムは、あまり含まれていないものがほとんどです。
なので、牛乳の代わりとして完全に置き換えるというより、補助的に取り入れるのが理想ですね。
また、小さいお子さんや妊婦さんの場合、アレルギーや栄養素などの影響の心配があるので、かかりつけ医と相談しながら選ばれると安心ですね。

ちょっとでも心配なことがあったらお医者さんに相談してね!
安全なアーモンドミルクの選び方
市販のアーモンドミルクには、パッとっ見ただけでは分からない「落とし穴」があることも…
ここでは、パッケージのどこを見ればいいのか、チェックポイントをまとめました。
成分表示はシンプルなものが理想
無添加のアーモンドミルクを選ばれるなら、原材料が3つ以下のものがおススメです。
とくに「アーモンド、水、天然塩」だけで作られているもののほうが、シンプルなので安心です。

おいしくて安心なものがイイんだね!
避けたい添加物はコチラ
さきほどもご紹介しましたが、再度確認してみましょう。
アーモンドミルクに、よく含まれる添加物はコチラ。
- カラギーナン
- 乳化剤(レシチン、ポリリン酸塩など)
- 増粘剤(ジェランガム、キサンタンガムなど)
- 人工甘味料・香料・着色料
オーガニック認証があるとさらに安心!
有機JASやUSDAなどのオーガニック認証があると、農薬や化学肥料の心配が減らせます。
「素材からこだわりたい」という方には、とくにおススメです。

カラダのことを思ったら材料にこだわってみてね!
おすすめの無添加アーモンドミルク5選
【137 Degrees】ハルナプロデュース HARUNA 137degrees アーモンドミルク(甘味不使用)

商品の特徴
- 美味しさのヒミツの温度「137℃」
- 香ばしくまろやかなアーモンドミルク
- 原産国:タイ
- 内容量 1L、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【ミトク】ミトク ブリッジ 有機アーモンドドリンク
商品の特徴
- 有機アーモンドを使用、風味豊かなに仕上げた
- 砂糖、添加物不使用タイプ
- 有機JAS認証品
- 内容量 1000ml×2、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【イソラビオ(isola BIO)】オーガニック アーモンドミルク
商品の特徴
- イタリアNo.1のオーガニック植物性ミルクブランド「イソラビオ(Isola BIO)」
- すべてオーガニック認証の素材を使用
- 内容量 1L、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【筑波乳業】無添加濃いアーモンドミルク
商品の特徴
- 国産初の食品添加物は不使用
- 素材を引き立たせてアーモンド本来の味わいを増す
- 一般的なアーモンドミルクは含有率が約3%前後に対して、濃いアーモンドミルクは約8~10%の含有率
- 低糖質の製品なので、糖質制限されている人にもおススメ
- 内容量 125ml×、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【アルマテラ】ビタシ オーガニックアーモンドミルク
商品の特徴
- 人工甘味料、添加物、香料は不使用
- アーモンド本来のおいしさへのこだわり
- 開封されたら4日間で消費が必要
- 内容量 1000ml×5、価格は↓のAmazonからご確認下さい

気になるものがあったら試してみてね!
無添加アーモンドミルクを賢く選ぶためのまとめ
アーモンドミルクを選ぶときのポイントを、もう一度まとめてみましょう。
- 無添加のアーモンドミルクは、「素材がシンプル」で「添加物がはいっていない」、この2点に気を付けましょう。
- ビタミンEや食物繊維など、美容・健康にウレシイ成分もありますが、「これだけで栄養はバッチリ!」とはいえないので、バランスよく取り入れることが大切です。
「でも、どれを選べばいいのか分からない…」という人は、今回紹介した商品から、ぜひ試してみてくださいね。