コールドプレスジュースは体に悪い?糖質・カロリーを徹底解説!

※記事内に広告を含む場合があります
※記事内に広告を含む場合があります

忙しい朝やリフレッシュしたいときに、コールドプレスジュースを飲む方が増えていますね。

美容や健康によさそうなイメージがあるのに、

「コールドプレスジュースって体に悪いって聞いたけど、本当なの?」

と、気になっている方もいるのでは?

こちらの記事では、コールドプレスジュースが体に悪いと言われる理由や、栄養価、日常生活への取入れ方まで、詳しく解説していきます!

最後まで読むことで、毎日の健康習慣に役立つヒントをみつけましょう!

スポンサーリンク

コールドプレス製法は般的なジュースとどう違う? ※脱字

※熱を加えないことのメリット・デメリット、栄養素の安定性など、製法に着目した解説を加えます。  

そもそもコールドプレスジュースと、一般的なジュースと何が違うのでしょうか?

どんな違いがあるのか調べてみました。

コールドプレスジュース製法とは?

一般的なジューサーは、高速回転の刃で材料を粉砕するので、その際に摩擦熱が発生します。

その過程で発生する摩擦熱で、野菜や果物に含まれるビタミン類や酵素が壊れてしまいます。

ですが、コールドプレスジュースは低速で、ゆっくりと圧力をかけて絞り出していく「低温圧搾製法」。

なので、熱を発生させないことで、素材の栄養素が壊れにくくなると言われています。

コールドプレスジュースの方が最高じゃん!デメリットもあるの?

熱を加えないことのメリット・デメリット

野菜や果物を30度以上に熱がかからない「低温圧搾製法」で絞ると、どんなメリット・デメリットがあるのでしょう。

【メリット】

  • ビタミンCや酵素、抗酸化物質など、熱に弱い栄養素が壊れにくい
  • 素材そのものの味や香りを楽しむことができる

【デメリット】

  • 熱処理しないことで殺菌処理ができないので、保存期間が短くなってしまう
  • 素材の繊維質を取り除くので、不溶性食物繊維のほとんど取り除かれてしまう

このような点が、コールドプレスジュースの特徴です。

コールドプレスジュースって本当に栄養あるの?

※コールドプレスジュースに含まれる栄養素(ビタミン、ミネラル、酵素、抗酸化物質など)と、それらが体に与える影響について、科学的根拠に基づいて解説します。糖質の摂りすぎのリスクなど、デメリットもしっかりと提示します

「コールドプレスジュースの栄養は、結局どうなんだろう?」

って、そこが一番気になりますよね。

栄養素や注意点などを、詳しくまとめてみました。

どんな栄養素が含まれているの?   

コールドプレスジュースには、以下のような栄養素がふくまれています。

ビタミン類

  • ビタミンC
    働き】抗酸化作用があり、活性酸素を除去することで細胞を保護。コラーゲン生成にも必要。
  • ビタミンA(βカロテン含む)
    働き】皮膚や粘膜を健康に保ち、視力維持に関与
  • 葉酸
    働き】赤血球の形成、DNA合成に関与。妊娠期には胎児の神経管閉鎖障害リスク低減に重要。

ミネラル類

  • カリウム
    働き】体内の水分バランス調整、神経や筋肉の機能維持。
  • マグネシウム
    働き】骨や歯の形成、300種類以上の酵素反応に関与。神経伝達や筋収縮の調整にも不可欠。
  • 鉄分
    働き】赤血球中のヘモグロビン生成に必要で、酸素を全身に運搬する役割。欠乏すると貧血や疲労感の原因に。

抗酸化物質

  • ポリフェノール
    働き】活性酸素の働きを抑え、細胞老化防止に役立つとされる。
  • フラボノイドフラボノイド
    働き】LDLコレステロール酸化抑制や心血管疾患リスク低下などが期待されています。

といった働きがあることが知られています。

糖質の摂りすぎは大丈夫?

コールドプレスジュースのなかには、果物中心のものもあり、1本あたり15g以上の糖質が含まれていることも。

甘味があって飲みやすくなるので、血糖値が急激に上がってしまいます。不溶性食物繊維も除去されているのでなおさら血糖値上昇を抑える効果はないですね。

なので、食事代わりにするのではなく、栄養の補助として取り入れたほうが安心です。

コールドプレスジュースが体に悪いと言われる理由

ヘルシーで体にやさしいコールドプレスジュース。

では体に悪いといわれてしまうのはどんな点なのでしょう。

食物繊維が少ない

※食物繊維が少ないことが消化器系に与える影響(良い点と悪い点)について、消化のメカニズムと関連付けて深掘りします。腸内環境に与える影響も。    

コールドプレスジュースをつくる過程で、不溶性食物繊維が、ほとんど取り除かれてしまいます。

それがどう体によいのか、以下にまとめてみました。

【メリット】

  • 不溶性食物繊維を取り除くことで胃腸で消化する負担が少なくなり、体調不良の時でもサラッとしているので飲みやすくなります
  • 食物繊維の消化する時間がかからないので、消化吸収が早くなり、運動後などのエネルギー補給に向いている

【デメリット】

  • 腸内環境を整えてくれる、不溶性食物繊維が不足しがちになる
  • 消化がよいことが、かえって満腹感が続かず、食べ過ぎになることもある

食物繊維を添加する目的は、「便秘改善や腸内環境の改善」のほか、「糖質の吸収を抑えて血糖値の上昇を緩やかにする」、「食品のカロリーを抑える」などであり、これらの効果を期待して使用されている。そこで今回は、注目を集めるようになった食物繊維について紹介する。
※引用:食品分析開発センター

腸内環境への影響は?

食物繊維が少なくなってしまうと、腸内の善玉菌が減りやすくなることで便秘になってしまうことがあります。

腸活を意識している人は、別で食物繊維をしっかりと摂ることがとても重要になります。

ジュースにすれば、果物や野菜を一度にたくさん取ることができますが、特に「コールドプレスジュース」の場合は、食物繊維のほとんどが除去され、健康上のメリットが少なくなっています。食物繊維の摂取量が少ないことで腸内の細菌分布が変化してしまい、それが代謝、免疫、精神などに影響する可能性があるのは、当然のことではないでしょうか。
※引用:ALL About暮らし

よく食べ物は丸ごと食べましょうと言われます。ホールフードというやつですね。まるごと食べることで栄養素と食物繊維を一緒に摂取できます。それが腸内細菌の分布をバランスよく保つのでしょう。

コールドプレスジュースを日常にどう取り込むか?

では、コールドプレスジュースを上手に生活に取り込むにはどのように工夫していけば良いでしょうか?

「万能薬」ではない理由は?

ヘルシーなコールドプレスジュースですが、食物繊維やタンパク質、脂質なども栄養素がほとんど含まれず、これだけでは筋肉の維持ホルモンの生成などに必要な栄養素が補えません。

なので、万能薬ではなく、あくまでも栄養補助食品として活用したほうがよいといえます。

  • 食事の補助として
    朝食の置き換えたり、食事で野菜不足を感じる時の栄養補給として取り入れる

  • バランスのとれた食事と併用する
    コールドプレスジュースに頼り過ぎずに、普段の食事で肉や魚などのたんぱく質、穀物などの糖質、野菜や果物などのビタミン類などをバランスよく摂るようにしましょう。
    とくに不足しがちな食物繊維は、根菜類、海藻などから積極的に摂取しましょう!

  • 目的にあわせて選択する
    腸活などでデトックスを目的とするならば、野菜中心のものを。
    美容目的であれば、果物中心のものにして、その時の目的にあったものを選んでみましょう。

コールドプレスジュースだけに頼ってしまうと、栄養が偏ってしまい体調をくずしてしまうこともあるかもしれません。

毎日の食事でタンパク質や脂質、食物繊維もバランスよく摂ることが、健康維持にはかかせないので注意しましょう。

バランスのよく栄養をとることが大事だね!

コールドプレスジュースに関する最新の研究結果や論文

コールドプレスジュースの最新の情報はどうなっているのか、調べてみました。

ノースウェスタン大学の研究(2025年)では、3日間のジュースを摂取した実験では腸内環境に変化がみられてようです。ただ、長期的に置き換えの調査結果が無いため、体への影響については、ハッキリとしたことは分からないとされています。

米ノースウェスタン大学フェインバーグ医学部のMelinda Ring氏らの研究によると、野菜や果物のジュースのみの食事を3日間続けることで、炎症や記憶力および思考力の問題との関連が指摘されている腸内や口腔のマイクロバイオームに変化が起こることが明らかになったという。「Nutrients」に1月27日掲載
※引用:CareNet

コールドプレスジュースメーカーの最新の取り組みを紹介

コールドプレスジュースの品質は、使用する材料や製造工程によって大きく変わります。

安心して毎日飲んでもらう為、業界では安全で高品質なジュースを提供するために、さまざまな取り組みが行われています。

どんな素材を使っているの?

例えば、日本初のコールドプレスジュース専門店【サンシャインジュース】では、規格外野菜や地元農家の無農薬野菜を積極的に活用されています。

環境負荷を減らしながら、完全無添加で新鮮なジュースを提供しています。

また、【ピカイチ野菜くん】では、野菜ソムリエプロが監修し、原料選定から搾汁後の急速冷凍まで一貫して管理。

ジュースに使用する野菜や果物は、すべて国産にこだわり、品質のばらつきを防いでいます。

安全性を守るための品質管理

製造過程では、HACCP(ハサップ*)の厳しい衛生管理基準を導入し、雑菌繁殖を防ぎながら製造しています。

さらに、【WOW-Food】では搾汁後に特殊な低温殺菌技術(HPP:高圧処理殺菌)を導入。

熱を加えずに微生物を不活化することで、食品の栄養素や風味を損なわないまま、安全性を高めて製造しています。

また、冷蔵管理や製造日表示を徹底し、フレッシュで高品質なジュースを届ける取り組みが進められています。

*HACCPとは?
HACCPは、食品を製造する際に、食中毒菌による汚染や異物の混入などの**「危害要因(Hazard)」を事前に分析し、それらの危害要因を効果的に管理するための「重要管理点(Critical Control Point)」**を定めて、継続的に監視・記録する衛生管理システムです
※引用:厚生労働省

コールドプレスジュースの注意点

ほかには、どんな点を注意したらいいのでしょう?

注意するポイントをまとめてみました。

  • 摂取量と摂取頻度
     健康にいいからといって、一度に大量に飲んだり、毎日過剰に摂取したりすると、糖質の摂りすぎや特定の栄養素の偏りにつながる可能性があります。
    ご自身の活動量や体質に合わせて適量を心がけ、まずは1日1杯程度、200ml程度からはじめてみましょう。

  • 体質による注意点
    ①妊娠中の方: 妊娠中は特に摂取する食品に注意が必要です。担当のお医者さまにご相談の上、摂取を検討してください。

    ②持病がある方: 糖尿病など、特定の疾患をお持ちの方は、ジュースに含まれる糖分やカリウムなどが影響を及ぼす可能性があります。
    必ずかかりつけの医師に相談してから摂取しましょう。

    ③アレルギー体質の方: 使用されている野菜や果物の中にアレルゲンが含まれていないか、必ず原材料表示を確認してください。

  • 素材の鮮度
     コールドプレスジュースは熱処理されていないため、鮮度が非常に重要です。
    賞味期限をしっかりと確認し、保存方法(冷蔵など)をしっかり守りましょう。

体調に合わせて無理しないでね

コールドプレスジュースの選び方

たくさんの種類があるコールドプレスジュースの中から、自分に合ったものを選ぶためのポイントをご紹介します。

  1. 原材料をチェック
    ・無添加であること: 余計な添加物が含まれていないか確認しましょう。

    ・野菜と果物の種類・割合: どんな野菜や果物が使われていて、その割合を確認しましょう。糖質を抑えたいなら、野菜中心のものがおススメです。

    ・産地や栽培方法: 可能であれば、国産の新鮮な野菜・果物を使用しているか、有機栽培などの安心できる方法で育てられたものかどうかもチェックポイントです。

  2. 糖質量を確認: 果物の割合が多いジュースは糖質が高くなりがちです。栄養成分表示を見て、糖質量を確認し、ご自身の食生活と活動量に合ったものを選びましょう。

  3. 鮮度と保存方法: 製造日や賞味期限、保存方法など、鮮度を保つための情報もしっかり確認して、新しいものを選ぶようにしましょう。

  4. 信頼できるメーカーを選ぶ: 前述したように、衛生管理や品質管理を徹底しているメーカーの製品を選ぶことが重要。ウェブサイトなどで、メーカーのこだわりを確認してみるのもいいでしょう。

ではおススメのコールドプレスジュースを、いくつかピックアップしてみました。

冷凍保存されたものと、ペットボトル保存のもとと、それぞれメリットとデメリットとあるので、お好みに合うものを、ぜひお試ししてみてくださいね!

おすすめの無添加コールドプレスジュース

コールドプレスジュースには、冷凍して販売されているものと、ペットボトルでの販売があります。

長期保存できるのは冷凍ですが、フレッシュな状態で飲みたいかたには、ペットボトルがおススメです。

【みさわのやさい】お試し コールドプレスジュース 1weekセット

無添加コールドプレスジュース

原材料
BEAUTY UP!:パイナップル、パプリカ、セロリ、レモン、パセリ、グレープフルーツ ・RE FRESH:白菜、パイナップル、ミント、ライム、グレープフルーツ ・Blood:ビーツ、トマト、にんじん、りんご、オレンジ、生姜 ・ROOTs:にんじん、りんご、レモン、生姜 ・GREEN CHARGE:キャベツ、小松菜、パセリ、りんご、キウイ、レモン ・PEONY:レッドキャベツ、りんご、パイナップル、レモン、ブルーベリー ・LYCO PINK:トマト、りんご、レッドグレープフルーツ

商品の特徴

  • 全国各地からこだわりの素材を安定供給するシステム
  • 独自の基準で美味しいくてキレイな素材を選定
  • 大正14年、創業100年の企業
  • 【保存方法】冷凍保存
  • 内容量 200ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【ピカイチ野菜くん】石原医師監修 ハーフデイ ジュースクレンズ ファスティング セット 

無添加コールドプレスジュース

原材料
にんじん、 にんじんの葉っぱ、 レモン、 りんご、 ビーツ、黒人参、京くれない人参

商品の特徴

  • 栄養をしっかり摂りながら、胃腸の負担を軽減できるハーフデイファスティングジュース
  • 搾取後、すぐに野菜ジュースを冷凍して新鮮さをキープ
  • 【原産国】日本
  • 【保存方法】冷凍保存
  • 【賞味期限】1年
  • 内容量 100ml×10パック、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【Vegeets】ファスティング クレンズジュース 野菜ジュース 酵素ドリンク

無添加コールドプレスジュース

原材料
【ビューティーパープル】リンゴ、トマト、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー 【ビタミンオレンジ】ニンジン、オレンジ、キウイ、レモン . 【ホットイエロー】リンゴ、オレンジ、ショウガ 【エナジーグリーン】オレンジ、パイナップル、コマツナ、ケール . 【デトブラック】リンゴ、セロリ、パイナップル、レモン、竹炭

商品の特徴

  • ファスティング中に飲むためのファスティング専用ドリンク
  • 【原産国】日本
  • 【保存方法】冷凍保存
  • 【賞味期限】半年
  • 内容量 200g、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【Wow-Food】コールドプレスジュース Wow Orchard オレンジ

無添加コールドプレスジュース

原材料
オレンジ

商品の特徴

  • 厳選した素材を手摘みで収穫
  • コールドプレス製法で搾汁、添加物不使用
  • 一度も冷凍していないからフレッシュ
  • 内容量 1000ml×12本、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【Wow-Food 】Wow Orchard コールドプレスストレート 5種セット

無添加コールドプレスジュース

原材料
 ピンクグレープフルーツ, ブラッドオレンジ、リンゴ、オレンジ、マンダリンオレンジ

商品の特徴

  • 鮮度と素材ににこだわった製法
  • あじわいで選べるアソートパック
  • 【原産国】オーストラリア
  • 【保存方法】冷蔵保存
  • 【賞味期限】30日
  • 内容量 215ml×各2本、価格は↓のAmazonからご確認下さい

どのジュースもおいしそ~!

気になるものがあったら試してみてね!

まとめ

コールドプレスジュースは、栄養や素材の風味を壊れにくいといった魅力がある一方で、保存期間の短さや食物繊維不足など注意点もあります。

コールドプレスジュースの特徴をしっかりと理解して、自分のライフスタイルに合わせて、賢く取り入れることが大切ですね。

ぜひ参考にしていただき、健康的な毎日をお過ごしください。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました