パルシステムには「指定便」という種類の配達があります。
パルシステムの他の宅配サービスとは何が違うのでしょうか?
この記事では、パルシステムの指定便がどんなサービスなのか、どんな人に合っているのか、詳しく解説していきます。
パルシステムの配達の種類
毎週一回配達してくれる…というイメージが強い生協。
パルシステムには、それ以外の配達があるって知っていますか?
一部地域ではありますが、加入者に嬉しい「指定便」や「タベソダ」というものがあるんです。
「指定便」「定期便」「タベソダ」の違い
3種類の違いを表にしてみました。
指定便 | 定期便 | タベソダ | |
エリア | 一部を除く東京都
神奈川県一部地域 |
東京都全域 | 東京都全域 |
注文頻度 | 週に何回でも | 毎週一回 | 注文週のみ |
注文締め切り | 6日前の13時まで | 注文用紙は配達時
電話は配達翌日の12時まで Web,アプリは配達翌日の13時まで |
配達翌日の13時まで |
手数料 | 配達時のみ | 毎週あり | 配達週のみ |
注文方法 | Web | 注文用紙、アプリ、Web、電話 | アプリ |
取り扱い品目 | 約1,900品目 | 約2,000品目+生活雑貨 | 約2,000品目+生活雑貨 |
カタログ利用 | しない | する | しない |
商品価格 | 0~4%上乗せ | パルシステム価格 | パルシステム価格 |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード | 口座振替、クレジットカード | 口座振替、クレジットカード |
出資金 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
共同購入 | できない | できる | できない |
パルシステム「指定便」が生まれた背景
「自分の好きな時間に届けてほしい」
「置き配はちょっと心配」
「在宅時間に届けてほしい」
といった声に応えてできた便利なサービスです。
ライフスタイルが様々な現代の人たちのニーズに寄り添った形ですね。
パルシステム「指定便」のメリット・デメリット
メリット・デメリットについてみていきましょう。
メリット
- 配送曜日・時間を選ぶことができる。
- 注文時のみ配送料がかかる。
- カタログがないため、エコ。
- 8,000円以上で手数料無料。
- 週に何度も注文できる。(一日1回)
デメリット
- 東京・神奈川の一部地域のみ。
- 配達時間は平日の9~20時のみ。
- 手数料が定期便より高い。
- 取扱商品が少ない。
- 商品価格が割高。
- 定期便より手数料が高い。
自分で日時を選べるのは嬉しいよね。
そうだね。在宅時間が限られる人にとってはとても便利だね。
パルシステム「指定便」と「定期便」の手数料比較
手数料を比較してみましょう。
定期便には手数料の減免制度があります。(キッズ特典・シルバー特典等)
一回の利用金額 | 指定便 | 定期便 |
12,000円以上 | 0円 | 0円 |
8,000円以上 | 0円 | 165円 |
5,000円以上 | 330円 | 165円 |
2,000円以上 | 330円 | 198円 |
2,000円未満 | 330円 | 248円 |
指定便の方が手数料が高いんだね。
配送日時が選べる分高くなっているね。
ただ、8,000円以上のまとめ買いをするならお得になるよ。
パルシステム「指定便」の注文方法
入会からの流れ
- 「指定便」に入会する(Webからの申し込み)
- 出資金の支払いをする
- パルシステムから確認メールが届く
- 確認メールのログイン情報やパスワードでログインする
- いよいよお買い物ができます
出資金ってみんな払うの?
生協に入会するときは運営資金として出資金を払うよ。
クレジットカード払いかコンビニ払いを選べるよ。
パルシステム「指定便」でよくある質問
わからないことがまだあるんだけど…
大丈夫。1つずつ答えていくよ。
「指定便」か「定期便」にするかは入会直後に決定するの?
「指定便」と「定期便」はそれぞれに入会の必要があります。
入会する際は、どちらに入会するか決めてからになります。
定期便と同じようにクレジットカード払いできる?
クレジットカード払い、または口座振替になります。
定期便↔︎指定便の切り替えは自由にできる?
切り替えはできません。
変更したい場合は脱退して、もう一方に入会という形になります。
また併用はできますので、その場合はどちらも申し込みが必要です。
指定便が使える地域と使えない地域はあるの?
「指定便」は現在、西多摩郡檜原村・西多摩郡奥多摩町・青梅市御岳山・島しょ部地域を除く東京都内。
神奈川県は川崎市中原区・横浜市西区・横浜市保土ヶ谷区のみとなっています。
これから使える所が増えるといいね。
使用したい!という声が増えたら今後拡がるかもしれないね。
パルシステム「指定便」が向いている世帯例
「指定便」がおすすめな人は?
- 在宅の日時が限られている。
- 共働きの家庭。
- 産前産後やケガなどで外出が難しい人。
- 定期便の指定曜日ではない曜日に欲しい。
あらかじめほしい日が決まっていたら、
指定便の注文がしやすいね。
パルシステム「指定便」が向いてない世帯例
「指定便」をおすすめしない人は?
- 毎週一回注文する予定がある。
- 定期便の指定曜日に在宅していることが多い。
- 1回の購入金額が少ない。
- 注文してから6日後の予定が未定。
定期便の方があっている人もいるってこと?
定期便でも置き配してくれるから、長時間不在にしないのなら定期便でもいいね。
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まとめ
「指定便」は「定期便」とは違い、自分で配達日時を指定できるのが最大のメリットです。
その分手数料や価格が若干高くはなりますが、忙しくてなかなか買い出しに行けない人や不在がちな人には、嬉しいサービスになります。
毎週手数料がかかるわけではないので、「定期便」や他のネットスーパーとの併用も便利そうですね。
まだ地域限定なので、これから使える地域が増えていくことに期待したいです。