日本を代表するうどんチェーン店といえば「丸亀製麺」が思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
シンプルなうどんに揚げたて天ぷらを組み合わせたり、期間限定メニューなど気分に合わせて色々楽しめるのも人気の理由です。
安くて早くておいしいがそろった「丸亀製麺」は老若男女問わず人気がありますね。
コロナ以降テイクアウトも開始し、店内で食べるのと変わらないおいしさを味わえると好評です。
丸亀製麺は添加物を使ってる?
そんなお店のメニューに添加物は使われているのでしょうか?
丸亀製麵で使っている添加物①かけうどん 並340円(税込)
【含まれている添加物】- アルコール
- 調味料(アミノ酸等)
- カラメル色素
- 加工でんぷん
シンプルなうどんにもこんなに添加物が入っているんだね。
一体どんな目的で入っているんだろう??
つゆの着色にカラメル色素が使われているそうです。添加物を使用してまで色をつける必要はないような気がしますがどうなんでしょう?
シンプルなうどんだからこそ、無添加だとうれしいのになぁ…
丸亀製麵で使っている添加物②海老の天ぷら 160円(税込)
【含まれている添加物】- pH調整剤
- ベーキングパウダー
- 着色料(カロテン)
- 乳化剤
pH調整剤??聞いたことないけど、どんな添加物なんだろう??
丸亀製麵で使っている添加物③カレーうどん 並540円(税込)
【含まれている添加物】- 増粘剤(加工でんぷん)
- カラメル色素
- パプリカ色素
- 調味料(アミノ酸等)
- 酸味料
- 香料
- 加工でんぷん
カレーうどんにはこんなにも添加物が含まれているんだね。
食欲をそそられる色や香りは添加物によるものなんだね…
丸亀製麺 のうどんの 原材料は無添加
丸亀製麺にかかせない「うどん」の原材料には添加物が含まれているのでしょうか?
丸亀製麺のうどんの原材料は小麦粉、塩、水しか使っていない
うどん自体の原材料は、小麦粉(国産小麦100%)、塩、水のみです。
丸亀製麺の小麦粉の産地は国産100%
うどんに使用する小麦粉は、北海道産「きたほなみ」のみを使用しています。
きたほなみとは
- 北海道産小麦の主力品種
- 麺類にむいている中力粉
- 収穫量が多い
- 耐病性に優れている
- 収穫時期:7月下旬から8月上旬
- 色、性質、食感も優れている
- 製麺適正に優れている
丸亀製麺の安全性
丸亀製麺で使用される食材は安全なのでしょうか?
「トランス脂肪酸」、「遺伝子組み換え食品」が使われているかについて調べてみました。
丸亀製麺のトランス脂肪酸
トランス脂肪酸とは
- 脂質を構成する脂肪酸の一種
- もともと食品中に含まれている天然のものと油脂を加工・精製する工程でできる人工のものがある
①天然にできるもの
牛や羊などの反芻動物の胃の中で、存在する微生物の働きによって作られる
【含まれる食材】
牛肉、羊肉、牛乳などの乳製品など
②人工にできるもの
【含まれる食材】
マーガリン、ショートニング、これらを使用した菓子・パン・揚げ物など
トランス脂肪酸を摂りすぎるとどうなるの?
- 肥満
- 心筋梗塞などの冠動脈疾患
- アレルギー性疾患
上記、疾患の起こる可能性が高いことがわかっています。
参考:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_wakaru/
丸亀製麺で「トランス脂肪酸」が含まれている可能性のあるものは、天ぷらや牛肉を使ったメニューってことだね。
では、丸亀製麺ではトランス脂肪酸を使用しているのでしょうか?
【回答】
- 天ぷら油自体にトランス脂肪酸は添加されていない
- 天ぷら油を製造する工程で、微量のトランス脂肪酸が生じている可能性はある(含有量の管理はされていない)
人工的に使用はしていないということですが、天然由来のものは含まれている可能性があることがわかりました。トランス脂肪酸を気にする方は、天ぷらは控えた方がよいですね。
丸亀製麺は遺伝子組み換え食品を使用しているか
遺伝子組み換え食品とは
- 生物の細胞から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、別の生物の遺伝子に組み込み、新しい性質をもたせること
- 「遺伝子組み換え技術」を利用して品種改良された作物のこと日本で認められている遺伝子組み換え食品
●日本で認められている遺伝子組み換え食品
- 大豆
- ナタネ
- とうもろこし
- じゃがいも
- 綿
- テンサイ
- パパイヤ
- アルファルファ
- カラシナ
●表示義務について
遺伝子組み換え作物を使った食品を買う時、表示を見て「遺伝子組み換え」という言葉を見かけることがありますよね。この表示義務について、少し詳しく解説します。
遺伝子組み換え作物の表示義務は、すべての食品に必ずあるわけではありません。
- 納豆、豆腐、味噌など、私たちの食生活でよく食べる33種類の食品が主な対象です。
- 食品に含まれる遺伝子組み換え作物の割合が、全体の重さの5%以上の場合に表示義務があります。つまり、5%未満であれば表示されなくても良いことになります。
- 牛や豚などの家畜に遺伝子組み換え作物を与えて育てた場合、その肉を私たちが食べても、表示義務はありません。
なぜ、すべての食品に表示義務がないの?
すべての食品について、遺伝子組み換え成分が含まれているかどうかを正確に調べるのは、とても難しい技術的な課題があります。
また、すべての食品に表示義務を課すと、企業にとっては大きな負担となり、食品の価格が上昇する可能性があります
知らず知らずのうちに遺伝子組み換え食品を口にしてる可能性はあるんだなぁ…
メリット
- 病気に強くなる
- 農薬(除草剤)に強くなる
- 収穫量が増える
デメリット
- 自然の生態系を壊す可能性がある
- 健康被害につながる可能性がある
では、丸亀製麺では遺伝子組み換え食品を使用しているのでしょうか?
【回答】
- 遺伝子組み換え作物は使用していない
- 一部を除き分別流通されたものではない
※分別流通とは、遺伝子組み換えの混入がないよう適切に管理が行われていること
揚げ油、食肉等に遺伝子組み換え食品が混入している可能性があるため、こちらも気にする方は控えた方がよさそうですね。
丸亀製麺は添加物を使ってる?人気メニューの安全性を調査!のまとめ
- うどんの麺自体は無添加
- つゆや天ぷらには添加物が含まれている
- トランス脂肪酸については、天然由来のものが含まれている可能性がある
- 遺伝子組み換え食品については、一部を除き分別流通されたものではないため混入している可能性がある
安全かどうか一言でいうと安全とはいえないということがわかりました。