トマトの美味しさと栄養がぎゅっと詰まったトマト缶は、安価で長期保存が可能な便利なアイテム。
生のトマトよりもアップする栄養素もあるので、健康や美容のために積極的に摂取したいですよね。 でもちょっと待ってください。
実は一般的なトマト缶の中には、懸念される成分が含まれている可能性があるんです。 この記事ではトマト缶の気がかりな点について解説し、おすすめの安全なトマト缶と瓶詰めのトマトを紹介します。
トマト缶の安全性が懸念される理由
そもそも「酸性のトマト×金属の缶」は相性が悪い?
「金属の缶に、強い酸性のトマト汁が数ヶ月も閉じ込められている…」そう想像すると、数値的な安全基準以前に、なんとなく本能的な不快感を覚える方もいるのではないでしょうか。科学的なBPAの議論はもちろん大切ですが、毎日食べるものだからこそ、自分の直感が感じる「不自然さ」を避ける視点も、無添加生活においては一つの基準になります。
BPA(ビスフェノールA)が中身に溶け出す可能性
トマト缶の安全性が心配される理由は、缶詰のコーティングに使用されるBPAです。
BPAは、一部の研究で以下の器官や機能に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
トマト缶は、コーティング成分のBPAが中身に移行してしまう可能性が懸念されています。BPAは、主にポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれる化学物質です。



BPAは、熱、酸、油分に弱い性質があります。 缶詰を製造する際の高温加熱殺菌と、トマトの強い酸によって、BPAが移行しやすい状態になってしまう可能性があるのです。

BPAの目安量についての考え方
BPAの耐容一日摂取量は、体重1kg当たり0.05mgとされています。


公的機関でも、動物の胎児や子供が極めて低用量のBPAの曝露を受けた場合、神経や行動、乳腺などへの影響が認められたという報告があり、各国で対応が進められています。


世界のBPA容器の規制状況

BPAの規制は、国によって大きく違います。
| 国 | 規制 |
| 日本 | ポリカーボネート製品からの溶出試験規格を2.5μg/ml(2.5ppm)以下と制限 |
| アメリカ | 警告表示の義務(カリフォルニア州) |
| カナダ | ポリカーボネート製のほ乳びんの輸入・販売等を禁止する方針 |
| EU | 哺乳瓶乳幼児用のカップなどへの使用禁止 |
| フランス | 食品と直接接触する梱包や調理器具は、製造・輸出入・販売禁止 |


具体的な規制は違いますが、どの国も「できるだけBPAを減らそう」という方針は共通していますね。
缶や瓶だけじゃない!安くて安全な第3の選択肢「紙パック」と「パウダー」
安全を求めると「BPAフリー缶」や「瓶詰め」に行き着きますが、実は「価格が高い」「重い」「ゴミ捨てが面倒」という大きな壁があります。そこで今、賢い無添加生活の中で注目されているのが、紙パックやパウダーという選択肢です。
① 軽くてゴミ捨ても簡単、BPAの心配なし「紙パック」
テトラパック等の紙容器は、内側に金属を使用していないためBPA溶出の心配がありません。スーパーでも手に入りやすく、瓶のように重くないので買い物の持ち運びも楽。使い終わったら小さく畳んで捨てられるため、缶特有の「洗って、乾かして、資源ゴミの日を待つ」という家事の手間も大幅に減らせます。
② コスパ最強!時短と節約を叶える「トマトパウダー」
実は最強の「BPAフリー対策」はトマトパウダーかもしれません。生トマトを乾燥させて粉末にしたもので、トマト缶料理に必須の「水分と酸味を飛ばす煮込み工程」が不要になります。
料理の時間が大幅に短縮でき、ガス・電気代の節約にも繋がります。ストック場所も取らず、使いたい分だけスプーンで取り出せるので、余らせてカビさせてしまう心配もありません。
安全なトマト缶と瓶詰めのトマト 6選
安全だけど高い?BPAフリー製品の「コストと安心料」
一般的なトマト缶が100円前後なのに対し、BPAフリー缶は200〜250円、ガラス瓶に至ってはそれ以上の価格になることも珍しくありません。「毎日の料理に2倍以上のコストはきつい…」と感じる時は、「絶対に安全を優先したい煮込み料理にはパウダーや瓶を」「たまに使うだけならBPAフリー缶を」といったように、予算に合わせた「安心料」として賢く使い分けてみましょう。
BPAの溶出が懸念されるトマト缶は、避けた方がいいのでしょうか? いいえ、安全なトマト製品を選ぶポイントを知っておけば、諦める必要はありません。
- BPAフリーのトマト缶を選ぶ
- ガラス瓶詰めのトマトを選ぶ
- 紙パックやトマトパウダーを賢く利用する

【創健社】有機ホールトマト缶

商品の特徴
- イタリア南部の限定農場で栽培された有機トマトだけを使用
- クエン酸、BPAフリー缶
- トマト本来の甘みと、程よい酸味
- ホールタイプで、使い道いろいろ
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【ストリアネーゼ】有機トマト缶 ホール

商品の特徴
- イタリアの契約農家で有機栽培されたトマト
- 収穫から24時間以内に加工
- 創業1965年の老舗メーカー
- BPAフリーかは不明
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【マンフーソ】オーガニックトマト缶ホールタイプ

商品の特徴
- 食塩不使用で、塩分を気にする人におすすめ
- 酸味と甘みのバランスがよい、深い味わ
- BPAフリー缶
- 内容量400g、価格は↓からご確認下さい
【ラセルバ】オーガニック ざく切りトマト

商品の特徴
- ヨーロッパ各国で愛されているオーガニックブランド
- 土地からこだわった有機トマトを、新鮮なうちに瓶詰めしている
- ガラス容器だから、BPAフリー
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【光食品】有機トマトピューレー

商品の特徴
- 有機トマトは、海外産と国産を使用
- 天日乾燥の原塩を使用
- 完熟トマトの濃厚な甘さ
- ガラス容器だから、BPAフリー
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【アルチェネロ】有機 カットトマト 入り ソース

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- オーガニックの先駆者、アルチェネロ
- 北イタリアの肥沃な大地で育った有機トマト
- 雑味がなく、果肉がしっかりと感じられる
- ガラス容器だから、BPAフリー
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トマト缶、瓶詰めトマトの保存の注意事項
トマト缶や瓶詰めトマトを一度で使い切る分には保存のことを考えなくてよいのですが、1回で使い切れずに余らせてしまうときの保存方法については充分気をつけておかなければいけません。
まとめ
一般的なトマト缶は、缶詰めの内側にコーティングされているBPAの移行が懸念されており、乳幼児や妊婦さんは念のため配慮したい食品です。
BPAフリーのトマト缶や瓶詰め、または紙パックやパウダーなどを選べば、毎日の食卓も安心です。 ライフスタイルや予算に合わせて、おすすめのトマト製品を試してみて下さいね。





























































