練乳は体に悪い？おすすめの無添加練乳２選

トローリ甘い練乳、おいしいから大好き！
パンにも、いちごにもかけたくなっちゃう

そうだね、美味しいよね！
でもおいしいからってついつい食べ過ぎてしまうと、体に悪いんだよ！

まずは、練乳ってどんなものでしょう？

あらためてお調べしたので、さっそくみてみましょう。

練乳の原材料

あらためて、練乳とはどんな製品なのでしょうか？

練乳の歴史と特徴

練乳は、牛乳を濃縮してつくられる乳製品で、砂糖を加えることで甘く濃厚な味わいになります。

保存性が高いため、昔から世界中で愛されてきました。

練乳の主な原材料と製造方法

市販されている練乳の主な原材料は、｢生乳｣と｢砂糖｣です。

これをじっくり煮詰めていくと、濃縮された甘みとコクが生まれます。

練乳に含まれている栄養素

練乳には、カルシウムやタンパク質といった栄養素が含まれますが、同時にたくさんの砂糖も含まれるので、食べ過ぎにはとくに注意が必要です！

高カロリー・高糖質が高い

練乳はとてもカロリーが高く、糖質もたくさん含まれている食品です。

そのため過剰に食べてしまうと、肥満や糖尿病のリスクが高まる可能性があります。

練乳は高カロリー・高糖質な食品であり、過剰に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。具体的には、肥満や糖尿病のリスクが高まることが指摘されています。例えば、乳酸菌が作る菌体外多糖による腸内環境改善と肥満抑制に関する研究では、高糖質・高脂肪な高カロリー食が肥満や糖尿病などの生活習慣病と関連していることが報告されています。
※引用：京都大学大学院生命科学研究科 木村郁夫教授（東京農工大学大学院農学研究院 特任教授）

GI値が高い

練乳に含まれる砂糖はGI値（血糖値の上がりやすさを示す指標）が高いため、血糖値が急上昇しやすく、体に負担をかけることがあります。

また、食後の血糖値の急上昇は、インスリン抵抗性の悪化や糖尿病のリスク増加と関連しています。様々な食品素材が食後高血糖抑制に及ぼす影響の検討では、糖質を多く含む食品の摂取が食後血糖値の上昇を引き起こすことが示されています。
※引用：同志社大学大学院生命医科学研究科アンチエイジングリサーチセンター／糖化ストレス研究センター

中毒性がある

甘くておいしい練乳は、ついつい食べ過ぎてしまうことも⁉

その結果、砂糖の摂取量が増えてしまい、健康を損なうリスクが高まります。

フリーシュガーの摂取量の違いによる体重の変化は、フリーシュガーを含む食品の取りすぎにより、１日当たりの総エネルギー摂取量が過剰になることによると考えられる。フリーシュガーを含む食品はエネルギー密度の高いものが多く、また飲料形態のものは満足度が低く、必要以上に飲食されてしまうことがその原因ではないかと論文著者は見解を示している。
※引用：精糖工業会「砂糖と健康」研究プロジェクト