コーンフレークは朝食の定番の1つで、手軽に美味しく食べれるのが魅力的です。
また、料理やお菓子作りにも幅広く使えて便利な食品です。
しかしながら、コーンフレークには「ぶどう糖果糖液糖」、「酸化防止剤」、「乳化剤」「酸味料」等たくさんの食品添加物が使用されています。
今回は、無添加の美味しいコーンフレークを選ぶ方法、そしておすすめの商品を紹介したいと思います。
コーンフレークに潜む添加物の正体
ぶどう糖果糖液糖
ぶどう糖果糖液糖は、ぶどう糖に異性化酵素を作用させて作るため、法令上は食品扱いになっていますが、人工的に製造しているため、合成甘味料と考えます。
また、原材料が遺伝子組み換え作物の可能性もあるため、避けたい甘味料です。遺伝子組み換え作物は、アレルギー誘発の危険性が懸念されています。
それから、果糖は、体内に蓄積された過剰な糖分とたんぱく質が結合してできる老化促進物質AGEs(終末糖化産物)をたくさん発生させるとされています。このAGEsが体内に増えると老化が進みやすくなるといわれているため、果糖を多く含む甘味料を摂り過ぎないように気を付けた方がよさそうです。
酸化防止剤
ビタミンEが添加されることが多いです。食品の酸化を抑える点で特に問題無いですが、化学的に合成されたビタミンEの場合は安全性が不確かなため、避けた方がよさそうです。
乳化剤(大豆由来)
大豆由来の天然乳化剤なので、安全性は比較的高いと言われていますが、原料の大豆が遺伝子組み換えの可能性が高いという指摘があり、過剰摂取は避けたい食品添加物です。
酸味料
一括表示可能な食品添加物のため、どのような物質がどれだけ使用されているのか消費者にはわからず、安全性に懸念があります。
無添加コーンフレークを選ぶポイント
原材料がシンプルなもの
原材料がとうもろこし、砂糖、塩だけなど、なるべくシンプルな原材料でできていて、食品添加物の入っていないものを選びましょう。
有機栽培、有機JASマークの確認
原材料のとうもろこしは、有機栽培を選ぶことで、ポストハーベストや遺伝子組み換え作物が使用されている心配もなく、安心安全です。
また、砂糖も有機栽培であるとなお安心です。
遺伝子組み換え作物については、アレルギーを誘発する可能性が考えられており、また長期的な影響もわからないため、避けたいと考えています。
離乳食にはプレーンタイプ
赤ちゃんの離乳食に使用する場合は、フロストコーティングされていないプレーンタイプを選んで下さい。
砂糖や塩が必要最低限しか使用されていないため、味覚が発達途中の赤ちゃんに最適です。
コーンの自然な美味しさが味わえます。
おすすめ無添加コーンフレーク
【イオン】オーガニックコーンフレーク プレーン
商品の特徴
- コーングリッツ(とうもろこし)は、遺伝子組換えのものと分けて管理
- 有機JAS認証を取得
- 薄味のプレーンタイプ
【ムソー】 オーガニックコーンフレーク プレーン
商品の特徴
- アルゼンチン産有機栽培トウモロコシを使用
- 有機JAS認証を取得
- オーガニックシュガーと天塩で薄味に仕上げたプレーンタイプ
【日食】 プレミアムコーンフレーク最上質プレーン
商品の特徴
- 農薬・化学肥料不使用の有機とうもろこし・砂糖を使用
- とうもろこしの栽培方法は、放牧と組み合わせた輪作
- とうもろこしはアルゼンチン産、砂糖はブラジル産
- とうもろこしは、遺伝子組換え原料の混入を防ぐため、遺伝子組換えのものと分けて管理
- 有機JAS認証を取得
- コーンの香ばしさが感じられる
【日食】オーガニックコーンフレーク ビターカカオ
商品の特徴
- 農薬・化学肥料不使用の有機とうもろこし・砂糖を使用
- とうもろこしの栽培方法は、放牧と組み合わせた輪作
- とうもろこしはアルゼンチン産、砂糖はブラジル産
- とうもろこしは、遺伝子組換え原料の混入を防ぐため、遺伝子組換えのものと分けて管理
- 有機JAS認証を取得
-
甘さを控えたビターなカカオ味
【辻安全食品】 チョコレートフレーク 100g
商品の特徴
- とうもろこしは、有機栽培
- 砂糖は、遺伝子組み換え作物でない
- 自社工場生産のオリジナル・ノンアレルゲン無添加チョコレートを使用
- ヴィーガン向け商品
- 純粋なスイートチョコレートをたくさん絡めた贅沢なチョコフレーク
【ネイチャーズ パース】 オーガニックシリアル コーンフレークフルーツジューススウィーテンド
商品の特徴
- アメリカNo.1のオーガニックシリアルブランドのコーンフレーク
- オーガニック・遺伝子組換作物不使用の認証を取得
- Non GMO(遺伝子組み換え不使用商品)認証を取得
- 濃縮フルーツジュースの軽い甘み
まとめ
無添加コーンフレークを6つ紹介しましたが、いかがでしたか?
プレーンだけでなく、チョコレートやフルーツでジュースで甘みを付けた商品など、幅広いラインナップとなりました。
また、全てのコーンフレークにおいて、無添加だけでなく、有機栽培のとうもろこしが使用されているため、遺伝子組み換えやポストハーベストの心配もいりません。
ぜひ自分の好みのコーンフレークを見つけて下さい。