大人も子供もみんな大好きなカレー。
カレーを作るときは便利なカレールーを使っている人が多いのではないでしょうか。ではみなさん、カレールーを買うとき色んな種類があるなかからどのようなものを選んでいますか?
とても身近なカレールーですが、じつは沢山の添加物が潜んでいるものもあるんです。
カレールーによくある添加物を一緒にみていきましょう。そして安心して買える無添加のカレールーもご紹介しますね。
カレールーによくある添加物とデメリット
- 食用油脂(牛脂豚脂混合油)
- 食用油脂(パーム油)
- 調味料(アミノ酸)
- カラメル色素
- 乳化剤
- 酸味料
- 香料
カレールーの原材料にこんなのがいっぱい書いてあったよ。
これが市販のカレールーによく使われている添加物なんだ。
場合によっては一つの商品に全種類はいっていることもあるんだよ。
この添加物は体にやさしいものではないんだよね。
一つ一つ詳しくみてみよう。
食用油脂(牛脂豚脂混合油)
言葉通り牛の脂と豚の脂を混ぜたものです。こってりとしたコクをだすために使われます。
コクがでて美味しく感じるのはいいのですが、この牛脂豚脂混合油は人間の体温より高い45度以上にならないとサラサラにはなりません。
それからもともと日本人は脂肪を分解する酵素が多くないので、脂を摂りすぎると胃腸に負担がかかり消化不良の原因にもなります。
どれくらいの量の脂がはいっているか分からないから体への負担が心配だよね。
食用油脂(パーム油)
東南アジアで育てられているアブラヤシからとれる油です。トロっとした食感をだすために使われます。
常温では液体ではなく固体なので、人間のからだのなかに入ったときに血管の壁にはりついて動脈硬化の原因にもなります。
製造過程で化学物質を多く使われることもあるので発がん性が心配されています。
調味料(アミノ酸)
人工的につくられた非常に強い旨味成分です。
調味料(アミノ酸)の味に慣れてしまうと、使用されていないものを食べると物足りなさを感じるようになってきます。
特に幼いころから強い旨味に慣れてしまうと、繊細な味の違いがわからなくなるというリスクもあります。
子ども達には自然の美味しさをたくさん感じてもらいたいね。
カラメル色素
美味しそうな色に仕上げるためにつかわれます。
カラメル色素は製造過程によって分類されⅠ~Ⅳの4種類ありますが、そのなかでもⅢとⅣは発がん性があると心配されています。
乳化剤
水と油を混ざりやすくさせ、口あたりを良くしたり消費期限を延ばす目的のために使われます。
乳化剤を摂りすぎると腸内環境が乱れたり大腸がんのリスクが高まります。
天然由来の乳化剤であるレシチンは大豆から作られているので、大豆アレルギーの人は十分な注意が必要です。
酸味料
酸味をつけたり細菌やカビの増殖を防ぐ目的で使われることが多いです。
23種類もの酸味料が一括表示で「酸味料」と書いていいことになっているので、化学合成された危険性が疑われているものが使われているかどうかの見極めはできません。
酸味料として使われているもののなかには”ラットの実験では健康被害があらわれたが多量に使わなければ大丈夫”とされているものもあるみたいだし心配だよね。
それから、人って酸度があがると甘味を感じにくくなるらしいから糖分の摂りすぎにもつながりそうだよね。
香料
風味づけのためや嫌な臭いをかきけすためにも使われます。
香料も一括表示が認められているので、自分が買おうと思っているものの中に一体どのようなものが何種類使われているのかは分からないのです。
外国では使用が認められていない香料が日本では使われているみたいだから一括表示は心配だよ。
ねえねえ、そしたら添加物が入っていないカレールーはないの?
あるよ!無添加のカレールーだったら安心して食べられるよね。
まずは無添加グルテンフリーのカレールーを紹介するね。
おすすめの無添加グルテンフリーのカレールー
人によっては、小麦に含まれるグルテンを食べると腸内環境が悪くなったり炎症をおこしたりして体調をくずす人もいます。そういう方や小麦アレルギーの方へは無添加グルテンフリーのカレールーをお勧めします。
【表参道スパイス研究所】辛さひかえめ やさしいチキンカレー 甘口
商品の特徴
- 小麦粉不使用でグルテンフリー
- 脂が入っていないのでギトギト感がない
- 商品自体に動物性食品は入っていないが自分での調理例にチキンを勧めている
- 内容量120g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
体にとってもやさしそうで安心だね。
無添加グルテンフリーでしかも動物性食品を使っていないカレールーもあるからこれから紹介するね。
おすすめの無添加ヴィーガンカレールー
動物性食品を使っていないものをヴィーガンといいます。乳・卵・エビ・カニアレルギーの方も安心して食べられるのでお勧めです。
以下に紹介している4つはグルテンフリーでもあるので小麦アレルギーの方も安心です。
【ナチュラル専科】カレー粉 スパイスカレー
商品の特徴
- 動物性食品を使用しておらずヴィーガン
- 小麦を使用しておらずグルテンフリー
- 無添加で15種類ものスパイスが入っているので本格的な味わい
- ノンオイルパウダータイプなのでカレーだけでなく色々な料理に使える
- 内容量150g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【宮本ファーム】京都伏見 米粉カレールウ
商品の特徴
- 動物性食品を使用しておらずヴィーガン
- 米粉使用でグルテンフリー
- 特別栽培米の米粉を100%使用
- ノンオイルパウダータイプなのでカレーだけでなく色々な料理に使える
- 内容量100g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【第3世界ショップ】カレーの壺 マイルド
商品の特徴
- 動物性食品を使用しておらずヴィーガン
- 小麦を使用しておらずグルテンフリー
- 余計なものは全くいれていない本格スリランカカレー
- レモングラスやハーブの香りがよく効いている
- 内容量220g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【子どもの食卓】とろとろお子様カレールゥ
商品の特徴
- 動物性食品を使用しておらずヴィーガン
- 米粉使用でグルテンフリー
- 子どもが食べやすい甘口
- たかきび粉使用でミネラルや食物繊維も摂れるフレーク状のルゥ
- 内容量130g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
その他のおすすめの無添加カレールー
【有限会社九南サービス】なないろカレー
商品の特徴
- 使う材料にとことんこだわっている
- 有機スパイスを11種類使用
- 国内産の魚介だし7種使用で旨味たっぷり
- ノンオイルパウダータイプなのでカレーだけでなく色々な料理に使える
- 内容量120g、価格は↓のAmazonからご確認下さい