朝の目覚めのコーヒーに、受験勉強や仕事で集中したい時、ブレイクタイムなど、さまざまな生活シーンで愛されているコーヒー。
コーヒー党の私には、毎日欠かさず1日何杯もお茶替わりで飲んでいるときもあります。
そんなコーヒーですが、コーヒーにも添加物が使用されているって知っていますか?
かかせないものだからこそ、気になりますよね?
そこで今回はご紹介コーヒーに入っている添加物について考察していき、さらに安全なコーヒーをご紹介します。
コーヒーの添加物、って何でできてる?
まずは、コーヒーに含まれている、添加物について解説していきます。
今回は、市販で販売されている、コーヒーの添加物を参照します。
市販のコーヒーに含まれる添加物の代表的なものは、下記の4つです。
①香料
※香料については、後の項目でしっかり解説していきます。
②ガゼインNa(乳化剤)
牛乳に含まれるたんぱく質のガセインを原料とした乳化剤の一種です。
③カラメル色素(着色料)
一般的にもよく使われる、茶色の着色料の一つです。
④アセスルファムK(甘味料)
酢酸を原料とした、人工甘味料です。
人工甘味料は、糖依存を引き起こす可能性があるため、健康へ悪影響を与えることがあります。
スポンサーリンクコーヒーに入っている香料って体に悪い?
コーヒーには、約800種類の香気成分があるといわれています。
そのため、コーヒーの香りを再現するためには、複数の香料が使用されているでしょう。
しかし、香料の場合、種類も多く、微量であるため、すべて表示するとわかりにくいですよね。
そのため一括表示が認められています。
原材料には、複数使用されていても、表記は香料とのみの記載で不鮮明です。
そこで、コーヒーに使用されている、香料が本当に体に悪いかどうか、検証していきます。
香料には大きく分けて2種類あります。
- 天然香料⇒ 植物(花、果物、ハーブなど)や動物(ムスクなど)から抽出した香りです。自然の香りがそのまま生かされているので、より自然な香りが楽しめます。
- 合成香料⇒ 化学的な方法で人工的に作られた香りです。天然の香りを模倣したり、自然界にはない新しい香りを作ったりすることができます。
健康に悪いと指摘される香料の要因は、合成香料です。
缶コーヒーを例に合成香料について、解説していきます。
缶コーヒーには、硫化ジメチルと酢酸ベンジルという香料が含まれています。
しかしこの二つはどちらも体に害を与える量は含まれていませんし、どちらも野菜ジュースなどにも含まれている物質です。
これらのことを踏まえると、缶コーヒーの香料の健康被害は低いと言えるでしょう。
香りの濃度が過剰になると、嗅覚に不快感が生じるため、使用量を制限することが推奨されます。
日本で使用されている香料は、食品安全委員会などの安全評価を得ておりますし、必要以上に怖がる必要はないでしょう。
コーヒーは香り高い飲料に何でわざわざ香料を入れる?
コーヒーはもともと、香りのよい飲み物です。
コーヒーの香ばしい香りを好む人も多いでしょう。
もともと香りのいいコーヒーになぜ、香料を入れる必要があるのか、疑問に感じる人もいるでしょう。
その理由は、コーヒーの本来の香りは実に繊細で、時間を置くとともになくなってしまいます。
コーヒー本来の香りは長持ちしないのです。
そのうえ、店頭で売られているコーヒーは流通経路が長い上に店に陳列され、長時間放置されます。
そうすると、腐らないようにするため、殺菌、通常は加熱殺菌をすることになります。
この加熱殺菌をすることによって、本来の香りを失うとともに、独特のにおいがついてしまうのです。
そのため、香料で香りを補う必要があるのです。
スポンサーリンクペットボトルコーヒーや缶コーヒーで、添加物なしの商品
これまで、コーヒーの添加物や香料について、考察してきました。
では無添加のコーヒーはないの?と思われる方もいるでしょう。
そこで、無添加のペットボトルコーヒーや缶コーヒーについて、いくつか、ご紹介します。
ネスカフェエクセラボトルコーヒー無糖
豊かな香りは、香料によるものではなく、香り成分を低温状態でペットボトルに閉じ込め、コーヒーアロマは真空状態で抽出するじょとで酸化せず鮮度をキープしてます。
無添加・無香料です。
タリーズコーヒー スムーズブラック
コーヒー豆はすべて国内で焙煎し、抽出時は温度・時間を1度・1秒単位で管理。
無添加・無香料です。
UCCブラック無糖
コーヒーに天然水を使用した、こだわりのブラックコーヒー。原材料:コーヒー以上の香料無添加コーヒーです。
セブンイレブンプレミアムカフェ砂糖不使用
こちらは、缶コーヒーでも、ペットボトルでもありませんが、ミルク入りのカフェラテで無添加が珍しかったのでご紹介しました。原材料:生乳(50%未満)(国産)、乳製品、コーヒーとなっており、無添加無香料となっております。
まとめ
ここまで、コーヒーに入っている添加物や香料について考察してきました。
体に害がでるほど、添加物や香料は入っていないものの、飲みすぎには注意が必要です。
また、どうしても添加物や香料が気になる方は以下のことに注意してください。
自宅で飲むときは、豆から挽く。コーヒー豆には、添加物も香料も入ってないので安心です。
また、豆を挽く時間のない人は、インスタントコーヒーを飲みましょう。
スティックタイプのものは、香料添加物が入っているため、避けたほうがいいですが、インスタントコーヒーは原材料がコーヒー豆のみのため、香料や添加物は入ってないです。
外出時は、コンビニなどでコーヒーメーカーを用いて入れる、入れたてのコーヒーは無添加無香料です。
缶コーヒーやペットボトルのコーヒーを飲むときは、原材料に良く注意してください。
ブラックコーヒー=無添加ではないため、よく原材料を見て選んでください。
原材料がコーヒーのみとなっているものを選んでくださいね。
以上が筆者の考察でした。