「青いボトルでおなじみのアジシオ、いったいどんなものが使われているんだろう?」と思ったことはありませんか?
アジシオは、食卓に欠かせない調味料として、多くの人々に親しまれています。手軽に塩味とうま味を加えることができるので、料理の味付けに重宝しますよね。
でも、よくよく考えてみると、
「アジシオって、一体どんなものを使っているんだろう?」
「添加物とか入っているのかな?」
と気になる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、アジシオの原材料や、含まれている添加物について詳しく調べてみました。
アジシオの原料
アジシオは、私たちがよく知っている調味料ですが、一体どんなものを使っているのか気になりますよね。
結論から言うと、アジシオは「海水」と「グルタミン酸ナトリウム(うま味調味料)」を主な原料として作られています
海水について
アジシオに使われている海水は、瀬戸内海から100%採取されたものなんです。この海水から、特別な方法で塩を作り、グルタミン酸ナトリウムを加えてアジシオに仕上げています。
グルタミン酸ナトリウムについて
グルタミン酸ナトリウムは、私たちが「うま味」と感じる成分の一つです。食品にもともと含まれているものですが、アジシオでは、このうま味成分をさらに加えることで、より風味豊かに仕上げています。
「化学調味料」と聞くと、体に悪そうなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、グルタミン酸ナトリウム自体は、厚生労働省が認可している食品添加物で、安全性についても問題ないと言われています。
スポンサーリンクアジシオは体に悪い?化学調味料に関する疑問
「アジシオは化学調味料だから体に悪いのでは?」と心配されている方も多いのではないでしょうか。アジシオが体に悪いと言われる理由として、主に以下の2つの点が挙げられます。
1. 味覚への影響
アジシオをはじめとするうま味調味料は、人工的に作られた強い旨味成分を含んでいます。これを頻繁に摂取することで、私たちの舌は自然な食材の持つ繊細な旨味を感じにくくなってしまう可能性があります。
まるで、甘いものをたくさん食べると、だんだんと甘みに慣れてしまい、砂糖の量が増えてしまうようなものです。
2. 原材料の安全性
アジシオの主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、昔は石油から作られていましたが、現在は主にサトウキビの廃糖蜜から作られています。
しかし、このサトウキビが遺伝子組み換えかどうかは、アジシオの製品表示だけではわかりません。遺伝子組み換え食品に対して不安を感じている人にとっては、この点が気になるかもしれません。
アジシオの安全性に関する「一般的な」見解
一方で、多くの専門家や機関は、アジシオをはじめとするうま味調味料の安全性について、次のような見解を示しています。
あくまで一般的な見解なので、実際に将来にわたって体にどんな影響があるかはわかりようがありません。
自分の身は自分の判断、選択で守るしかなさそうだね
化学調味料を避けて、もっと体に良い食事を
化学調味料を避けるためには、シンプルな原材料で作られた調味料を選ぶことが大切です。
例えば、「アジシオ」のような、手軽に使える便利な調味料には、多くの場合、化学調味料が含まれています。スーパーで調味料を選ぶ際は、必ず原材料名をチェックするようにしましょう。
「調味料(アミノ酸等)」と記載されているものは、化学調味料が含まれている可能性が高いので、避けるのがおすすめです。
天然塩は、化学調味料不使用で、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれているため、健康に良い選択肢です。
アジシオのような風味を出したい場合は、無添加の昆布茶やだし粉を少量加えることで、似たような旨味を出すことができます。
↓に簡単にまとめておくね!
- 調味料を選ぶ際は、原材料名を確認する
- 「調味料(アミノ酸等)」と記載されているものは避ける
- 天然塩を選ぶ
- アジシオの代わりに、無添加の昆布茶やだし粉末を使う
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まとめ
アジシオは手軽で便利な調味料ですが、化学調味料を含んでいることを忘れてはいけません。健康に気を遣うのであれば、化学調味料を使わない料理を試してみるのも良いでしょう。
化学調味料を使わない料理に挑戦する際のコツってある?
和食ならカツオ昆布の出汁や酒やみりん、醤油。洋食ならハーブやワイン、野菜からとった洋風だしなどいろんな調味料を組み合わせることで、複雑な味を出すことができます。
素材本来の味を引き出す調理法を心がけましょう。
無理なく続けられる範囲で、化学調味料を減らしていくことをおすすめします。
あとは塩にも自然塩や精製塩、再生加工塩など色んな種類があって、それぞれメリットとデメリットがあるので、下記記事も参考にしてください。