
「味の素®」は、人気の女優さんや俳優さんがテレビCMをしている調味料だよね?
どんな料理も美味しくなる、魔法の調味料の粉って感じ!

動物のパッケージがかわいいよね!

なんだかとってもいいイメージみたいだけど、色々と危険性が疑われているんだよ。この記事を読んで、ちょっと考えてみてほしいな。
「味の素」とは?何からできている?
原材料
さとうきびの糖蜜を主な原材料としています。さとうきび以外に、キャッサバ芋(タピオカ)、とうもろこしのでんぷんからも作ることがあります。
製造方法
発酵法
- グルタミン酸の製造
発酵菌を用いて、さとうきびからグルタミン酸を製造 - グルタミン酸の結晶化
グルタミン酸は水に溶けにくいため、料理に使いにくい
そのため、水に溶けやすい結晶にする - 完成
発酵法でイノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムを製造し、グルタミン酸ナトリウムに加えて味の素®の完成
つまり、味の素は、Lーグルタミン酸ナトリウム97.5%、イノシン酸ナトリウム1.25%、グアニル酸ナトリウム1.25% と、全て人工的に作られた成分で構成されています。
味の素が体に悪い理由
「味の素®」を買ってはいけない理由を挙げていきます。
原材料のさとうきびが放射線を含んだ遺伝子組み換えを使用している
放射線を照射して遺伝子組み換えをしたさとうきびが使われているようなのです。そのため、内部被爆が懸念されます。一定量以上の被爆は、人体への健康被害(発がん等)が考えられるため、注意が必要です。
また、遺伝子組み換え作物摂取により、アレルギー症状の発症の可能性も言われています。
脳への悪い影響がある
「味の素®」の主成分であるグルタミン酸ナトリウムを大量に摂取することで、脳への悪影響により、身体に様々な症状が起こると言われています。
具体的には、脱力感、頭痛、嘔吐、味覚異常などです。このようなことから、乳児の食品に使用することを禁止している国もあるほどです。
しかし、これらの症状は一時的なものであり、通常の使用量であれば問題ありません。また、MSGが脳障害や味覚障害を引き起こすという説もありますが、これらの因果関係を裏付ける十分な科学的根拠は得られていません。
しかし日本では、「味の素」の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、加工品、調味料、お菓子等、多種多様な食品に使用されており、知らず知らずのうちに摂取していることがよくあります。また、使用量が全くわからないので、気が付かないうちに大量摂取しているなんてことにもなりかねません。

食品表示には調味料(アミノ酸等)と表記されることが多いよ!
痛風への影響がある
MSG(グルタミン酸ナトリウム)は、体内で代謝されるときに尿酸を生成します。尿酸は、高濃度になると結晶化し、痛風発作を引き起こす可能性があります。しかし、MSGの摂取量と痛風発作のリスクとの間に明確な関連は認められていません。
痛風は、遺伝的要因や食生活、肥満など、様々な要因が複合的に関与する複雑な疾患です。
味の素の健康への影響の疑問
アメリカではグルタミン酸ナトリウムが禁止されている?
「アメリカで禁止されている」なんて話を聞くと、ドキッとしてしまいますよね。でも、それは少し違うようなんです。
昔、アメリカで中華料理を食べた人が体調不良を訴えたことがあって、その原因の一つとしてグルタミン酸ナトリウムが疑われた時期があったようなんです。
さらに、動物を使った実験で、大量のグルタミン酸ナトリウムが良くない影響を引き起こすという報告もあったみたいで……。それで、「ベビーフードには使わない方がいい」という勧告が出されたことがあるようなんです。
科学が示す安心
でも、その後の研究で、以前の実験結果は、私たちが普段使う量とは比べものにならないほどの、ものすごく多い量のグルタミン酸ナトリウムを使ったものだったことが分かりました。つまり、調味料として普通に使う分には、心配ないとされているんですね。
世界保健機関(WHO)も、「グルタミン酸ナトリウムは、人の健康を害することはない」と認めているんです。一日にどれくらいまでなら大丈夫、という量も特に定められていないほど、安全性が確認されているんですね。
”味の素が味覚を壊す”のカラクリ
巷では、「味の素(グルタミン酸ナトリウム)」が舌の感覚、つまり味覚に影響を与えるっていう話もありますが、これは味の素に含まれるグルタミン酸ナトリウムが、実はミネラルの一種である亜鉛の吸収を邪魔してしまう可能性があるからです。
そして、この亜鉛が不足すると、味覚障害が引き起こされることがあるようなのです。

グルタミン酸ナトリウムが亜鉛の吸収を阻害するって情報を知っておいたほうがいいかもね
まとめ
「味の素®」の主成分グルタミン酸ナトリウムは、特に大量摂取に気を付けた方がよさそうです。
自宅では「味の素®」の使用を止め、商品を購入する際は、調味料(アミノ酸等)の入っているものを避けることで、多量摂取することはなくなると思いますので、健康被害を回避できるでしょう。