忙しい毎日のなかで、ついつい手軽に買えてしまうコンビニの菓子パン。
その便利さの裏には、体にとって気になる問題がかくれていることをご存じでしょうか?
今回は、コンビニの菓子パンが体に悪いといわれる理由と、そのリスクを減らすための工夫についてお調べしました。
菓子パンが体に悪いのはなぜか?
コンビニの菓子パンは、手軽に食べられるのですが、カロリーが高く糖質が多い、高カロリー・高糖質なので、肥満や糖尿病のリスクがあるのが特徴です。

コンビニに行くと美味しそうなパンがあって、ついつい買っちゃう!

そうだね、おいしそうなパンがたくさん並んでるね

そのおいしそうなパンのなかで、とくに甘い菓子パンを食べ過ぎてしまうと、病気や肥満になるリスクが高くなってしまうんだ⁉
コンビニで売られている菓子パンが、体に悪いといわれている、おもな理由はこちらです。
糖質、カロリーが多いから
菓子パンは糖質が多く、とくに砂糖やシロップがたっぷりはいっています
そのため血糖値が急上昇してしまうことで、インスリンが分泌されます。
これを続けていくと体がインスリンに反応しづらくなってしまい、血糖値が高い状態がつづくことで、糖尿病の原因になることがあります。

こんにゃくなど血糖値上昇を抑える食品を一緒に食べるなどの工夫が必要だよ
そして、菓子パンは高カロリーで、とくにクリームやチョコレートが含まれるものは、さらにカロリーが増してしまいきます。
これによりカロリーを摂りすぎてしまうので、肥満になってしまう可能性があります。
小麦のグルテンが入ってるから
グルテンは小麦に含まれるたんぱく質で、消化不良や腸内環境が悪化してしまうことがあります。
特にグルテン過敏症の人は、深刻な影響を起こす可能性があり、注意が必要になります。
食品添加物が入ってるから
多くのコンビニの菓子パンには、保存料や香料、着色料などの食品添加物が使われています。
これらの添加物は、体に蓄積されていく可能性があり、特にトランス脂肪酸や過剰な塩分は心血管疾患や高血圧のリスクを高めると言われています。
気づかないうちに体に悪影響を与えることがあるため、注意が必要です。
トランス脂肪酸のリスクがあるから
トランス脂肪酸は、心臓病や動脈硬化のリスクを高めることで知られています。
菓子パンにはいっているトランス脂肪酸や過剰な塩分は、心血管疾患や高血圧のリスクを高めると言われています。
とくに、加工食品にたくさん含まれています。
菓子パンに含まれている添加物の一例
菓子パンには多くの食品添加物が含まれており、これが健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

コンビニのパンには、なにか体に悪いものがはいってるの?

菓子パンにはいろいろな添加物がはいっていて、体に悪い影響がでてしまうんだ
菓子パンに含まれているもので、とくに以下の添加物には注意が必要です。
乳化剤
乳化剤は、水と油と混ぜあわせるために使われます。菓子パンの食感がよくなりますが、過剰摂取は腸内環境に悪い影響がおこる可能性があります。
アレルギー反応を引き起こしたり、消化不良を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です
イーストフード
イーストフードは発酵しやすくするために使われますが、過剰摂取は腸内環境に悪い影響を与えることがあります。
塩化アンモニウムなどの成分は、吐き気や嘔吐を引き起こすリスクがあります
実はイースト自体体に悪いというわけではありません。何が悪いのかというとイーストを培養する時、様々な化学物質が使われている事。最終的に培養液は取り除かれるのですが、酵母(イースト)の細胞部分に入り込んでしまっている事が問題です。イーストフード、これはイーストを発酵促進させるもので、塩化アンモニウムや炭酸カルシウム・リン酸塩などで作られる合成食品添加物です。
※引用:医療法人 照甦会 あかね台眼科脳神経外科クリニック
臭素酸カリウム
臭素酸カリウムは小麦粉の強化剤で、腎臓に悪い影響を及ぼす可能性があります。
発がん性が指摘されているため、注意が必要です。
Nrf2+/+マウスでは腫瘍性増殖性病変は観察されなかったが,Nrf2−/−マウスでは,臭素酸カリウムの高用量投与群で小腸の前腫瘍性病変と腫瘍性病変を併せた発生頻度が対照群に比して有意な高値となり,Nrf2の遺伝子多型を有するヒト集団では,酸化ストレスに起因した大腸がんリスクが高い可能性が示された。
引用:臭素酸カリウムの発がん病理研究 梅村隆志氏
ソルビン酸カリウム
ソルビン酸カリウムは防腐剤の一種で、菓子パンの保存のために、広く使用されている化合物です。
データ上では過剰摂取を長期しつづけても、規定量内であれば、健康状態には問題はないと言われています。
ただアレルギー体質や敏感な方で気になるのであれば、避けられたほうがいいかもしれません。
食品添加物としてのソルビン酸カリウムの安全性は、多くの研究で評価されています。例えば、厚生労働省の資料によれば、ソルビン酸及びその塩類の安全性試験成績を評価した結果、発がん性は認められなかったとされています。
※ 引用:厚生労働省 食品安全委員会
リン酸塩
リン酸塩は食品の保存性を高めますが、過剰摂取は骨密度の低下を引き起こす可能性があります。
腎臓に負担をかけることがあるため、注意が必要です。
リン酸塩の過剰摂取はカルシウムの吸収を妨げ、骨がもろくなるリスクを高めます。また、鉄の吸収も阻害されるため、貧血を引き起こす可能性もあります。(徳島大学医学部医科栄養学科臨床食管理学教授 竹谷 豊氏監修)
(引用:大正製薬 大正健康ナビ)
合成添加物のビタミンC
合成添加物のビタミンCは抗酸化作用がありますが、過剰摂取は消化不良を引き起こすことがあります。
化学的に合成されたものは、天然のビタミンCより吸収率がわるいことがあります。
合成ビタミンCの過剰摂取が消化不良を引き起こす可能性があるという主張は、ビタミンCの過剰摂取が下痢を引き起こす可能性があるという証拠によって部分的に支持されています。ビタミンCは水溶性であり、過剰に摂取しても体外に排出されるため、一般的には過剰症の心配はないとされていますが、特定の条件下では消化不良を引き起こす可能性があると示唆されています。
引用:心療内科みゆきクリニック
添加物をとりつづけていくと、どんなことが起こるのでしょうか?
調べてみたので、さっそく見てみましょう。
菓子パンが体に与える悪い影響
菓子パンを毎日食べることは、さまざまな健康リスクを引き起こす可能性があります。

コンビニのパンって美味しけれど、毎日食べるとどうなっちゃうの?

コンビニのパンはついつい食べ過ぎてしまうことで太ったり、病気になったりしてしまうことがあるんだよ
美味しさにつられてしまうと、こんなリスクがあるんです。
太りやすい
高カロリーと高糖質のため、肥満のリスクが高まります。
野菜や果物を多く摂取し、菓子パンの摂取を制限することを心がけましょう
血糖値の乱高下
血糖値の急上昇と急降下が疲労感を引き起こすことがあります。
特に、糖質の摂りすぎはドーパミンの分泌を低下させ、意欲や集中力の低下を招くことがあります。
食事の間隔を空け過ぎないようにして、栄養バランスを整えることが大切です。
病気の原因につながる
心血管疾患や糖尿病のリスクが増加します。
とくに、菓子パンに含まれる高糖質と高カロリーが、生活習慣病の原因となることがあります。
自分で健康状態を把握し、早期に対処することが大切になります。
菓子パンの誘惑を断つには?
菓子パンを購入しないためには、ちょっとした工夫が必要です。
ガマン、ガマンということではないので、どんな方法か見てみましょう。
ストレスを減らす
ストレスは、食欲が増してしまうことがあります。
ヨガや瞑想などをやってみることで、ストレスが軽減されます。
コンビニに行かない
コンビニに行ってしまうと誘惑がおおく、ついつい菓子パンを買ってしまいます。
さて、どうしたらいいでしょうか?
スーパーに買い物にいくことで、コンビニの菓子パンの誘惑を避けることができます。
菓子パンを食べるときに気をつけること
でもやっぱりコンビニの菓子パンを食べたい!
そんなときの工夫の仕方を、いくつか考えてみました。
食べ過ぎない
菓子パンを食べる頻度を、減らしてみるのも1つの方法です。
週に1度など、食べる日を決めることで食べすぎを予防できます。
寝る前に食べない
私たちの体は、日中は活動するためにエネルギーをたくさん消費しますが、夜になると活動量が低下し、消費するカロリーも少なくなります。例えるなら、日中は車がフルスピードで走っている状態、夜はアイドリング状態のようなものです。
そのため、夕食後や寝る前に菓子パンを食べてしまうと、摂取したカロリーが十分に消費されずに、体内に蓄積されやすくなります。
車がアイドリング状態なのにガソリンをどんどん注ぎ込んでいるようなもので、余ったガソリンはタンクに溜まっていくように、余ったカロリーは脂肪として蓄積され、肥満のリスクを高めてしまうのです。
夕食後は菓子パンを、食べないように心がけると胃腸への負担がかからなくなります。
菓子パン以外に栄養あるものを食べる
栄養バランスを整えることで、満足感を感じやすくなります。
栄養バランスを意識した食事に、野菜やたんぱく質を多く取り入れるを心がけるようにする。
低糖質パンを食べる
低糖質パンは糖質が少ないため、普通の菓子パンを食べるよりも太りにくいと言われています。「菓子パンが好きでついつい食べ過ぎてしまう…」という方でも、低糖質パンであれば、糖質の過剰摂取による肥満のリスクを抑えることができます。
糖質が体内でエネルギーとして使われなかった場合、脂肪として蓄積されやすい性質を持っているためです。低糖質パンは、この蓄積される糖質の量を減らす効果が期待できます。
さらに、低糖質パンの中には、カロリーを抑えながらも栄養価が高い商品も販売されています。例えば、食物繊維が豊富に含まれている低糖質パンや、タンパク質が強化されている低糖質パンなどがあります。
栄養バランスが整った低糖質パンを選べば、栄養の偏りを防ぐことができます。
朝食をパンだけで済ませてしまうことが多い方でも、栄養価の高い低糖質パンを選べば、ある程度の栄養バランスを保つことができるでしょう。
まとめ
コンビニの菓子パンには便利ではありますが、そのなかには体に悪影響をする要素もおおく含まれています。
体にやさしい食生活を送るためには、バランスのとれた食事を心がけて、コンビニの菓子パンの食べるのを減らすことが大切です。
健康を守るために、食の選択肢を見直してみるのもいいかもしれませんね。