マクドナルドの食品に関する懸念が広がっていますが、その実態を知りたいと考える方も多いでしょう。
この記事では、マクドナルドの食品について、安全性や問題点を解説します。
たまにマックに行っちゃうけど、やっぱ健康に悪いよね⁈
でも、具体的に何が健康に悪いのかを知りたいかも
マクドナルドの食品が体に悪いとされる理由について
マクドナルドの食品が体に悪いとされる理由はいくつかありますが、主な要因は以下の通りです。
油が多い
マクドナルドのメニューには油が多く使用されており、特にポテトなどの揚げ物は高脂肪であり、一食分の脂質摂取量を大幅に超えることがあります。
塩分が多い
マクドナルドのメニューには塩分が多く含まれており、例えばダブルチーズバーガー1つだけでも1日の摂取目安を超えるほどの塩分が含まれています。
野菜が少ない
マクドナルドのバーガーにはほとんど野菜が含まれておらず、栄養バランスの偏りが生じています。
添加物が多いという噂があるため
そもそも、マクドナルド公式サイトは、マクドナルドの食品の原材料や添加物の詳しい記載がありません。
以前は海外のマクドナルド公式サイトに原材料や添加物の記載があり、それを元にネット上にはマクドナルドの食品の危険性についての記事がいくつもありました。
現在はそれらの記事についての真相もわからなくなりましたので、米国のマクドナルドの公式サイトから、ビックマックのメニューについて(以下、日本語翻訳したものを)、確認してみましょう。
ビッグマックには何が入っているのだろう?マクドナルドのビッグマックは、他では味わえないビーフ100%のハンバーガーだ。ゴマ入りのバンズに挟まれた2枚の100%ビーフパティとビッグマックソースが食欲をそそる。ピクルス、シャキシャキのレタス、みじん切りのオニオン、アメリカンチーズがトッピングされている。人工香料、保存料、人工着色料は一切使用していません。ピクルスには人工保存料が入っているので、お好みで抜いてください。
Big Mac®: Calories and Nutrition | McDonald'sGrab a Big Mac® for a burger experience only McDonald's can offer: made with two all beef patties, Big Mac® sauce, shred...
- ビックマックは、人工香料、保存料、人工着色料は一切使用していない
- ビーフパティは、食品添加物が一切使用されていない
- ピクルスは、人工保存料がはいっている
添加物の詳細がないの?
でもファーストフードだもん、無添加なわけないでしょ⁈
映画の影響
「スーパーサイズ・ミー」という、映画作家のモーガン・スパーロックがマクドナルド以外の食事を一切摂らず、30日間連続でマクドナルドの食事を摂取するという実験を行った、ドキュメンタリー映画をご存知でしょうか?
この映画を通じて、スパーロックはマクドナルドの食事が体に与える影響を検証しました。
結果は衝撃的で、マクドナルドの食品を食べ続けることで体に及ぼす害を示唆し、食生活に対する注意喚起を促しています。
30日間、連続で食べ続けるなんて、ありえなくない?
マクドナルドの食材にはさまざまな問題が指摘されていますが、これらの情報を踏まえて消費者が適切な判断をすることが重要です。
スポンサーリンクマクドナルドの食品はなぜ腐らない?
アメリカのファーストフードや食品に関する都市伝説は数多く存在し、その中でも「マクドナルドのポテトが腐らない」という説は広く知られています。
この都市伝説を検証するために、多くの人々が実験を行っています。
その中には、マクドナルドで購入したポテトと自家製の揚げたポテトを密閉容器にいれて保存し、比較する実験も含まれています。
結果として、自家製のポテトは日にちが経つとカビが生える一方で、マクドナルドのポテトは新鮮さを保ち続けるという報告があり、「マクドナルドのポテトには、特殊なコーティングがなされている」というのが、この都市伝説における推論です。
しかし、科学的な観点から見ると、この推論は都市伝説であるとされています。
類似の実験では、開放容器に入れたマクドナルドのポテトは日にちが経つとカビが生える結果が得られました。
以下、マクドナルド公式サイトには、腐敗することについての記載があります。
腐敗は腐敗させる細菌がいること、細菌が増殖するための水分や温度、栄養分があることが必要です。そのため、保存状態、保存環境によってマクドナルドの商品ももちろん腐敗します。https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.menu/
健康への影響
スポンサーリンク添加物・保存料について
添加物・保存料は安心・安全なものを使っていますか?
食品衛生法で使用が認められている食品添加物を製品と原材料の品質とおいしさを保つことを目的に必要最低限の範囲で使用しています。ちなみにビーフには、保存料など食品添加物は一切使用していません。https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.taste/
食品添加物は、私たちの食生活に不可欠な要素ですが、摂取を過剰にすると健康や味覚に悪影響を及ぼす可能性があります。無添加の食品を選ぶことは自身の健康を守ることにも繋がります。
マクドナルドの食品は、多くの添加物が使用されていると推測されていますが、必要最低限の範囲で使用しているということで、安全性を強調しています。
ポテト
ポテトを揚げている油は何の油ですか?
牛脂とパーム油のブレンド油を使っています。https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.potato/
ポテトを揚げているパーム油は、手ごろな価格で利便性が高く、トランス脂肪酸の代替品として利用されます。
ですが、添加物としてBHSが多量に含まれ、発がん性の危険性が指摘されています。
特に、1998年の研究ではラットに対する発がん性が確認されており、安全性に疑問が残されています。
コーヒー
2023年1月に「プレミアムローストコーヒー」、2024年1月に「カフェラテ」、「キャラメルラテ」のリニューアルがありました。
以前、コーヒーの添加物の噂があったけど、あれは無くなったってこと?
コーヒー豆は安全ですか?
プレミアムローストコーヒーのコーヒー豆は、産地などの規格を定めており、残留農薬などの安全基準への適合を確認しています。また、国内の焙煎工場においても、様々な機器によって異物を取り除いた後、おいしさの基準に合格したコーヒー豆だけを出荷しています。プレミアムローストコーヒーとカフェラテのコーヒー豆の違いはあるの?
それぞれ違う豆を使用しています。ホットコーヒーは香りを保つため、抽出ごとに開封する個包装を使用しています。また、カフェラテなどのエスプレッソベースの商品は、抽出する直前に機械で豆を挽きます。どんなコーヒー豆を使っていますか?
プレミアムローストコーヒーに使用しているコーヒー豆は、アラビカ豆100%です。コロンビア、ブラジル、ペルー、グァテマラ、ニカラグア産の豆をコーヒー鑑定士が厳選しています。5種類の豆を絶妙なバランスでブレンドすることで、1種類の豆だけでは出せない奥行きのある味わいと華やかな香りを引き出しています。
コーヒーは、以前のものと名前も味も使うコーヒー豆も変わったようです。添加物については真相がわかりません。また、コーヒーミルクの情報は添加物の記載がありませんでした。
スポンサーリンクサラダ
マクドナルドのサラダが体に悪いという懸念は、洗浄時に殺菌剤を使用していることによるものです。
マクドナルドのサラダは、食品に認められた殺菌剤を含んだ水で洗浄・殺菌されています。
この殺菌剤は次亜塩素酸ナトリウムと呼ばれ、水洗いでほとんど流せるため安全性が高いとされています。
以下、マクドナルド公式サイトでは、サラダは安心して食べられると説明されています。
スポンサーリンクサラダはどのように洗っているの?
野菜は畑で収穫された後、そのまま箱詰めされて工場に届くため、野菜についた汚れや雑菌を、食品に使用が認められている殺菌剤を含んだ水で洗浄・殺菌しています。低温の水の中で加工することで鮮度と安全性を保つ工夫も行っています。https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.side/
まとめ
マクドナルドの食品が体に悪いとされる理由は、油や塩分の多さ、そして野菜不足が挙げられます。
さらに、食品添加物は、必要最低限の範囲で使用しているということですが、添加物の入った食品を過剰摂取すれば健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
ファーストフードのマクドナルドの食品は、健康な食事を徹底したい方にはおススメはしませんが、手軽に食べられるマクドナルドの食品は、魅力的に感じられる方も多いでしょう。
ただし、健康的な食生活を考えるならば、ファーストフード食品に頼りすぎず、栄養バランスの取れた食事を心がけることが重要でしょう。