ご飯のおかずの1つであるたくあん。
たくあんは大根の栄養と一緒にぬか漬けのビタミンB1やビタミンE、ナイアシン、乳酸菌を摂取することができます。
毎日でも食べたいたくあんですが、市販のたくあんには危険な添加物が含まれていることも。
そこで今回は、市販のたくあんに含まれる危険な添加物について解説し、おすすめの無添加たくあんをご紹介します。
市販の添加物のたくあんの危険性とは?
たくあんの色って、黄色が濃かったり薄かったり、白かったりしますよね。


着色料
市販のたくあんのほとんどには着色料が使用されています。


大根は発酵するにつれて黄色に変色していくので、そのままお店に並べてしまうと色がバラバラになってしまいます。
色を均一にするために、多くのたくあんには着色料が使用されているのです。
たくあんによく使用される着色料
合成、天然 | 名称 | リスク |
合成着色料 | 食用黄色4号・食用黄色5号 | じんましん、鼻炎、ぜんそく |
天然着色料 | クチナシ色素・ウコン色素 | アレルゲン物質が除去しきれていない、農薬の混入 |

合成着色料は、「子どもの行動と注意力に有害影響を及ぼす可能性がある」と意喚起表示が義務付けられている国もあるよ。
「○色×号」と表記されているのは、石油からできた合成着色料。
できれば避けた方が無難です。

天然の着色料なら安心なの?

合成着色料よりはマシだけど、天然だからといって油断は禁物。食べ過ぎには注意しよう。
人工甘味料、ブドウ糖果糖液糖
人工甘味料とは、砂糖の約200倍の甘さをもつ化合物で、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、ネオテームなどがあります。
少量で甘みをつけることができ、カロリーもないのでヘルシーを謳っている商品もありますが、過剰摂取により人体に悪影響を及ぼします。

特にアスパルテームには発がん性の可能性が。
世界保健機関(WHO)が公表した人工甘味料の使用に関するガイドラインにおいて、「減量や生活習慣病の予防のために非糖質系甘味料(NSS)を使用しないように」という提言が出された。また、7月には国際がん研究機関(IARC)から、人工甘味料の一つであるアスパルテームの発がん性の可能性について発表された。
引用:人工甘味料の使用に関する WHO ガイドラインについて考える|農畜産業振興機構

原材料表示の、/(スラッシュ)の後に添加物が書いてあるんだよね。

添加物ではないから見落としがちだけど、ブドウ糖果糖液糖にも注意してね。
ブドウ糖果糖液糖とは、トウモロコシやサツマイモ、ジャガイモなどのデンプンから作られた甘味料です。
血糖値を急激に上げ、生活習慣病のリスクを高めます。
調味料(アミノ酸等)、酵母エキス、たんぱく加水分解物
かつては化学調味料と呼ばれた「調味料(アミノ酸等)」は、かつお節や昆布などのうま味成分を化学的に抽出、合成したものです。
調味料(アミノ酸等)に含まれるグルタミン酸ナトリウムを過剰摂取することで、神経細胞に影響し、頭痛や手足のしびれ、のぼせなどの症状が起きるといわれています。
アメリカでは、ベビーフードにグルタミン酸ナトリウムを使用することはできません。

こちらも添加物ではないけれど、「酵母エキス」と「たんぱく加水分解物」にも要注意!
酵母エキスやたんぱく加水分解物は、添加物ではなく食品として扱われていますが、人工的に作られたものです。
強いうま味には依存性があり、自然の美味しさに満足できなくなってしまいます。
結果、塩分や糖分の摂り過ぎにつながり、生活習慣病のリスクを高めます。
おすすめの無添加たくあん
ここからはおすすめの無添加たくあんを紹介していきます。 全て以下の条件を満たしたたくあんのみを厳選してます。
- 添加物が入っていない
- ブドウ糖果糖液糖が使われていない
- タンパク加水分解物が使われていない
- 酵母エキスが使われていない
- 国産原料を使っている
【中園久太郎商店】国産大根の本干し沢庵
商品の特徴
- 南九州で収穫した大根を使用
- 干し大根の持っている甘み、旨みを活かしてじっくり漬け込んだパリパリ食感
- 化学調味料を使用せず自然な干したくあんのぬか漬けが楽しめる
- 〈内容量〉600g(300g×2パック)、〈価格〉864円

【海の精】 天日干し たくあん
商品の特徴
- 国内の契約農家で特別栽培した大根を使用
- 天日干しで自然な甘さに
- 国産の米ぬかと唐辛子、伝統海塩「海の精」のみで漬け込んだ数少ない天然発酵
- 〈内容量〉162g 〈価格〉725円

【マルシマ】玄米黒酢使用たくあん
商品の特徴
- 九州にある契約農家の大根を使用
- 有機純米酢、玄米黒酢を使用した薩摩特産のたくあん
- 伝統的手法「天日寒風干し」で新鮮な風味をそのまま味わえる
- 〈内容量〉325g 〈価格〉910円

【やまだ】たくあん あっさり漬け ほんまもん
商品の特徴
- 紀ノ川漬け特有のあっさり甘口
- 塩分控え目
- 〈内容量〉300g、〈価格〉は↓のAmazonからご確認下さい

意外だけど、細かく刻んでマヨネーズと和えたらサンドイッチの具になるよ。
【香のもの処 大森屋】昔ながらの無添加たくあん 昔なつかしいすっぱい「いなか漬」
商品の特徴
- 酸味のきいた伝統の本格的な田舎漬け沢庵
- 一般的なたくあんの、約4.3%の塩分濃度
- 地元農家との契約栽培の大根(特別栽培農産物)を使用
- 〈内容量〉、〈価格〉は↓のAmazonからご確認下さい

手作業で丁寧に作られているよ。
【生活クラブ】鹿児島県産大根の寒干したくあん
商品の特徴
- 収穫後に手作業で干した寒干し大根を使用
- ポリッとした歯ごたえ
- 甘くない、しょっぱいたくあん
- 〈内容量〉1個約100〜160g。、〈価格〉は↓からご確認下さい

さっぱりとした味わいだよ。
【オイシックス】九州産大根使用!ぬか風味 スライスたくあん
商品の特徴
- 宮崎特産の干し大根を1本ずつていねいにぬか漬け
- スライスされているので、手間いらず
- 〈内容量〉 60g、〈価格〉は↓からご確認下さい

梅のほのかな酸味を感じられるよ。
【らでぃっしゅぼーや】柿ぬかたくあんハーフ

商品の特徴
- ぬかと柿皮の風味が生きている昔ながらの製法
- 〈内容量〉1/2カット1本 、〈価格〉482円

酸味が少なくて、食べやすいよ。
【無農薬野菜のミレー】自然色たくあん

商品の特徴
- 遺伝子組換作物不使用、保存料、合成着色料、化学調味料不使用
- 〈内容量〉120g 、〈価格〉は↓からご確認下さい

無添加だけでなく、遺伝子組み換えまで不使用なのが嬉しいね。
まとめ
いかがでしたか。 市販のたくあんに含まれている添加物と、おすすめの無添加たくあんの紹介でした。
たくあんを選ぶときは、添加物だけでなく「ブドウ糖果糖液糖」、「たんぱく加水分解物
」、「酵母エキス」にも注意してみて下さいね。