スーパーやネットで買える無添加の薄口醤油

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関西発祥の薄口醤油は、淡い色で、きれいな色のお料理を作ることができます。 すっきりした味わいなので、お吸い物や煮物にぴったり。

和食はヘルシーなイメージですが、体に悪い薄口醤油を使ってしまっていては台無しです。

そこでこの記事では、薄口醤油によく使われる添加物と危険性を解説し、おすすめの無添加の薄口醤油を紹介します。

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薄口醤油によく使われる添加物と危険性

醤油は、大豆と小麦に麹菌をまぶし、塩水を加えて作られます。

本来なら、醤油の原材料は「大豆・小麦・塩」になるはずなんだね。
ところが、味や色を整えたり、保存性を高めたりするために、様々な添加物が使用されているんだ。

調味料(アミノ酸等)

調味料(アミノ酸等)は、昆布やかつおのうま味成分を、化学的に抽出・合成したものです。

大量摂取により、しびれやのぼせなどの健康被害がある他、強いうまみによる依存性があります。

海外では、ベビーフードへの使用を禁止している国も。

うまみが強いってことは、美味しいから良いことなんじゃないの?
うまみが強すぎて、「もっと食べたい!」を繰り返し、結果、生活習慣病のリスクを高めてしまうんだ。

甘味料(ステビア・サッカリンナトリウム)

地域によっては、甘い味がつけられた醤油があります。

甘みをつけるために、主にステビアサッカリンナトリウムなどの甘味料が用いられています。

ステビア

ステビアは、キク科の植物から作られた、天然甘味料です。

天然なら、安全なんじゃない?
それが、そうでもないんだよ。↓のような問題があるんだよ。

基本的に甘味料として少量の経口摂取は問題ないとされています。しかし、アナフィラキシー反応の報告もあるため、キク科植物に敏感な方は特に注意が必要です。また、腹部膨満感、悪心等を経験する方がいるとの報告例もあります。一方で、血圧降下作用や血糖降下作用(750〜1,000mg/日摂取)も報告されており、さらなる有効性に関しても研究が進められています(※血糖降下薬、降圧剤等との併用はおすすめできません)。
引用:満岡内科・循環器クリニック

天然=安全と思いがちですが、人によっては注意が必要ですね。

サッカリンナトリウム

サッカリンナトリウムは、人工甘味料サッカリンを水に溶けやすくしたものです。

人工甘味料は、自然界にない強い甘みを持ち、うま味調味料同様、依存性があります。 動物実験において、サッカリンを食べたラットの体重増加が認められています。

カロリーゼロなのに、太ってしまうなんて!
人工甘味料を使った商品は、ダイエット用として売られていたりするけど、リスクを理解してから購入を決めなきゃね。

参考:本当に危ない人工甘味料(その1)|くにちか内科クリニック

保存料(安息香酸ナトリウム)

カビや細菌の増殖を防ぎ、保存性を高める保存料。

安息香酸ナトリウムは、ビタミンCと一緒に摂取すると、発がん性のある「ベンゼン」が生成されてしまうことがあります。

参考:銀座予防医療クリニック|予防医療に特化したクリニック

着色料(カラメル色素)

こんがりとした色に見せてくれるカラメル色素は、醤油などの調味料からインスタント麺、飲料など、様々な食品に使用されています。

カラメルって、プリンにかかってるやつ?体に悪くなさそうだけど。
プリンのカラメルのように、砂糖を焦がして作られてるのは、「カラメルⅠ」だけ。あとは化学合成だよ。カラメルⅢ、Ⅳには、かなり深刻なリスクがあるんだ。

カラメルIII とVIは、砂糖にアンモニア化合物を加えて製造する過程で、4‐MEI(4-メチルイミダゾール)という発ガン性のある副産物が、微量ですが生成されます。さらにカラメルIIIには、THI(2-アセチル-4-テトラヒドロキシブチルイミダゾール)という物質が含まれていますが、これは免疫力を低下させる働きがあるため、やはりガンを引き起こす可能性が指摘されています。
引用:カラメル色素に注意 – CARISSIMO by Bridges

カラメル色素には、Ⅰ~Ⅳの種類がありますが、表示では「カラメル色素」としか書かれていないので、見分ける術はありません。

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無添加の薄口醤油を選ぶときのポイント

「原材料表示を見て、食品添加物が入っていない薄口醤油を選べばいいんでしょ?」と思ったそこのあなた、惜しいです。 安全な薄口醤油を選ぶポイントは3つあります。

  • 大豆は「国産丸大豆
  • 醸造方法は、「本醸造」か「天然醸造
  • 原材料表示で「添加物」をチェック

国産丸大豆を使用したものを選ぶ

大豆は「国産丸大豆」を使用しているものを選びましょう。 「脱脂加工大豆」という、溶剤を使って油を抽出した大豆を使用した醤油が数多くあるのです。

溶剤は、石油由来の「ヘキサン」だよ。
溶剤は最終的には食品には残らないというけど、石油からできたものを口にするのはイヤだなあ。
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「本醸造」か「天然醸造」を選ぶ

本醸造醤油とは、伝統的な発酵方法で作られた醤油のことです。

じゃあ、「伝統的ではない」発酵方法って?
アミノ酸液などを混ぜて作る方法があるよ。短時間で、手間なく完成するんだ。
伝統的な製法で作られているなら、体に良さそうだね。
残念ながら、本醸造醤油は、絶対に添加物が入っていないというわけではないんだ。

本醸造醤油の中でも、天然醸造醤油」なら、添加物は使用されていません。

参考: -Food for Well-being-かわしま屋

「本醸造」を選ぶ人は、下記の原材料表示を見てみましょう。

食品添加物不使用のものを選ぶ

食品添加物は、原材料表示で確認できます。

食品添加物の表示方法

  • /(スラッシュ)の後に表示
  • 別欄に表示
  • 改行して表示
多くの場合が、「/(スラッシュ)の後」の表示方法だよ。

スーパー、ネットで買える無添加の薄口醤油

【ヒガシマル醤油】超特選丸大豆うすくち 吟旬芳醇

原材料
大豆(国産)、食塩(国産)、小麦(国産)、米(国産)、アルコール

商品の特徴

  • 二段熟成甘酒で、まろやかな味わい
  • 国産大豆・小麦・米を100%使用
  • ボトルは、酸化を防ぐ二重構造
  • 内容量400ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

スーパーでもよく見かけるメーカーだね。

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【海の精】国産・うすくち醤油

原材料
大豆、小麦、食塩

商品の特徴

  • 天然醸造法で、1年以上も長期熟成
  • 食塩は、純国産自然海塩「海の精」使用
  • 塩辛さの中にも甘みとうまみを感じられる
  • 内容量500ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

純国産自然海塩「海の精」を使った醤油だよ。

【大徳醤油】淡口丸大豆醤油

原材料
大豆(国産)、小麦(国産)、食塩(長崎県産)

商品の特徴

  • じっくりと時間をかけて発酵・熟成させた天然醸造醤油
  • 国産丸大豆、国産小麦を100%使用
  • 国産平釜塩で、ミネラルたっぷり
  • 内容量500ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

長崎県産の、平釜塩はミネラル豊富なんだって。

【無印良品】天然醸造 丸大豆醤油 うすくち

原材料
大豆(国産)、小麦(国産)、食塩

商品の特徴

  • 原材料は国産のみを使用
  • 杉蔵で発酵・熟成させ、風味豊か
  • 内容量200ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

無印によく行く人は、お買い物ついでにチェックしてみてね。

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【井上醤油店】うすくち仕立てじょうゆ 井上 こはく

原材料
米・大豆・食塩・小麦

商品の特徴

  • 自家製甘酒で、上品な甘さ
  • 国産米・大豆・小麦100%使用
  • 内容量360ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

甘酒仕込みのほんのりとした甘さで、砂糖の量を減らせるよ。

【正金醤油】天然醸造醤油 うすくち

原材料
大豆(国産)、小麦、食塩

商品の特徴

  • 桶で発酵・熟成させた、天然醸造醤油
  • 薄口醤油なのに、塩味が濃すぎない
  • 内容量1000ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

大正9年から使い続けている木桶なんだって!

【ヤマヒサ】頑固なこだわり醤油 うす口

原材料
大豆(国産100%)、小麦(国産100%)、食塩

商品の特徴

  • 国産大豆・小麦は、農薬不使用
  • 杉樽で、1年半以上かけて発酵・熟成
  • コクととろみがある醤油
  • 内容量720ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい

「美味しんぼ」にも掲載されたんだよ。

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まとめ

安全な薄口醤油を選ぶポイントは、
  • 大豆は「国産丸大豆
  • 醸造方法は、「本醸造」か「天然醸造
  • 原材料表示で「添加物」をチェック
毎日使うものだからこそ、安心・安全なものを選びたいですよね。
また体にいいだけでなく、醤油を変えたら、お料理全体がレベルアップします。
ぜひ、おすすめの無添加の薄口醤油を参考にしてみて下さい。
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