スーパーで何気なく手に取っているチューブわさびには、わさび本来の風味を補うための着色料や香料、化学調味料などが使われていることがあります。
「安くて便利だから」と選んでいたわさび、本来の豊かな風味が変化しているかもしれません。
この記事でわかること
チューブわさびが「体に悪い」と心配される3つの理由
① 気になる食品添加物(着色料・香料など)
私たちが普段よく使うチューブ入りの練りわさび。「便利だから」「手軽だから」と手に取る機会も多いと思いますが、実は、わさび本来の風味や使いやすさを保つために、様々なものが加えられていることが多いんです。
例えば、香りを良くするための香料、酸味を調整する酸味料、とろみを出すための加工デンプンや増粘剤、そして色味を鮮やかに保つためのミョウバンなどが使われていることがあります。
これらの添加物は、チューブタイプのからしにもよく使われているものなので、「そういえば、からしの表示も見てみようかな」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、これらの添加物がすべて悪いというわけではありません。しかし、小さなお子さんや、食品添加物が気になるご家族がいらっしゃるご家庭では、少しでも安心できるものを選びたいと思うのは当然のことです。
② 食べ過ぎによる「胃腸への刺激」
わさびのツンとした辛味成分である「アリルイソチオシアネート」は、適量であれば食欲をそそりますが、刺激物であることに変わりはありません。一度に大量に食べ過ぎると、胃の粘膜を刺激して胃腸の負担になってしまうこともあります。
お刺身や冷奴に添える程度なら問題ありませんが、辛いもの好きの方はついつい使いすぎてしまわないよう、適量を美味しくいただくのがお腹への優しさですね。
③ 水飴や植物油脂による「カロリー・糖質」の懸念
チューブわさびの原材料を見ると、上位に「水飴」や「植物油脂」が記載されていることに驚くかもしれません。これらはチューブの滑らかさを保つために使われていますが、ダイエット中の方はカロリーが気になるポイントですよね。
ただ、一度に使う量はせいぜい数グラム。お茶碗一杯のご飯に比べればごくわずかなので、日常的な量であれば過剰に心配する必要はありません。それよりも、添加物の種類をチェックする方が、家族の健康管理としては重要かもしれません。
知っておきたいわさびの表示と種類のヒミツ
お店で何気なく手に取るチューブわさびに、「生」とか「本」とか書いてあって、一体何が違うんだろう?って、私も以前はすごく悩んでいました。
実は、これらの名前はわさびの「種類」に関わっているんです。大きく分けると、「西洋わさび」と「日本原産わさび」の2つがあるんですよ。
「本わさび」と「西洋わさび(生わさび)」の違い
「西洋わさび」は、別名ホースラディッシュ、または山わさびとも呼ばれています。白い見た目で、ツンとくる、結構強めの辛味が特徴なんです。原産はヨーロッパですが、日本でも北海道などで栽培されているんですよ。スーパーで見かける輸入物のホースラディッシュもこれが多いです。
一方、「本わさび」というのは、日本の清らかな渓流や湿地で育つ、日本生まれのわさびのこと。お寿司やお蕎麦屋さんで出てくる、あの緑色の、風味豊かなわさびといえば、ピンとくるでしょうか?
では、なぜお店で「本わさび」と「生わさび」という2種類のチューブが売られているのでしょう?それは、使われているわさびの種類が違うからなんです。
「本わさび」と表示されているものは、基本的に日本原産のわさびだけを使っていることが多いようです。そして、「生わさび」と表示されているものには、日本原産のわさびに加えて、西洋わさびがブレンドされていることが多いんですね。
ちょっとややこしいかもしれませんが、ポイントは「品種」で区別されているということ。だから、たとえ海外で育った日本原産のわさびでも「本わさび」と呼ばれることがありますし、日本で栽培された西洋わさびは「山わさび」や「ホースラディッシュ」と呼ばれるんです。
注意!「本わさび使用」と「本わさび入り」の違い
パッケージにある「本わさび」の文字だけで選ぶのは要注意です。実はこれ、公正取引委員会のルールで明確に分けられています。本わさびの配合量が50%以上のものは「本わさび使用」、50%未満のものは「本わさび入り」と表示されています。本物志向で選ぶなら、まずは「本わさび使用」と書かれたもの、さらに欲を言えば「本わさび100%」のものを選ぶのが、豊かな風味を楽しむコツですよ。
本わさび本来の嬉しいメリット
気になる添加物を避けて「本わさび」を選べば、嬉しいメリットもたくさんあります。わさびの辛味成分には、お刺身などの生鮮食品の鮮度を保ち、美味しく安全に食べるのをサポートする働きがあります。
さらに、本わさび特有の成分は、毎日のすこやかな体づくりや、若々しいコンディションの維持をサポートしてくれると言われています。ただの薬味としてだけでなく、健康的な食卓を支える名脇役として活用したいですね。
無添加を求めるなら「冷凍すりおろし」や「粉末」も大正解!
普段私たちが口にするわさびには、大きく分けて3つのタイプがあります。
- 風味豊かな生のわさび
- 手軽に使えるチューブ入りの練りわさび
- お料理にふりかける粉わさび
この中で、できるだけ自然に近い形で味わえるのが、生のわさびとわさびの粉末です。これらのタイプは、加工がほとんどされていないため、添加物が少ない傾向にあります。
チューブの形状や常温保存を保つためには、どうしても増粘剤や安定剤が必要になります。もし「完全無添加」を極めたいなら、すりおろした直後に急速冷凍された「冷凍わさび」や、水で練るだけの「粉末わさび」を選ぶのも賢い選択です。
特に冷凍タイプは、チューブの便利さと生わさびの香りの良さを両立した「いいとこ取り」のアイテム。僕も、より本格的にお刺身を楽しみたい日は、冷凍タイプを解凍して使っています。
おすすめの無添加わさび
ここまで読んで、「なるほど、そういう違いがあったんだ!」と思っていただけたでしょうか?でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。私たちが普段何気なく使っているチューブわさび、裏面の原材料表示をじっくり見たことはありますか?
風味を保つため、色を良くするため、あるいは量を増やすために、様々な添加物が使われていることがあるんです。特に「生わさび」と表示されているものの中には、西洋わさびを主体に、香料や着色料などで風味や色を調整している商品も多いです。

【創健社】東京フード 国産生おろしわさび

商品の特徴
- 国産本わさびだけを使用し、無着色である
- 有機紅花油を使用しており、食物繊維は非遺伝子組み換えの大豆
- 長期保存すると茶褐色に変色するが、品質に問題はない
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【ムソー】旨味本来・生わさびチューブ入り

商品の特徴
- 西洋わさびと本わさびを使用し、風味・香りが持続できるようにしている
- 保存料、香料、化学調味料を使わず、わさび本来の風味を大切にしている
- 国産リンゴを使用した準りんご酢に、天日塩を使用
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【山忠わさび】生おろしわさび

商品の特徴
- 長野県の本わさびのみを使用
- 甘藷澱粉由来の水飴でコクをだしている
- メーカーは「安心、安全で豊かな食生活」を目指している
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【金印】北海道山わさび

商品の特徴
- 北海道産西洋わさびをおろし金ですりおろし、冷凍したもの
- 「山わさび」は、北海道で西洋わさびのこと
- わさびの風味と爽やかな甘みが特徴
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【せいふてい】おろし本わさび

商品の特徴
- 長野県の本わさびをおろし、1パック5g詰めにして冷凍
- 食塩のみ使用され、国産100%のわさびが味わえる
- 着色料や増量剤などの添加物不使用
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【WORLD COLLECTION】国産 おろし沢わさび

商品の特徴
- 国産の沢わさび芋(本わさびの地下茎)を使用している
- すりおろしたわさびを、1パック2.5g詰めで冷凍
- 流水または10℃以下で解凍して、すぐに使える
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【おまけ】本物の「生わさび」を楽しむためのコツ
スーパーで生のわさびを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。選ぶときは、ずっしりと重みがあり、表面のイボイボの間隔が詰まっているものが新鮮で美味しい証拠です。
使いきれない時は、湿らせたキッチンペーパーで包み、さらにラップをして冷蔵庫へ入れれば、香りを逃さず長持ちさせられますよ。余ったわさびを細かく刻んで「醤油漬け」にすれば、パパの晩酌の最高のお供になります。ぜひ試してみてくださいね。



















