入浴剤は使わない方が良い理由
毎日頑張るあなた、至福のバスタイムで心身ともに癒されたいですよね。でも、「入浴剤の成分って大丈夫かな…?」「肌に合わないものだったらどうしよう…」と不安に思ったことはありませんか?

入浴剤っていい匂いするけど、体に悪いこともあるの?

う~ん。全部が悪いわけじゃないけど、中には肌に合わない成分が入ってることもあるんだ
実は、入浴剤の中には、肌への負担となる成分が含まれているものや、効果が謳われている割に効果が薄いものも存在します。
安さだけで選ぶと、肌荒れやアレルギーなどを引き起こす可能性も。 この記事では、危険な成分が含まれている入浴剤の特徴や選び方、そして本当に効果的で肌に優しいおすすめ入浴剤を6種類厳選してご紹介します。

良かった~。安心して使える入浴剤もあるんだね!

うん、ちゃんと選べば毎日のおふろタイムを楽しめるよ。一緒に覚えていこうね。
この記事を読めば、あなたも安心して使える入浴剤を選べるようになり、毎日のバスタイムをさらに快適で健康的なものに変えることができます。
さっそく詳しく見ていきましょう。
入浴剤の悪い成分
入浴剤の中には、人工の香料や着色料、防腐剤などの化学成分が使われていることがあり、これらが肌や呼吸器に刺激を与えることもあります。

え〜、いい匂いのもとが体に悪いこともあるんだ…
敏感肌の方やアレルギー体質の方は、かゆみ・発疹・赤みといった肌トラブルが起こる可能性があるため、特に注意が必要です。
また、pH調整剤や界面活性剤といった成分は、肌本来のバリア機能を弱めてしまうことがあり、長く使い続けることで乾燥しやすくなることも。

バリア機能って体を守ってくれるもの?

そうそう。でも、悪い成分がそのバリアを壊しちゃうことがあるんだ
こういった成分が入っていないか、パッケージの成分表示をチェックすることが、肌を守る第一歩です。
買ってはいけない入浴剤の特徴
入浴剤は毎日のように使いたいアイテム。だからこそ、成分や作られ方には少しだけ注意をすることが大切です。
値段やパッケージの見た目だけで選ぶのではなく、ポイントを抑えておけば、肌トラブルや浴槽などの設備のトラブルを防ぐこともできます。

でも、かわいいパッケージの入浴剤はつい欲しくなっちゃう

気持ちはわかるけど・・かわいいだけじゃなくて、中身もしっかり見ないとね。
ここでは、特に注意してほしい入浴剤のタイプについて詳しく紹介します。
硫黄成分を含むもの
イオウ入りの入浴剤は、温泉気分が味わえる人気のタイプですが、実は追い焚き機能付きのお風呂やエコキュートなどの設備にはあまり向いていません。

イオウって体にいいって聞いたことあるけど・・

温泉の匂いの元になる成分なんだけど、機械を傷めたり、肌に刺激が強いこともあるんだよ
イオウには金属やゴムを腐食させる性質があるため、使い続けると配管を傷めたり、機械の故障につながる可能性があるんです。
しかも、こうしたトラブルは製品保証の対象外になることも!おふろ設備の種類に応じて、入浴剤の成分を確認することが大切です。
また、イオウ成分は、温浴効果がありますが、肌への刺激が強い場合もあります。特に、敏感肌の方やアトピー性皮膚炎の方などは、症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。
イオウの含有量が多い入浴剤を使用する際には、少量から試してみて、肌の反応を確認することが大切です。
もし、かゆみやかぶれなどの症状が出た場合は、使用を中止し、皮膚科医に相談しましょう。
合成着色料・添加物が入っているもの
日本浴用剤工業会によると、市販されているものほとんどは、無機塩類、生薬類、酵素類、有機酸類、保湿剤、着色剤、香料等が使われています。
合成着色料や添加物は、鮮やかな色や香りを実現するために使用されますが、肌への刺激やアレルギー反応を引き起こす可能性も。

色がきれいだったり、いい香りの入浴剤って気をつけた方がいいんだね。

そうだね。全部が悪いわけじゃないけど、肌が弱い人には刺激になることもあるから、しっかり成分を見るのが大切なんだよ。
特に、これらの成分に敏感な方は、注意が必要です。これらの成分が含まれている入浴剤を選ぶ際には、とくに成分表示の確認が大切です。肌に優しい成分配合のものを選ぶようにしましょう。
安すぎるもの
お手頃価格の入浴剤はつい手が伸びがちですが、あまりにも安すぎるものにはちょっと注意が必要です。
というのも、コストを抑えるために使われている成分の中には、肌に負担となる成分が含まれていることがあるんです。

そっか~。安いものって気をつけた方がいいんだね。

そうだね。安いものが悪いわけじゃないけど、安いからってすぐ買わない方が良さそうだね。
例えば、成分表示に「香料」や「着色料」「防腐剤」とだけ書かれていて、何が使われているのかよく分からない場合もあります。
そういった入浴剤は、人工の香りや強い色素がたっぷり入っているものもあって、敏感肌の人には合わないことも。
安さだけで選ぶ前に、成分表示をしっかりチェックして、安全性に配慮された商品かどうかを見極めることが大切です。
「なんとなく不安…」と感じたら、少し価格が高くても安心できるものを選ぶのが正解です。
バブの入浴剤は危険?
炭酸系入浴剤として人気のある「バブ」。香りの種類も見た目の色も豊富な所から、SNSなどで「危険」なんて言われることもありますね。でもそれは、一部誤解による情報が多いんです。
バブには炭酸ガスや温泉成分が含まれていて、血行をよくしたり体を温めたりと、うれしい効果が期待できます。
そして、基本的には医薬部外品として、安全性がしっかりと確保された商品なんです。ただし、香料や色素が含まれているタイプもあるので、肌が敏感な方やアレルギー体質の方は注意が必要です。
ご自身やご家族の肌質に合うかどうかを見極めて、合いそうなタイプを選ぶようにすると安心して使えます。

バブって色んな種類があるし、好みに合わせて使えそうだよね。

そうそう。医薬部外品だから基本的には体にいい入浴剤なんだ。でも、香料や色素が入ってる種類は、肌が弱い人は気をつけたほうがいいものもあるんだよ。
エプソムソルトは体に悪い?
エプソムソルトは硫酸マグネシウムというシンプルな成分でできた、無香料・無着色の入浴剤です。

エプソムソルトって塩だと思ってた!

そうだよね。見た目は塩みたいだけど、実はマグネシウムっていう成分の結晶なんだよ。
そのため、マグネシウムの経皮吸収を気にする方や腎臓や心臓の持病を抱えている方にとっては「エプソムソルトって本当に大丈夫?」と心配になる方もいるのではないでしょうか?
入浴剤として使用する程度では、マグネシウムの経皮吸収はごく微量、血中への吸収に至ってはほとんど見られていないそうです。
また、HERTHによると、エプソムソルトには色々な健康上の効果も期待できるそうですよ。
とはいえ、どんなにシンプルでも人によっては肌に合わないこともあります。特に、敏感肌の方や小さなお子さんが使う場合は、最初は少量から試してみるのがおすすめです。
また、毎日たっぷり使いすぎると、まれに乾燥を感じるケースも。肌の様子を見ながら、自分に合った量や頻度で使うことで、心地よく安心して楽しめる入浴アイテムになりますよ。
クナイプは体に悪い?
自然派の入浴剤として人気の高い「クナイプ」。ハーブや精油を使っていて、ナチュラルなイメージがありますよね。
でも、「天然=必ず安全」というわけではないんです。クナイプにはハーブエキスや植物由来の香り成分が使われていますが、植物アレルギーのある方にとっては、肌に合わないこともあるんです。

天然って安全じゃないの?!

そう思っちゃうよね。でも、天然の植物でアレルギーが出る人がいるんだよ。だから、自分の体質に合うかちゃんと確認したほうが安心なんだ。
また、香りがしっかりしている商品が多いので、匂いに敏感な方には刺激が強く感じられることも。自然由来だからといって油断せず、ご自身の体質や好みに合うかをチェックしてから使うようにしましょう。
パッチテストや少量から試す、で安心につながりますよ。
100均の入浴剤は体に悪い?
お手頃価格で手軽に買える100円ショップの入浴剤。つい試してみたくなる魅力がありますよね。
でも、安全性の面ではちょっと注意が必要な場合もあります。

100均で見つけると、つい欲しくなっちゃうよ〜

気持ちはわかるけど、成分表示があいまいだったり、肌に合わないものもあるから、まずはよくパッケージを見るのが大事なんだよ。
厚生労働省によると、効果のある入浴剤は、その成分の配合に基準がもうけられています。100均の商品の中には成分表示が簡略化されていたり、コストを抑えるために、治療的な成分よりも人工香料や着色料、防腐剤などが多く使われていることも。
効果があるどころか、肌が弱い人には刺激となることもあるんです。特に敏感肌の方やお子さんが使う場合は、成分が明記してあるものを選びたいところですね。
さらに、製造元の情報がはっきりしない商品もあるので、まずはパッケージをよく確認して、不安があるときは使用を控えるのが安心です。
入浴剤を使うときの注意点
入浴剤は、毎日のバスタイムをちょっと特別な時間にしてくれるアイテム。でも、使ったあとのケアや、ちょっとした配慮を忘れてしまうと、お風呂まわりにトラブルが起きることも。
日本浴用剤工業会によると、入浴剤を使う時は、入浴剤の成分だけではなく、浴槽の取り扱い説明書もしっかり確認することも勧めています。
この章では、入浴剤を使うときに「ここは気をつけておきたい!」というポイントをお伝えします。

おふろのケアも大事なんだね!

そうだね。入浴剤の効果をしっかり出すためにも、お風呂自体のケアも大切なんだよ。しっかり見てみようか。
浴槽に香り残らないようによく洗う
入浴剤に含まれる香料やオイル系の成分は、浴槽の内側にぬるっと残ることがあり、放っておくと変色やカビの原因になることも。
特に香りが強めの入浴剤は残りやすく、次に入るときに「なんだかイヤな臭いが…」なんてことにもなりかねません。
そんなときは、入浴後にぬるま湯で流すだけでなく、やわらかいスポンジなどで軽くこすって洗うのがおすすめ。
残った成分をしっかり落とすことで、浴槽もきれいに保てて、肌への余計な刺激も防ぐことができます。

ぬるぬるのおふろってイヤだよね…

そうだね。せっかくだからしっかり浴槽も洗って、気持ち良く入りたいよね。
追い焚きに注意
追い焚き機能がついているお風呂を使っているご家庭では、入浴剤の成分が配管に悪影響を与えることがあるので注意が必要です。

追い焚きって便利だけど気をつけなきゃいけないんだね!

そうなんだよ。入浴剤によっては配管を傷めちゃうこともあるから、説明書をちゃんと見てから使うのが大事なんだよ。
たとえば、前述したようなイオウやオイル系の成分、濃い着色料が使われている入浴剤は、配管の中に残って詰まりや腐食の原因になることも。
こういった状態が続くと、設備の寿命が縮んでしまったり、思わぬ修理費がかかってしまう可能性もあります。
さらに、配管に残った成分が次にお湯を使うときに溶け出して、肌に触れてしまうリスクもあるんです。
追い焚き機能を使うときは、「その入浴剤は使ってOKなものかどうか」を必ず確認するようにしましょう。
メーカーの使用上の注意をチェックするのが安心です。
【安全】体にいい入浴剤おすすめ6選
「毎日使うものだから、できるだけ肌にやさしくて安心な入浴剤を選びたい!」そんな方のために、成分にこだわったおすすめ入浴剤を厳選してご紹介します。
ここでは、無添加・国産・医薬部外品など、信頼できる基準を満たした入浴剤をピックアップしました。
肌へのやさしさはもちろん、心までほっとできるようなアイテムばかりです。
【BOJOLIE(ボジョリー)】バスエッセンス

商品の特徴
- 天然由来成分99%以上配合で添加物が気になる方やオーガニック志向の方にも使いやすい
- 防腐剤、石油系界面活性剤、エタノール、合成香料、合成着色料、紫外線吸収剤、鉱物油、シリコン、合成ポリマー、すべて不使用で敏感肌の方にもやさしい
- オゾン化オリーブオイル(ヴィーガン認証、GMOフリー認証を取得済)を配合。
- 内容量 g、価格は↓からご確認下さい

【株式会社フローラ】フローラ・バス-102

商品の特徴
- 天然植物成分100%で、添加物が気になる方やオーガニック志向の方でも使いやすい。
- お肌にやさしい成分のため、赤ちゃんへの使用も可能。
- 内容量 g、価格は↓のサイトからご確認下さい
【株式会社ナチュラ】MUQUA ミネラルバスパウダー(乳酸菌入り)

商品の特徴
- 香料や着色料、界面活性剤などの人口化合物は一切使用せず、添加物が気になる方でも使いやすい。
- ミネラル・乳酸菌効果で、お肌にやさしく、かつ美肌効果も期待したい方にオススメ。
- 内容量 g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【有限会社メディカル・エステル】魔法のバスソルト

商品の特徴
- ミネラルたっぷりのヒマラヤ岩塩使用。
- 体にやさしく、そして芯から温めたい時にオススメの入浴剤。
- 天然の岩塩なので、口に入っても害なし。
- 内容量 g、価格は↓からご確認下さい

【アース製薬】BARTH 薬用中性重炭酸入浴剤

商品の特徴
- 重炭酸イオンの温浴効果により血行を促進。
- 薬用入浴剤のため、疲労回復・肩こり・腰痛・冷え症などでお悩みの方へオススメ。
- 内容量 g、価格は↓アマゾンからご確認下さい
【花王】バブクリアタイプ

商品の特徴
- 素肌と同じ弱酸性の湯で赤ちゃんから大人まで使用できる
- 防腐剤フリー、アルコールフリー、パラフィンフリーで、添加物を気にする方にも使いやすい、バブの商品。
-
内容量 g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
まとめ
入浴剤を選ぶときは、香りや値段だけでなく、「どんな成分が使われているか」にも目を向けることがとても大切です。

良い香りだけで選んじゃダメなんだね〜

そうだね。体に合わない成分が入ってたら、せっかくのおふろもイヤになっちゃうよね。
人工香料や着色料、イオウ、界面活性剤などが使われている入浴剤は、肌トラブルの原因になったり、お風呂の設備を傷めてしまうことも。
特に敏感肌の方や小さなお子さんがいるご家庭では、無添加や自然由来のやさしい入浴剤を選ぶことが、安全で安心なお風呂時間をつくる第一歩になります。
100円ショップや激安商品などは、成分表示があいまいだったり、刺激の強い原料が使われていることも。
逆に、信頼できるメーカーの無添加タイプや医薬部外品の入浴剤は、保湿・血行促進といった機能性も高く、毎日のバスタイムを健やかにしてくれます。

いい入浴剤もたくさんあるね。

そうだね。だからこそ、自分たちに合った入浴剤を選んで、おふろの時間を充実させたいよね。
入浴剤は、ただの「お楽しみアイテム」ではなく、肌や体を守る大切なケア用品。正しい知識をもって、あなたやご家族に合った入浴剤を選んで、もっと気持ちのいいお風呂時間を楽しんでくださいね。













































