今や台所の定番となりつつある、オリーブオイル。
悪玉コレステロールを減らし、生活習慣病を予防するなど、健康効果の高い油です。
でもちょっと待ってください。そのオリーブオイル、本物ですか?
健康のために摂っているオリーブオイルも、本物でなければ効果は減ってしまいます。
この記事では、買ってはいけないオリーブオイルの特徴を解説し、おすすめの本物のオリーブオイルを紹介します。
業務スーパーのオリーブオイル、低価格でも品質は?
業務スーパーのオリーブオイルは、低価格のものが多いですが、品質に問題はないのでしょうか。
低価格でも信頼できる?業務スーパーのオリーブオイル
オーガニックエキストラバージンオリーブオイル
トルコ産の「オーガニックエキストラバージンオリーブオイル」は、有機栽培のオリーブだけを使用しています。
500ml入りでお値段は1,000円以下。 しかし、後述する「認証マーク」が見当たらないため、本物かどうかは不明です。
オリーブポマスオイル
業務スーパーの「オリーブポマスオイル」は、916gの大容量なのに、お値段は1,000円以下です。
ただし、オリーブポマスオイルの正体は、オリーブの搾りカスを分解して、さらに搾った油。
買ってはいけない偽物のオリーブオイル
偽物の可能性が高いオリーブオイルの特徴を解説していきます。
相場より安いオリーブオイル
エキストラバージンオリーブオイルの値段は、500mlあたり1,000~2,000円ほどが目安です。
国際基準では、エキストラバージンオリーブオイルは酸度0.8%以下という規定があります。
ところが、日本には明確な基準がありません。 中には他のオイルや化学物質を添加して、加工しているものもあるのです。
1ℓ入りで1,000円以下、などという場合は偽物を疑った方が良いでしょう。
本体ラベルに認証マークがついてない
国際オリーブ協会(IOC)の基準をクリアしたオリーブオイルには、認証マークがついています。
その他、国や団体によって様々な認証マークがあるので、パッケージを見てみましょう。
「認証マークがある商品なら絶対に大丈夫!」というわけではありませんが、ひとつの目安にしてみてはいかかがでしょうか。
透明ボトルに入っている
油の大敵「酸化」。オリーブオイルは光に弱い性質があります。
できるだけ、黒や緑の瓶に入ったオリーブオイルを選びましょう。
買ってはいけないオリーブオイル
買ってはいけないオリーブオイルは、「相場より安いもの」「ラベルに認証マークがない」「透明ボトルに入っている」でした。
あくまでも「本物でない可能性が高い」のであって、商品自体が悪いというわけではないよ。加熱調理用にするなど、自分に合った使い方をしてね。
【BERIO】エクストラバージンオリーブオイル
イタリアの伝統ブランド「BERIO」ですが、認証マークが見当たりません。
720g~は、容器が透明ペットになってしまうのもマイナス点です。
スポンサーリンク【JOYL】オリーブオイル エクストラバージン
スーパーでもよく見かける、「JOYL オリーブオイル エクストラバージン」は、「酸度0.3%以下」に合格したエクストラバージンを使用しています。
残念な点が、透明ペットの容器です。
せっかくの酸度0.3%以下なのに、、
400g入りなら、瓶に入っているよ。
【アブリル】エキストラバージンオリーブオイル
業務スーパーでは1ℓで販売されている、「アブリル エキストラバージンオリーブオイル 」。
通販では5ℓの大容量サイズもありますが、酸化が進みやすい透明な容器に入っています。
家庭で使うのには向いていないな。
おすすめの本物オリーブオイル
ここからは、おすすめの本物のオリーブオイルを紹介していきます。
【ICONO】エキストラバージン オリーブオイル
商品の特徴
- 大気汚染がないアタカマ砂漠カルデラ平原で採れたオリーブのみを使用
- 早摘みのフレッシュなオリーブだから、スパイシーさと甘さを感じられる
- 世界各国で様々な賞を受賞
- 内容量500ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【バルベラ】バルベーラ ロレンツォNo5 EVオイル
商品の特徴
- 手摘みで収穫、12時間以内に搾油で、フレッシュさを保つ
- こだわりの粉砕方法を使い分け、オリーブの魅力を最大限に引き出す
- 創業120年、数々の受賞歴
- 内容量500ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【アルメナーラ】エキストラバージン オリーブオイル
商品の特徴
- 収穫後4時間以内に搾油、「コールドプレス製法」で、オリーブの風味を損なわない
- 「国際オリーブオイルコンテストオリーブ・ジャパン」2022、2023年、金賞受賞
- 国際基準よりも厳しい、酸度0.2%以下
- 内容量250ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【Flora Labo】エキストラバージンオリーブオイル
商品の特徴
- 4つの国際オーガニック認証を取得
- ポリフェノール含有率が高く、酸化しにくい品種のオリーブを使用
- スパイシーで、苦味のある後味
- 内容量500ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【BIOPLANETE】有機エキストラヴァージンオリーブオイル
商品の特徴
- 有機JAS認証、一番搾りオーガニックエキストラヴァージンオリーブオイル
- 持続可能な農業形態で、地球にやさしい
- なめらかな口当たりと、フルーティーな味わい
- 内容量500ml、価格は↓のAmazonからご確認下さい
まとめ
買ってはいけない偽物のオリーブオイルを選ばないためには、「価格」「認証マーク」「ボトル」に注意して、ぜひぴったりのオリーブオイルを選んで下さいね。