この記事では、離乳食での醤油の使用開始時期や使い方のコツ、選ぶときに気をつけたいポイントまでまとめました。
離乳食として使う醤油を選ぶポイント
赤ちゃんの体にやさしい醤油を選ぶために、チェックしたいポイントをまとめました。
原材料は「大豆・小麦・食塩」のみ
シンプルな本醸造タイプで、原材料が「大豆・小麦・食塩」だけの醤油がベスト。余計な添加物が入っていないので、赤ちゃんにも安心です。

シンプルなほうがいいんだね

そうそう。余計なものが入ってない、本醸造の醤油が赤ちゃんにはぴったりなんだ
減塩醤油のほうがいい?
減塩醤油は、通常より25〜50%ほど塩分が少なめで、赤ちゃんにもやさしいですが、減塩にこだわる必要はないのではないでしょうか?
天日塩を使った醤油であれば、ミネラルも多く含まれている分、塩化ナトリウムの量も減りますし、カリウムが塩分の摂りすぎを抑えてくれます。
離乳食におすすめの市販の無添加醤油
ここでは、赤ちゃんの離乳食に安心して使える「市販の無添加醤油」をいくつか紹介します。初めての醤油選びに迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
【味千汐路 】Ofukuro 有機まるごとベビーフード 有機ベビーだし醤油

商品の特徴
- 有機野菜のエキスたっぷりのだし醤油。
- 有機原料のみを使用し、離乳食期の赤ちゃんにも安心。
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【大徳醤油】 丸大豆醤油 1800ml

商品の特徴
- 化学調味料や合成保存料を一切加えていない無添加醤油
- 国産大豆100%使用
- ポストハーベスト汚染や遺伝子組み換えの心配なし
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【フンドーキン】吉野杉樽天然醸造醤油 500ml

商品の特徴
- 厳選された国産丸大豆・国産小麦・天日塩を使った天然醸造の丸大豆醤油
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離乳食で醤油はいつから使える?
赤ちゃんに初めて醤油を使うときには何を気をつけたらいいの?気をつけたいことや、上手な使い方などをお伝えします。
赤ちゃんの体を考えて、量や調理法を調整して使っていきましょう。
離乳食後期(生後9〜11ヶ月)が目安
赤ちゃんに醤油を使い始めるタイミングは、生後9〜11ヶ月の離乳食後期がひとつの目安。早すぎる塩分摂取は、腎臓への負担や濃い味への慣れにつながる心配があります。

9ヶ月になったら、ちょっとだけおしょうゆOKってこと?

うん。ほんのちょっとだけ。うどんとかスープに、1滴たらすくらいがちょうどいいみたいだね
初めて使うときは、加熱した料理にごく少量(1滴ほど)から。うどんや野菜スープにほんのり香りづけする程度が、赤ちゃんも自然と受け入れやすい量です。
完了期や1歳以降の使い方
1歳を迎えるころには、小さじ1/4〜1/2ほどの量まで使えるようになりますが、毎日使うのではなく時々使う程度にとどめておくのが安心です。

1歳になっても気をつけなきゃいけないんだね。

使える量は増えるけど、“ときどき”ってくらいが安心だよね。
醤油の役割は、素材の味を引き立てること。納豆に少し加えたり、野菜の煮物や炊き込みご飯に使ったりと、無理なく自然に取り入れるのがおすすめです。
醤油の添加物の危険性
市販の醤油には、赤ちゃんには気になる添加物が含まれていることも。赤ちゃんの体にやさしい醤油を選ぶために、避けたい成分や選ぶときのポイントをお伝えします。

お醤油に添加物って入っているの?

そうなんだ。添加物は赤ちゃんには刺激が強いから、入ってないかちゃんと見て選ぶのが大事なんだよ
酒精(アルコール成分)
酒精とは、醤油を保存するために使われるもの。ですが、加熱せずに使うとアルコールが残ってしまうことも。
赤ちゃんの離乳食には、「無添加醤油」や製造過程で加熱処理をしている醤油を選ぶのが安心です。

えっ!醤油にお酒が入ってるの!?

保存性を良くするために入っているんだ。赤ちゃんには、加熱した料理で使わないとね。
そのままかけて使うものは避けて、煮物や炒め物など火を通す料理で使いましょう。
たんぱく加水分解物
たんぱく加水分解物は、人工的に作られたうま味成分のひとつで、加工醤油によく使われています。味がしっかりする反面、赤ちゃんには刺激が強すぎることも。

うま味があるのに、ダメなの?

しっかりしすぎる味は、赤ちゃんには刺激が強いんだよ。“無添加”って書いてあるのを選ぶと安心だね。
「無添加」や「本醸造」と書かれた醤油を選べば、こういった成分を避けやすくなりますよ。
カラメル色素
カラメル色素は色を濃く見せるための添加物で、味や栄養に関係ありません。赤ちゃんには、見た目より原材料のシンプルさを優先して選ぶのがポイントです。

黒くておいしそうに見えるのに、意味ないんだ!

見た目にだまされちゃいそうだよね。味と安全性が一番!
離乳食に醤油を使うときの注意点
醤油の塩分に注意
普通の醤油は15〜16%、減塩でも8〜10%と塩分が多め。赤ちゃんの体には負担が大きくなるので、薄めて使うか、減塩タイプを選ぶようにしましょう。

しょっぱいのって、おいしいのにな〜

そうだけど、赤ちゃんの体にはしょっぱすぎるのは負担になるんだ。減塩タイプをちょっとだけ使うのがいいね。
アレルギー成分もチェック
醤油には「大豆」や「小麦」など、アレルギーを引き起こす可能性のある原料が含まれています。最初に使うときはほんの少しだけにして、体調の変化や肌の様子をよく見ながら使いましょう。
気になる症状が出たときは、すぐに使用をやめて医師に相談してください。

お醤油でもアレルギーってあるの?

大豆とか小麦が入っているから、注意が必要なんだ。最初はほんの少しだけ使う方が安全だね。
必ず加熱する
酒精や雑菌の影響を防ぐためにも、離乳食に使うときは必ず加熱することが大切です。スプレー式のかけ醤油など、加熱しない使い方は避けましょう。
煮物や炒め物など、しっかり火を通す料理で使うのが安心です。

ごはんにそのままかけちゃダメ?

う~ん、火を通さないと雑菌とかアルコールが残ることがあるんだ。炒め物や煮物で使うのが安心だね。
まとめ
離乳食で醤油を使い始めるのは、生後9〜11ヶ月ごろの離乳食後期からが目安。最初は加熱して、ほんの少し(1滴程度)からスタートするのがポイントです。
選ぶときは、無添加・減塩タイプを選び、原材料や添加物の有無をよく確認しましょう。塩分やアルコール、アレルギーの心配が少ないものを選ぶことで、赤ちゃんの体にやさしい食事作りができます。
↓記事にも無添加醤油をまとめてるので併せて見てみてください


お醤油って、赤ちゃんに使う時はいろいろ気をつけないとなんだね〜

少しずつ食べて慣れてもらうと安全だね。赤ちゃんの味覚を大切にしながら、うまく取り入れていきたいね。

























