離乳食におすすめ市販の無添加うどん３選

赤ちゃんにうどんをあげるのって、いつから大丈夫なのかな？

だいたい5〜6ヶ月くらいから大丈夫みたいだよ。おかゆとか野菜に慣れてきた頃に、やわらかくして少しずつあげてみるといいんだ

赤ちゃんの離乳食が進んでくると、「そろそろうどんも始めてみようかな？」と思うパパやママも多いですよね。

やわらかくて食べやすいうどんは、離乳食にぴったりの食材です。でも、スーパーに並ぶうどんには塩分や添加物が含まれているものもあって、「赤ちゃんにあげても大丈夫かな？」と不安になることもありませんか。

この記事では、赤ちゃんにうどんをあげ始める時期やメリット、気をつけたいポイントをやさしく解説します。

さらに、無添加で安心して使える市販のうどんや、選び方のポイントも詳しくご紹介。初めてのうどんデビューが安心で楽しいものになるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

離乳食のうどんはいつから食べていい？

大人と同じうどんでもいいの？

ううん、最初は“塩分ゼロ”とか“無添加”のうどん選ぶと安心なんだよ。形も細かく刻んだり、すりつぶして少しずつ慣れさせていくんだ。

うどんは、生後5〜6ヶ月ごろの離乳食初期の後半から中期にかけてスタートできます。おかゆや野菜のすりつぶしに慣れてきたら、やわらかく茹でたうどんを細かく刻んだり、すりつぶして、少しずつ与えてみましょう。

はじめのうちは「塩分ゼロ」「添加物なし」「アレルゲンに配慮された」商品を選ぶのが安心です。スプーン1さじくらいから、赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり進めていきましょう。

うどんは離乳食にとても使いやすい食材なんです。その理由を3つのポイントでご紹介します。

うどんは、小麦粉と水だけでできているシンプルな食品なので、やわらかくゆでれば赤ちゃんでも食べやすく、消化にもやさしいのが特徴です。

まだ内臓が未発達な赤ちゃんのお腹にも負担が少なくて安心。特に離乳食の初期から後期にかけて、長い期間にわたって主食として使えるので、ひとつあるととっても便利な食材です。

体調がすぐれないときや、いつものごはんが進まない日にも、うどんなら食べてくれる子も多いですよ。

冷凍保存もできるし、電子レンジでもすぐに温められるうどんは、時間がないときの強い味方。細かく刻んで冷凍しておけば、サッと使えて便利！汁物や煮込み料理にもアレンジしやすいのも魅力です。

うどんは他の食材との相性がよく、野菜やお肉、お魚と一緒に調理することで、栄養たっぷりのメニューになります。

たとえば、かぼちゃ入りとろとろうどんや、鶏ひき肉のあんかけうどんなど、バリエーションも豊富に楽しめますよ。

うどんって、こんなにいいことあるんだね！消化もしやすいの？

うん、やわらかく煮たうどんは赤ちゃんのお腹にもやさしいからね。風邪ひいたときとかにも食べやすいし、便利なんだよ

しかも冷凍できるってママも助かりそうだね！

そうだね。忙しいときにもサッと作れて助かる食材なんだ

うどんを選ぶ時に、気をつけることってなにかあるの？

そうだね。市販のうどんには塩とか添加物が入ってることがあるんだよ。だから、パッケージの表示をよく見て選ぶのが大事かな。

市販のうどんを選ぶときに気をつけたいのが、「添加物」の存在です。大人にとっては問題ない量でも、赤ちゃんの体には思った以上に負担になることがあります。

とくに離乳食期の赤ちゃんには、できるだけシンプルでやさしい食材を選びたいですよね。ここでは、うどんに含まれることがある代表的な添加物と、それが赤ちゃんの体に与える影響についてわかりやすく説明します。

あまり聞かない言葉だけど、pH調整剤ってなに？

うどんを長持ちさせるための薬みたいなものだね。大人には問題なくても、赤ちゃんの体には負担になっちゃうこともあるんだ。

赤ちゃんの腎臓はまだまだ発達途中。大人と同じ感覚で塩分を摂ってしまうと、体に負担がかかってしまいます。市販のうどんには、保存性を高めるために、食塩やpH調整剤といった化学物質が使われていることがあるんです。

パッケージの裏面にある原材料表示をしっかり確認して、「塩分不使用」「添加物なし」のうどんを選んであげましょう。

うどんってモチモチしてるけど、それも添加物のせい？

そうだね。“加工でんぷん”とか“増粘剤”が使われてるとモチモチになるんだけど、それが赤ちゃんには合わないこともあるから気をつけたいんだ

うどんのモチモチ感を出したり、なめらかなとろみをつけるために「加工でんぷん」や「増粘剤」といった成分が使われることもあります。でも、こうした添加物は消化しにくく、赤ちゃんによってはアレルギーやお腹の不調の原因になることも。

お腹の中の環境を整えてあげたい時期だからこそ、なるべく自然なものを選ぶのが安心ですね。

味や見た目をよくするために使われる香料・着色料・保存料。でも、離乳食期の赤ちゃんにはこうした人工的な香りや色は必要ありません。

むしろ、素材そのものの味に慣れることが大切な時期。味覚が育っていく途中だからこそ、できるだけ自然な味わいのものを選んで、食材の「本来のおいしさ」を感じられるようにしてあげたいですね。

添加物の種類	商品例
香料	『●●風味うどん』『●●だし仕立て』などの記載があるもの。原材料名に香料と書かれている物は要注意！
着色料	市販の「ミートソースうどん」「カレーうどん風ベビーフード」など、具材入りの加工品など。具入りやスープ付き商品などでは「カラメル色素」「赤色○号」などが使われている場合があります。
保存料	常温保存可能なレトルトうどん商品や、チルド麺で賞味期限が極端に長いものは要注意。成分表示で「ソルビン酸K」「pH調整剤」などの記載があれば避けるのがベターです。