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ティファールのフライパンってフッ素加工?だったらヤバいのでは?

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ティファールのフライパンの安全性は? 健康知識

便利で使い勝手のよいフッ素樹脂加工(チタンコーティング、マーブルコート、ダイヤモンドコート等)フライパンですが、実は有毒ガスが発生する危険性があることをご存じですか?

「取っ手のとれる」ティファールで有名なティファールのフライパンですが、種類も豊富で使い勝手もよく、長年人気のフライパンですよね。

そんなティファールのフライパンですが、安心して使用できるものなのか気になりますよね。

そこで、今回は、ティファールのフライパンについて調べてみました。

フッ素樹脂加工フライパンの危険性

フッ素樹脂加工に含まれていたPFOAに発がん性が確認されたことで、フッ素樹脂加工フライパンの危険性が注目されるようになりました。

ウェストバージニア州にあるデュポン社のワシントン・ワークス工場からのPFOA暴露を受けた6万9千人を対象とした健康被害の研究では、PFOA暴露は「おそらく」睾丸がん、腎臓がん、腎盂がん、潰瘍性大腸炎、甲状腺疾患、高コレステロール血症、妊娠関連の(欠落部分)と関連していることが結論付けられました。

Risk of Cancer in a Community Exposed to Per- and Poly-Fluoroalkyl Substances
Per- and polyfluoroalkyl substances (PFAS) emissions from a plastic coating industrial source in southern New Hampshire ...

しかし、現在は、原則として製造や輸入が禁止されているため使われることはないので安心して下さい。

ただし、現在もフッ素樹脂加工に使用されているPTFEには、表面温度が260℃程度になると劣化が始まり、360℃程度で有害な分解ガスが発生する性質があるといわれています。

つまり、フライパンを加熱しすぎて高温になることで有害な分解ガスが発生してしまう可能性があります。

 

PFOAフリーだけど空焚きすると分解ガス出やすくなるから絶対に避けてね

フッ素樹脂加工フライパン|劣化防ぐための取扱い方法

フッ素樹脂は柔らかい性質のため、デメリットとして劣化のしやすさがあげられます。

フライパンのコーティングを長持ちさせるためには、以下の注意を守って使用して下さい。

フッ素樹脂加工フライパンの使用上の注意

  • 1分以上、空焚きをしない
  • 硬いもので傷をつけるとフッ素樹脂がはがれやすいため、調理時や洗浄時に注意する
  • 食材を長時間入れておくと劣化しやすくなるため避ける
  • 強火に弱いため、中火で使用する
  • 急激な温度変化に弱いため、熱いうちに水につけない
  • 油を必ず引いて使用する

ティファールはPFOA・PFOS・鉛・カドミウム不使用

ティファールはPFOA・鉛・カドミウム不使用

※ティファール公式より

ティファールの公式ホームページには、ティファールの調理器具のフッ素樹脂コーティングに、環境や健康に有害とされているPFOA、PFOSは含まれていないことが記載されています。

ティファールフライパンはPTFEフッ素樹脂加工は使っている?

ティファールフライパンはPFOA、PFOSフリーなのはわかったけど、PTFEフッ素樹脂は使ってるのかな?

ってことでティファールに聞いてみました。

御社のフライパンはPTFEフッ素樹脂加工してますか?

〜T-falお客様相談センターからの回答~
お問い合わせいただきましてありがとうございます。

弊社のフライパンは全て内側にフッ素樹脂加工(PTFE)をしております。
現在、有害で問題視されているのはPFOAやPFOSという物質で、PTFEは危険性がなく、安全な物質で、世界的にも日本でも使用が認められているものでございます。
弊社の製品は食品衛生法の規格に通っている安全な製品でございますのでご安心いただければと存じます。
とのことです。とてもご丁寧な返事をいただきましたよ。
ただし、さっきも説明したように超高温にさらすと有毒な分解ガスが発生し、健康被害の懸念があるので、強火で攻めないよう気をつけたほうが良いです。
ここまで話がくると気になるのはコレですよね?

PTFEフリーのフライパンって存在するの?

実はPTFEすらフリーのフライパンがあるんだよ。それについては↓の記事で紹介してるよ

セラミックフライパンは体に悪い?危険性は?
みなさんは、セラミックフライパンを使っていますか?おしゃれなデザインも多く、利便性があり、お料理をする際に使われている方も多いと思います。 またフッ素加工のフライパンはよくないと聞くから、セラミックにしています!という方も多いと思います。 ...

ティファールのフライパンに共通する特徴

品質

  • ティファール独自の厳しい耐久性テストで実証されている
  • 長く安心して使用できる

予熱完了・適温の合図「お知らせマーク」

料理をもっとおいしくする「お知らせマーク」

*イメージです。火加減・照明等により見え方が異なる場合があります。

  • マークの模様が消えたら、予熱完了・適温の合図(約180~200℃)
  • 食材を入れるベストタイミングが一目でわかる

※ソースパン・シチューポットには「お知らせマーク」はありません

金属へらの使用

ティファールなら金属へらも使用可能

※ただし、角の丸いものに限る

食洗機の対応

  • 本体、ガラスぶたは食洗機対応
  • 後片付けがラクラク

※「取っ手のとれる」シリーズのみ

知らないと怖い危険なフライパン!安全なフライパンについても解説
安全を前提に毎日使用しているフライパンですが、実は素材や使い方によって、思わぬ危険があることをご存知でしょうか。 今回は、素材により起こりうる危険や、安全なフライパンについて解説します。フッ素コートがそろそろ剥がれてきて買い替えたいと思って...

ティファールのフライパン紹介

今回は、フライパンのコーティング耐久性の高いものから順番に紹介します。(チタン・コーティングと比較)

チタン・アンリミテッド コーティング

ティファール史上最高峰の耐久性

コーティング

フィニッシュ層にハードクリスタル素材を用いることで、摩耗耐久性が飛躍的に向上し、6倍長持ち

底面

底面のIHディスク極限まで大きくしたことで、すばやく均一に熱が伝わり、食材の旨味を封じ込める

外面

内面だけでなく、外面もふっ素樹脂加工のため、こびりつきにくく汚れがさっと落ち、毎日のお手入れが簡単
※「取っ手つき」シリーズのみ

熱源

IH(電磁調理器)・ガス火を含む、いずれの熱源にも使用可能

取っ手

「取っ手つき」、「取っ手のとれる」

チタン・フォース コーティング

IH対応スタンダードモデル

コーティング

高い耐久性を実現したチタン・フォースコーティングで、使い始めのこびりつきにくさが3倍長持ち

底面

底面のIHディスク極限まで大きくしたことで、すばやく均一に熱が伝わり、食材の旨味を封じ込める

外面

内面だけでなく、外面もふっ素樹脂加工のため、こびりつきにくく汚れがさっと落ち、お手入れ簡単
※「取っ手つき」シリーズのみ

熱源

IH(電磁調理器)・ガス火を含む、いずれの熱源にも使用可能

取っ手

「取っ手つき」、「取っ手のとれる」

チタン・インテンス コーティング(ステンレスモデル)

ステンレスモデル

取っ手が薄く、ガラスぶたのつまみは折りたためるバタフライタイプのため、重ねてすっきり収納可能

コーティング

チタン・インテンス コーティングを施し、使い始めのこびりつきにくさが2倍長持ち
※ソースパン・シチューポットにはコーティングを施していない。ただし、中面にコーティングを施していないなべ本体のみ「10年保証」付き

底面

耐久性と保温性に優れたステンレスでアルミを包んだ、厚い三層の底面

熱伝導に優れたアルミが熱を素早く均一に広げ、ムラなく食材を加熱

熱源

IH(電磁調理器)・ガス火を含む、いずれの熱源にも使用可能

取っ手

「取っ手つき」のみ

取っ手は、熱くなりにくく、つかみやすいシリコン素材
※オーブンでの使用不可

チタン・インテンス コーティング(ガス火専用)

ガス火専用のハイグレードモデル

コーティング

ガス火専用では最高ランクの耐久性を誇る、チタン・インテンスコーティングが施されており、使い始めのこびりつきにくさが2倍長持ち
※ただし、ソースパンとエッグロースターはチタン・コーティング

外面

炎に強い素材シリカを加えたエナメル(ほうろう)加工で、キズ・汚れがつきにくく、毎日のお手入れも簡単で、きれいな色が長持ち

熱源

ガス火専用

取っ手

「取っ手つき」、「取っ手のとれる」

チタン コーティング

ガス火専用のベーシックモデル

コーティング

耐久性がアップし、より丈夫になったチタン・コーティング

底面

丈夫になった底面構造で、軽さを実現
※「取っ手つき」シリーズのみ

外面

内面だけでなく、外面もふっ素樹脂加工のため、こびりつきにくく汚れがさっと落ち、お手入れ簡単

熱源

ガス火専用

取っ手

「取っ手つき」、「取っ手のとれる」

まとめ

ティファールのフライパンは、全てふっ素樹脂加工が施されていますが、PFOA・PFOSフリーのため安心です。

しかしながら、他のふっ素樹脂が使用されているため、使用上の注意を守り、安全に使用しましょう。

また、注意して使用することで、フライパンの寿命も延ばすことができるため、一石二鳥ともいえるでしょう。

ティファールのフライパンと言っても、様々な種類があり、購入時には迷ってしまうと思いますが、コーティングの耐久性や取っ手の取り外しなどの機能面や、価格等を検討し、ご自分に合ったものを選んで下さいね。

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