トマト缶って危険なの？BPAフリーで安全なものはどれ？

トマトの美味しさと栄養がぎゅっと詰まったトマト缶は、安価で長期保存が可能な便利なアイテム。 生のトマトよりもアップする栄養素もあるので、健康や美容のために積極的に摂取したいですよね。 でもちょっと待ってください。実はトマト缶には、危険なものもあるんです。 この記事では危険なトマト缶について解説し、おすすめの安全なトマト缶と瓶詰めのトマトを紹介します。

トマト缶が危険な理由

トマト缶が危険と言われる理由は、缶詰のコーティングに使用されるBPAです。 BPAは、以下の器官や機能に異常をもたらすことが指摘されています。 トマト缶は、危険なBPAが溶け出してしまっている可能性が高いのです。 BPAは、熱、酸、油分に弱い性質があります。 缶詰を製造する際の高温加熱殺菌と、トマトの酸でBPAは、溶け出しやすい状態になってしまうのです。 BPAの耐容一日摂取量は、体重1kg当たり0.05mgです。

動物の胎児や子供が、従来の毒性試験により有害な影響がないとされた量に比べて、極めて低用量（２．４～１０μｇ／ｋｇ体重）のビスフェノールAの曝露※を受けると、神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発※等が認められているという報告がされ、米国、カナダ、欧州連合（EU）ではこうした報告を受け、下記Q６で述べるような対応がなされているところです。 引用：ビスフェノールAについてのQ＆A｜厚生労働省

BPAの規制は、国によって大きく違います。 具体的な規制は違いますが、どの国も「できるだけBPAを減らそう」という方針は共通していますね。

安全なトマト缶と瓶詰めのトマト 6選

危険なBPAが溶け出しやすいトマト缶は、食べない方がいいのでしょうか？ いいえ、安全なトマト缶を選ぶポイントを知っておけば、諦める必要はありません。

【創健社】有機ホールトマト缶

商品の特徴

• イタリア南部の限定農場で栽培された有機トマトだけを使用
• クエン酸、BPAフリー缶
• トマト本来の甘みと、程よい酸味
• ホールタイプで、使い道いろいろ
• 内容量400g、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【ストリアネーゼ】有機トマト缶 ホール

商品の特徴

• イタリアの契約農家で有機栽培されたトマト
• 収穫から24時間以内に加工
• 創業1965年の老舗メーカー
• PTAフリーかは不明
• 内容量400g、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【マンフーソ】オーガニックトマト缶ホールタイプ

商品の特徴

• 食塩不使用で、塩分を気にする人におすすめ
• 酸味と甘みのバランスがよい、深い味わい
• BPAフリー缶
• 内容量400g、価格は↓からご確認下さい

まとめ

トマト缶は、缶詰めの内側にコーティングされているBPAが溶け出しやすく、乳幼児や妊婦さんは特に注意が必要な食品です。 BPAフリーのトマト缶や、瓶詰めのトマトを選べば安心・安全。 ぜひ、おすすめのトマト缶と瓶詰めトマトを試してみて下さいね。