健康や美容のために豆乳ヨーグルトを日々の食生活に取り入れたい、と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし「豆乳ヨーグルトに危険性がある」という情報もあり、「本当に豆乳ヨーグルトは体にいいの…」と不安に思っていませんか。
そこで本記事では、豆乳ヨーグルトに潜む意外な危険性と安心して豆乳ヨーグルトを取り入れるポイントをお伝えします。また記事の最後にはスーパーで売っているおすすめ無添加豆乳ヨーグルトも紹介しています。
これから豆乳ヨーグルトを日々の食生活に取り入れたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
豆乳ヨーグルトが危険だと言われている理由
「豆乳ヨーグルトが危険」と聞いて心配になった方もいるかもしれません。しかし、市販されている豆乳ヨーグルトが危険というわけではありません。むしろ、豆乳ヨーグルトは、大豆たんぱく質やカルシウムなどを豊富に含み、健康に良い食品として注目されています。
⇒なぜ「危険」と言われるのか?
「豆乳ヨーグルトが危険」と言われるのは、主に手作りする際に起こりうる雑菌の繁殖が原因です。
豆乳ヨーグルトは、乳酸菌によって発酵させて作ります。しかし、発酵と腐敗は非常に近い状態です。温度管理や清潔な環境が保てないと、悪性の菌が繁殖し、食中毒の原因となる可能性があります。
スポンサーリンク豆乳ヨーグルト作りで大切なこと:雑菌対策
手作り豆乳ヨーグルトを作る上で、最も気をつけたいのは、雑菌の混入を防ぎ、腐敗させないことです。
清潔な器具の使用
豆乳ヨーグルト作りで最も大切なのは清潔さです。特にスプーンは、ヨーグルトを混ぜたり取り分けたりする際に直接触れるため、毎回清潔な状態を保つ必要があります。一度使ったスプーンは、しっかりと洗って消毒し、乾燥させてから使いましょう。また、豆乳ヨーグルトを保存する容器も、事前に熱湯で消毒しておくと安心です。
安全な種菌を買う
豆乳を発酵させるための種菌(スターター)も、安全なものを選ぶことが大切です。市販のヨーグルトや、市販の豆乳ヨーグルトなどを種菌として使う方法が一般的です。
インターネット上には、玄米やアボカドの種などを利用した手作り種菌の作り方も紹介されていますが、これらの方法では、乳酸菌だけでなく、酵母菌や麹菌なども一緒に増殖してしまう可能性があります。これらの菌は、豆乳ヨーグルトを腐敗させる原因となるため、初心者の方にはあまりおすすめできません。
容器の消毒が重要
豆乳を発酵させる容器は、雑菌の温床になりやすい場所です。そのため、容器の消毒は非常に重要です。食器用洗剤で洗った後、必ず煮沸消毒か高濃度のアルコール消毒を行いましょう。フキンで拭くと、かえって雑菌がついてしまうことがあるので注意が必要です。煮沸消毒後は、余熱で乾かすか、アルコールをかけて乾かすと良いでしょう。
市販の豆乳パックを活用する
容器の消毒が面倒に感じる場合は、市販の豆乳パックをそのまま利用する方法もおすすめです。容器の消毒の手間を省くことができます。
発酵中の温度管理を徹底
自家製ヨーグルト作りで大切なのが、温度管理です。ヨーグルトは、乳酸菌が牛乳を発酵させることで作られますが、この乳酸菌は温度によって活性が大きく変わります。
ヨーグルトを作る際は、まず牛乳を適切な温度に温めてから、種菌(ヨーグルト)を加えます。その後、暖かい場所で一定時間置いて発酵させます。この時の温度が、ヨーグルトの出来栄えを大きく左右します。
- 温度が低すぎると乳酸菌の活動が鈍くなり、固まらなかったり、酸味が弱くなったりすることがあります。
- 温度が高すぎると乳酸菌が死んでしまい、ヨーグルトが腐ってしまう可能性があります。
スーパーやコンビニエンスストアで売られている、市販の豆乳ヨーグルトは安全なのかな?
市販の豆乳ヨーグルトは衛生的な環境で生産されているから、安心して食べることができるよ。ただし、賞味期限が過ぎたものは腐敗している可能性もあるから、食べないようにしましょう。
豆乳ヨーグルトを食べるべき理由、メリット
乳糖不耐症の人でも安心してヨーグルトを摂取できる
牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロしたり、お腹が痛くなったりする経験はありませんか?これは、牛乳に含まれる「乳糖」という成分を消化できないために起こる「乳糖不耐症」という体質が原因かもしれません。乳糖不耐症の人は、牛乳だけでなく、一般的なヨーグルトも消化しにくく、食べるのを諦めてしまう方も多いでしょう。
そんな方にもおすすめなのが、豆乳ヨーグルト。
豆乳ヨーグルトは、牛乳ではなく大豆を原料としているため、乳糖を含みません。そのため、乳糖不耐症の人でも安心して食べることができます。牛乳アレルギーの人にとっても、豆乳ヨーグルトは良い選択肢の一つと言えるでしょう。
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更年期症状の改善に役立つ
豆乳ヨーグルトには、大豆イソフラボンという成分が豊富に含まれています。
女性は閉経を迎えると、エストロゲンの分泌量が減少し、ほてりや寝汗、イライラなど、様々な更年期症状が現れることがあります。しかし、豆乳ヨーグルトを摂ることで、不足しているエストロゲンを補い、これらの症状を緩和する効果が期待できるのです。
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スーパーでも売っているおすすめ無添加豆乳ヨーグルト
【マルサンアイ】 国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト
商品の特徴
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- 100gあたり48kcalの低カロリー
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まとめ:豆乳ヨーグルトの危険性は対策次第で問題ない
豆乳ヨーグルトは、腸内環境を整えたり、消化を促したりと、私たちの体に嬉しい効果をもたらしてくれる食品です。特に、大豆イソフラボンが豊富に含まれているため、女性ホルモンのバランスを整える働きも期待できます。腸の健康が保たれることで、肌の調子や免疫力が向上し、より健康的な生活を送ることができます。
しかし、どんな食品にも言えることですが、豆乳ヨーグルトを安全に摂取することが大切です。腐敗させてしまうと、食中毒の原因になる可能性があります。安全な豆乳ヨーグルトを手作りする際は、清潔な器具を使用し、適切な温度で発酵させるなど、衛生面に十分注意しましょう。