「今使っているフライパン、健康に悪影響を与える有害物質が含まれているかもしれない…」
「子供や家族のために、安全な日本製のフライパンに切り替えたい!」
そう考える方も多いのではないでしょうか。安心してください!
この記事では、有害物質を含まない日本製フライパンに限定して紹介します。
ちなみに国産で職人が本気でフライパンを作っているメーカーはそこらの中途半端なフライパンとは質がまったく違います。その分お値段も高めにはなります。
ティファールやグリーンパンなどのフライパンメーカーが有名なあまり、ここに載せている本気の国産フライパンメーカーはその陰に隠れて、認知度が低い気がします。ぜひ日本のフライパンメーカーも知っていてほしいと思います。
この記事では特に安全性の高いフライパンとして、以下の素材で作っている国産メーカーのみ掲載しています。アルミ単体素材のフライパンはその意味で掲載していません
- ステンレス製
- 鉄製
1つ言っておきたいのは、安全性が高いフライパンは日常的に使い勝手が良くないと感じるものが多いということです。
やっぱり一番扱いやすいのはコーティングされたフライパンなのは間違いないです。そこを理解した上で読んでもらえたらと思います
フライパンに含まれる有害物質って?
フライパンに含まれる有害物質としてよく知られているのは、テフロン加工に使用されるPFOAやPFOSといった化学物質です。
これらの物質は、高温で使用すると有毒ガスを放出し、人体に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、妊婦や小さな子供がいる家庭では、このリスクを避けるために、有害物質を含まないフライパンを選んでください。
中国産、日本製?と言われますがなぜ日本製が好まれるのかでしょうか?
それは日本製のフライパンは、厳しい安全基準に基づいて製造されているからです。
有害物質を含まないフライパンの選び方では、日本製のフライパンの安全基準やコーティング素材に注目するとよいです。
特にセラミックコーティングやステンレス製のフライパンは、健康志向の方にとって安全な選択肢です。では、有害物質を含まない日本製のフライパンメーカーを紹介します。
スポンサーリンク有害物質を含まない本気の日本製のフライパンメーカー
【ステンレスフライパンがメイン】宮崎製作所(Miyazaki Seisakusho)
宮崎製作所の日本製フライパンラインナップ
宮崎製作所は、日本の新潟県燕市に本拠を置くステンレス調理器具メーカーで、特に高品質なステンレス製フライパンで知られています。
宮崎製作所の製品は、耐久性、熱伝導、デザイン性の高さから、多くのプロフェッショナルや家庭のユーザーに支持されています。以下は、宮崎製作所が提供する主要なフライパンラインナップです。
オブジェ・シリーズ
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材質は全面アルミ芯三層鋼で、鉄よりも軽く、さらに熱伝導に優れたアルミニウムをステンレスで挟んだ全面アルミ芯三層鋼は、素材が軽い分、厚みを増してよりマイルドに熱が伝わり、焦げ付きにくいのが特徴です。
ですので、じっくりムラなく焼き上げます。焦げ付きにくいのでハンバーグやムニエルもムラなくきれいに焼き上げます。
十徳鍋・シリーズ
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シンプルだけど機能的。料理にも、お菓子作りにも、毎日使う鍋だから、使い勝手とデザインそして収納性を重視したお鍋です。
ジオプロダクト・シリーズ
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フライパン+煮込み鍋の機能を果たします。油分の持つ素材の調理に適し、無油・無水調理ができます。
フッ素やテフロンなどの表面加工を施していないので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、予熱をマスターするとずっと使えてお手入れもらくちんなフライパンになります。
錦見鋳造(Nishimi Chuzo)
錦見鋳造の日本製フライパンラインナップ
10年の歳月をかけ、厚さ1.5mmの鉄鋳物の開発に成功した錦見鋳造。
一般的な鉄鋳物の約1/3の厚みなんだよ。
魔法のフライパンⅡ
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売上30万個以上の「魔法のフライパン」がパワーアップ!
遠赤外線放射率80%超えで、食材にすばやく火を通します。
魔法のフライパン 北京鍋
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魔法のフライパンには、北京鍋もあります。
炒めるだけでなく、揚げ物に使えるので便利ですよ。
岩鋳(Iwachu)
岩鋳の日本製フライパンラインナップ
「南部鉄器」は、岩手県盛岡の伝統工芸品です。
岩鋳では、昔ながらの南部鉄器の伝統を守りつつ、カラフルな急須など、革新的な商品を作っています。
フライパン
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厚みのある南部鉄器は、蓄熱性が抜群。食材に効率良く熱を加えることで、どんなお料理も美味しく仕上げてくれます。
鉄分の補給もできちゃう!
ファミリーパン
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小ぶりなファミリーパンなら、熱々のお料理をそのまま食卓に並べることもできます。
お皿に移さず、洗い物も減って一石二鳥ですね。
フジノス(Fujinos)
フジノスの日本製フライパンラインナップ
フジノスはIH鍋のパイオニアとして知られています。
1983年に、国内で初めて多層鋼鍋を開発したんだよ。
ロイヤルシリーズ
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ロイヤルシリーズは、プロ向けに展開されているシリーズです。
「爆発圧着」という、2種の金属を、火薬の爆発力で接合した素材は、接着面がクサビのように入り組んでいて、耐久性・保温性に優れています。
家庭用には、「フジIHパンDXシリーズ」があるけど、フッ素コーティングされているからここでは紹介しないよ。
VitaCraft(ビタクラフト)
ビタクラフトの日本製フライパンラインナップ
アメリカ生まれの「ビタクラフト」は、無水・無油調理を提唱しています。
アメリカ生まれなのに、日本製のフライパンがあるの?
ビタクラフトの日本製フライパンは、以下の3シリーズだよ。
スーパー鉄シリーズ
画像出典元:Amazon
「窒化4層加工」で、鉄の最大の弱点「錆び」を克服した「スーパー鉄」シリーズは、メイドインジャパン。
「へら絞り加工」という職人技が、高い品質を実現しています。
「スーパー鉄」については、↓の記事で詳しく解説しているよ。
DENIIMシリーズ
画像出典元:ビタクラフトオンラインショップ
普段着のようにカジュアルに、また、使い込むほど深みが増していくデニムのような「DENIIM」シリーズ。
1951年創業、大阪府八尾市の藤田金属で製造されている、直販限定商品です。
プロ 打出しフライパンシリーズ
画像出典元:ビタクラフトオンラインショップ
「プロ 打出しフライパンシリーズ」は、神奈川県横浜市の山田工業所とのコラボモデルです。
「打出し」って、なーに?
鉄を数千回もたたいて作る、日本で唯一の製法なんだよ。
山田工業所のフライパンは他にもあるから、見てみよう。
山田工業所
山田工業所の日本製フライパンラインナップ
横浜中華街にある中華料理店の約8割もが、「山田工業所」の中華鍋を使っています。
数千回たたく「打出し」により、鉄の材質が変化し、熱の伝わりがアップ。
また、表面に細かな凹凸ができるので、油ののりが良いのが特徴です。
鉄フライパン TARO
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深さや形、色がそれぞれ違うのは、職人さんが一つ一つ作ってくれたから。
チタンの取っ手は熱くなりにくく、使い勝手も抜群です。
HANAKO 打出し チタン ハンドル フライパン
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山田工業所とアドバンスドアのコラボシリーズ「HANAKO」。
オール熱源対応で、引っ越しが多い人でも安心して使えます。
柳宗理
柳宗理の日本製フライパンラインナップ
柳宗理のデザインは、シンプルで長く使える「機能美」を追求しています。
右利きでも左利きでも使いやすいから、多くの人に愛されているよ。
マグマプレート 鉄フライパン
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裏表がザラザラしたマグマプレート材は、油なじみが良いので、こげつき・こびりつきを軽減できます。
また、高い熱伝導率で、食材の水分がとんでしまう前に調理が完了するので、美味しさもアップ。
ダブルファイバー窒化加工
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ダブルファイバーライン加工は、表面に繊維状の凹凸をつけた特殊加工。
凹凸により熱を受ける面積が広くなり、一気に加熱することができます。
まとめ
有害物質を含まない、日本製のフライパンメーカーを紹介しました。
鉄やステンレスのフライパンは、コツをつかむまでは使いにくいと感じることがあるかもしれません。
しかし、慣れてしまったら「もうコーティングフライパンには戻れない!」と思うほど、美味しく健康的な料理を作ることができますよ。
ぜひ、日本の職人技を自宅のキッチンに取り入れてみてはいかがでしょうか。