お手軽にコーヒーを楽しめることから人気なインスタントコーヒー。
しかしその裏には危険が隠れていることをご存じですか?
この記事ではインスタントコーヒーの危険性やおすすめのインスタントコーヒー、身体に優しい飲み方など紹介しているのでぜひ参考にしてみて下さいね。
なぜインスタントコーヒーを買ってはいけない?
理由①農薬の危険性
多くのコーヒー豆は、栽培時に農薬を使用しています。
これらの農薬を摂取すると、頭痛やけいれん等の中毒症状が出る可能性があります。

コーヒー豆から基準値を超える農薬が検出されたって聞いたことがあるな。。。
理由②発がん性物質
インスタントコーヒーには、発ガン性の恐れのある「アクリルアミド」という有害物質が含まれています。
この物質は高い温度で作られると発生するので、高温で作ったインスタントコーヒーは、必然的にアクリルアミド濃度が高くなります。

コーヒー飲んでガンになるなんて、いやだ!
理由③添加物の含有
スティックタイプで販売されているインスタントコーヒーには高確率で添加物が含まれているので注意が必要です。
主に含まれている添加物を以下の表にまとめてみました。
添加物 | 害 |
pH調整剤 (リン酸塩) | カルシウムの吸収を阻害 |
乳化剤 | 腸炎発症の恐れ |
人工甘味料 | 糖尿病、心疾患発症の恐れ |

おなじみの添加物だ。。
日本は添加物大国と言われているから注意が必要だね。
甘みを出すために添加されているシロップは、人工甘味料を使っていることが多いですが、過剰摂取により血糖値の急上昇を招き、糖尿病のリスクを高める可能性もあるので注意してくださいね。
理由④カビ毒
主に低価格の製品で懸念されることにカビ毒の危険性が挙げられます。
過去にオクラトキシンAというカビが発見されたことがあり問題になりました。
この物質は発がん性物質があり、腎臓に害をもたらすこともあるため危険です。

やっぱりオーガニックが一番!
理由⑤心血管、脳血管への悪影響
インスタントコーヒーの中には、製造過程で硬化植物油が使用されている場合があります。
この硬化植物油には、トランス脂肪酸が多く含まれていることが知られています。
トランス脂肪酸を過剰に摂取すると、血液中のコレステロールバランスが崩れ、動脈硬化が進行するリスクが高まります。
原材料欄に「硬化植物油」や「植物油脂」といった表示がある場合は、トランス脂肪酸が含まれている可能性があります。気になる場合は、これらの成分が含まれていない製品を選ぶように心がけましょう。
理由⑥低コストの粗悪なコーヒー豆を使っている可能性がある
インスタントコーヒーの原料としてよく使用されるのが、ロブスタ種という種類のコーヒー豆です。
アラビカ種に比べて病害虫に強く、栽培が容易なため、コストを抑えることができます。しかし、風味はアラビカ種に劣ると一般的に言われています。
例えるなら、アラビカ種がフルーティーで華やかな香りの高級ワインだとすれば、ロブスタ種は力強い苦味と香ばしさが特徴の大衆的なビールといったところでしょうか。
さらに、インスタントコーヒーの原料となるコーヒー豆の産地は、ベトナム、中国、アフリカなどが多いです。
これらの地域で生産されるコーヒー豆の中には、割れた豆、虫食いの豆、未成熟な豆などが含まれている場合があり、それらが選別されることなくそのまま使用されることが多いと言われています。

傷んだリンゴを使ってジュースを作るようなもので、どうしても風味に影響が出てしまうんだ
インスタントコーヒーはどうやって作られているのか?
主にインスタントコーヒーは二つの製法で作られています。
・フリーズドライ製法

どちらにも「ドライ」とついているね!
スプレードライ製法
スプレードライ製法では、まずコーヒーの抽出液を霧状に噴射します。
そしてその噴射した抽出液を熱風で乾燥させて細かい粉にするのです。
スプレードライ製法は、かなり細かな粉末を作ることが出来るため、冷たい水でもすぐ溶けやすく、アイスコーヒーを作るのに向いています。

普段飲んでるコーヒーの作り方を知れるのって新鮮だな!
フリーズドライ製法
この製法ではまずコーヒーの抽出液を冷凍させます。
そして冷凍させたものを細かく砕き、水分を蒸発させると粉が残るのです。
スプレードライ製法に比べて、この製法では熱を加えないのでコーヒーの風味が消されずに、アクリルアミドも少ないです。

アクリルアミドが少ないフリーズドライ製法のほうが
どちらかというと安心だね。
身近にある買ってはいけないインスタントコーヒーはコレだ!
味の素が販売している「ブレンディ スティック カフェオレ」です。
原材料名 | クリーミングパウダー(乳成分を含む)(国内製造)、インスタントコーヒー、砂糖 / pH調整剤、乳たん白、香料(乳由来)、乳化剤、調味料(アミノ酸等)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、微粒酸化ケイ素 |
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原材料から分かるように添加物のオンパレードですね。
スーパーやドラッグストア等身近な場所で買うことができ、テレビCMでも大々的に広告されて皆さんの脳に刷り込まれている商品ですが、ご覧の通り添加物の種類が半端じゃないので買うのは控えましょう。
インスタントコーヒーとドリップコーヒーなら、どちらが体に良い?
基本的には、原材料をみて判断するべきです。どちらのコーヒーにも、いい原材料を使っているものもあれば、添加物まみれだったり体によろしくない素材を使っているものもあります。
一つ基準をあげるとすればカロリーです。
ドリップコーヒーは100gあたり4kcalであるのに対し、インスタントコーヒーは100gあたり288kcalとドリップコーヒーが圧倒的にカロリーが少ないことが分かります。
ただ先ほども述べたように基本は原材料を意識することが大切です。自分のニーズにあったコーヒーの中からしっかりした素材を使っているものをぜひご自身で探してみてくださいね。
体に優しいインスタントコーヒーの飲み方
保存、衛生面
インスタントコーヒーに限ったことではないですが、一度開封したら、なるべく早く使い切りましょう。
保存の仕方としては、密封して日の当たらない涼しい場所に置くことが大切です。高温多湿の場所で保存すると、味や状態が悪くなってしまいます。
また、コーヒーを容器から取り出すときは、清潔なスプーンを使用しましょう。
飲みすぎない
デカフェではないコーヒーにはカフェインが含まれています。
カフェインを過剰に摂取すると、個人差はあるものの、頭痛や倦怠感、心拍数の増加など健康被害が及びます。
欲、コーヒーを寝る前に飲むと眠れなくなるというように不眠を引き起こしてしまう恐れもあります。
そのため、飲み過ぎには注意です。
砂糖やシロップによる健康被害
コーヒーを飲む際に、苦みを緩和させようとシロップや砂糖を入れる方は多いのではないでしょうか。
もちろん甘さが加わると飲みやすくはなりますが、皆さん周知のとおり砂糖はかなり体に害をもたらします。
砂糖の代わりに蜂蜜で甘みを加えるのがおすすめです。
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インスタントコーヒーの風味が長持ちする正しい保存方法
せっかくなら風味を長く楽しみたいですよね。
風味を長持ちさせる保存の仕方としては、密封して日の当たらない涼しい場所に置くことが大切です。
高温多湿の場所で保存すると、味や状態が悪くなってしまいます。