スティックコーヒーとはインスタントコーヒーをスティック状に小分けしたものです。
小分け包装でお湯を入れるだけでよい手軽さゆえ、人気があります
しかし主にカフェオレ等のスティックコーヒーには人体に害を及ぼす可能性がある添加物・人工甘味料が多く含まれています。
そこで今回は主に添加物に着目し、人体に与える影響や安全に飲む方法について解説します。
【こんな人にお勧め】
- コーヒー好きでたくさん飲みたい方
- 健康志向の方
- 甘いものが大好きな方
スティックコーヒーに添加物・人工甘味料が使われる理由
カロリーを抑えられるため
人工甘味料や添加物は分解されずに体内に入り、そのまま排泄されるためカロリーはありません。
そのため、カロリーや糖質を抑えたい消費者向けに『砂糖不使用』『低カロリー』な商品を提供することができます。
味わいを調整するため
人工甘味料や着色料を使用し、味や香りを調整しています。
①人工甘味料⇒甘味
人工甘味料は砂糖の200~600倍の甘みを感じさせます。
そのため、砂糖を使用するよりもより強い甘い味わいに仕上げることができます。
こ人工甘味料はスティックコーヒー以外にもジュースやお菓子にも使用されることが多いです。
②着色料⇒苦味・香り
コーヒーに使われる着色料は『カラメル色素』と呼ばれるものです。
ブドウ糖やでんぷんを原料とする着色料で、色に加え苦みや香りを調整する事ができます。
保存性を高めるため
時間がたつと豆のコーヒーの香りが抜け風味も抜けてしまうことから、味わいを長持ちさせるために配合されています。
こちらはブラックコーヒーにも含まれていることがあるため注意が必要です。
スポンサーリンク添加物・人工甘味料の種類・人体に与える影響
『添加物や人工甘味料が体に悪いことは知っているけど、具体的にはよくわからない』という方も多いのではないでしょうか?
ここでは具体的な名称と人体に与える影響について紹介します。
甘味料
アセスルファムk
・頭痛、吐き気
・肝機能の低下
・発がん性
②L-フェニルアラニン化合物
・頭痛、めまい
・高血圧
・動脈硬化
⇒生活習慣病の可能性高まる
③アスパルテーム
・頭痛、めまい
・うつ病、不眠症
・命に危険が及ぶ病気の発症を促進(脳腫瘍など)
⑤エリスリトール
ブドウなどの果物に含まれる天然の甘味料であるエリスリトールを摂り過ぎると、以下のような体の不調を招く恐れがあります
- 血糖値が上がらず、満腹感を感じにくい⇒肥満
- 体内で消化・吸収されず、長くとどまる
⇒・消化するため腸に水が集まる⇒下痢
・アレルギー反応(充血、紅潮など)
その他
カゼイン
牛乳や乳製品に含まれる動物性のたんぱく質です。
体内で分解されるとペプチドと呼ばれる成分に分解され、以下のような効果もあります。
- 栄養の吸収をよくする
- 免疫を高める
- 血圧を低下させる
しかし過剰に摂取した場合、以下のような影響が表れる可能性があり注意が必要です。
①腸で吸収されにくい⇒カゼインが腐敗することで腸が炎症を起こす
- 便秘・下痢
- うつ病
- 腸に穴があく⇒栄養が吸収できなくなる(リーキーガット症候群)
②アレルギーの症状が出やすい
- アレルゲン性が加熱しても消えない
- 粒子が小さく、悪い菌と血液中に入り込んでしまいやすい
⇒体がアレルギー反応を起こす
(例)蕁麻疹、かゆみ、アトピー、下痢、肌荒れ、疲労、喘息など
乳化剤
水と油を均一に混ぜるために使われる添加物です。混ぜることで以下のような効果があります。
- 風味がよくなる
- 口当たりが滑らかになる
- 長持ちさせることができる
しかし過剰に摂取した場合、以下のような影響が表れる可能性があります。
- アレルギー反応(アレルギー原因物質を含むことがあるため)
- 大腸がんの誘発
対処方法
スティックコーヒーには以下のような体に良い働きももちろんあります。
- 眠気・疲労感の解消
- 集中力を高める
そこで、体に良いおすすめの飲み方をご紹介します。
①無添加・無糖の商品を選ぶ
人工甘味料や添加物が含まれていない商品を選びましょう。
『砂糖不使用』『甘さなし』という記載があっても添加物が含まれていることがあります。
そのためコーヒーを買う時には原材料を確認するようにしましょう。
また人工甘味料の少ないブラックコーヒーを選ぶのもおすすめです。
スティックコーヒーの添加物を避けたい人は無添加のインスタントコーヒーを買うのが良いです。
インスタントコーヒーを小さめのジップロックに入れて自作で小分けにすればスティックコーヒーと同じことです
②1日に飲む量を抑える
- 無糖のブラックコーヒーにも少量の添加物が含まれているため
- カフェインを過剰摂取⇒不眠・めまいなどの症状
安全委員会によると、健康な成人で1日3杯分のカフェインであれば影響がないと言われています。
そのため、添加物による影響を考えても一日3杯までに抑えると良いでしょう。
スティックコーヒーおすすめの商品3選!
市販のもので添加物が少ない・含まれていない商品を探すのは難しいですよね。
そんな方にお勧めのスティックコーヒーを三つご紹介します。
ネスカフェ エクセラ ブラック
出典元:モノタロウ
無添加のシンプルなブラックコーヒーです。
そのことから以下のような評価を得ています。
- 原材料がコーヒー豆だけ
- 大容量
- 安い(一本17~18円)⇒節約○
無添加のコーヒーは高価なものも多いため、費用を抑えたい方にお勧めです。
比較サイト:価格.com
UCC おいしいカフェインレスコーヒー
こちらの商品はカフェインも含まれていない事から、以下のような方にもお勧めです。
- 夜遅くにコーヒーを飲み、睡眠障害に悩んでいる方
- 妊婦の方
- お手洗いにあまり行けない場面で飲みたい方(会議中など)
購入サイト:UCC
比較サイト:価格.com(45本入り)
AGF ちょっと贅沢な珈琲店 BLACK IN BOX産地ブレンドアソート
画像出典元:amazon
高品質で、比較的高価(一本25~29円)であるのが特徴です。
4種類の産地の異なる本格的な味を楽しむことができるため、以下のような方にお勧めです。
- ブラックコーヒーを飽きずに飲みたい方
- 本格的なコーヒーを飲みたい方
比較サイト:価格.com
まとめ
人工甘味料や添加物は過剰に摂取すると、人体に害を及ぼすものも多くあります。
そのため、それぞれの添加物を買う前に確認すると良いでしょう。
また、飲みすぎには注意をして適量を飲むようにしましょう。