赤ちゃんの口に入る食べ物に添加物が入っていると、ちょっと心配になりますよね。

赤ちゃんのごはんって、なんでも食べていいわけじゃないんだね〜

そうだね。赤ちゃんの体はまだ弱いから、食べるものにも気をつけてあげないといけないんだよ
毎日の離乳食選びに悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか?特に魚は栄養豊富で積極的に取り入れたい食材。

魚って体にいいって聞いたことあるよ。なんでそんなにいいの?

魚には、体をつくるたんぱく質や、脳のはたらきを助ける栄養が入ってるんだ。だから成長中の赤ちゃんにもぴったりなんだよ
でも、市販の鮭フレークには塩分や保存料が含まれていることも多く、「赤ちゃんに本当に大丈夫?」と心配になることもありますよね。
この記事では、赤ちゃんが鮭フレークを食べ始められる時期や、避けたほうがいい添加物の種類、選ぶときのポイントなどを、わかりやすくご紹介します。
さらに、安心して使える無添加の鮭フレークもピックアップしていますよ。赤ちゃんの初めての魚デビューも、「これなら安心」と思えるような信頼できる情報をお届けします。
離乳食で鮭フレークはいつから食べていい?
赤ちゃんに魚をあげる時期や種類は、ちょっと気をつけたいポイントです。特に市販の鮭フレークは、塩分や保存料などが含まれていることが多いので、使い始めるタイミングや選び方には注意が必要です。
離乳食に鮭を使える時期
鮭を離乳食に取り入れられるのは、一般的には生後7~8か月ごろの「離乳中期」からが目安です。

じゃあ、生まれてすぐは食べられないんだね〜。

そうなんだ。最初は消化しやすい白身魚からはじめて、慣れてきたら少しずつ赤身魚も食べられるようにしていくんだよ。
この期間は、白身魚に慣れてから、次のステップとして赤身魚にチャレンジする時期にあたります。最初は、加熱した鮭をしっかりほぐして、ごく少量から様子を見ながらあげるのが安心です。
赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ量を増やしていくと、体への負担も少なくてすみますよ。
鮭フレークの使用はさらに慎重に
お店で売られている鮭フレークには、塩分や保存料などの添加物が含まれていることが多く、赤ちゃんの体には刺激が強すぎる場合があります。

えっ?鮭フレークって赤ちゃんにはよくないの?

そうなんだ。お店の鮭フレークは、大人向けに作られてるものが多いから、塩分とかが強めなこともあるんだよ。
だから“無添加”とか“減塩”って書いてあるものを選ぶと安心だね。
特に、腎臓の機能がまだ未熟な赤ちゃんにとっては、塩分のとりすぎが体の負担になることも。だからこそ、離乳食で使うときには「無添加」や「減塩タイプ」といった表示があるものを厳選しましょう!
おかゆなどに少し混ぜるくらいの量から始めると、安心して取り入れられます。
離乳食で鮭フレークを食べるメリット
鮭フレークは、使いやすさと栄養の豊富さを兼ね備えた便利な食材です。離乳食にうまく取り入れれば、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を、手軽に補うことができます。

鮭ってすごいね!

そうだよ。鮭に入ってるDHAっていう成分は、頭の働きを助けてくれるって言われてるんだ。
赤ちゃんの成長にもいいんだよ。
さらに、鮭の香りには食欲をそそる効果もあり、赤ちゃんの“食べたい気持ち”を引き出してくれることもあるんですよ。
手軽にたんぱく質とDHAが補える
鮭には、赤ちゃんの発育に欠かせない「良質なたんぱく質」と、オメガ3脂肪酸のひとつである「DHA」がたっぷり含まれています。
DHAは、脳や神経の発達、免疫機能のサポートにも役立つ大切な栄養素です。離乳食に鮭フレークを使えば、手間をかけずにこうした栄養素を効率よく取り入れることができます。
ご飯に混ぜやすく、食いつきが良い
鮭フレークはやわらかくてほぐれやすいので、おかゆや軟飯にさっと混ぜるだけで、簡単にアレンジができます。
鮭の香ばしさや、ほんのりとした塩気が、赤ちゃんの味覚をやさしく刺激して、「食べたい!」という気持ちを引き出してくれることも。
特に、食べムラが出やすくなる離乳中期以降は、こうした“ちょっとした工夫”が食事の楽しさにつながることもあるんです。
鮭フレークに潜む添加物の危険性
お店で売られている鮭フレークには、保存性を高めたり味を調える目的で、いろいろな添加物が使われていることがあります。
大人には気にならない程度でも、赤ちゃんの体にとっては負担になることがあるため、きちんと確認しておくことが大切です。

どうして添加物って体に悪いの?

赤ちゃんは、添加物を体の中でうまく処理できないんだ。だから、赤ちゃんにはできるだけ自然なものを選んであげるほうがいいんだよ
よく使われる添加物の種類
市販の鮭フレークによく使われているのは、酸化防止剤(ビタミンCやエリソルビン酸ナトリウム)、調味料(アミノ酸など)、pH調整剤、着色料などです。
これらは商品の保存期間を延ばしたり、味や見た目をよくするために使われます。でも、体の機能がまだ発達途中の赤ちゃんには、こうした成分は体に負担になることも。
毎日口にする食品だからこそ、なるべく添加物の少ないものを選びたいですね。

毎日食べるものだから、気をつけないといけないんだね〜。

そうだね。できるだけシンプルな材料で作られてるほうが体にはやさしいんだよ。
赤ちゃんに与える影響
赤ちゃんの内臓や代謝機能はまだ完全に整っていないので、添加物を含む食品をとると、うまく処理できずに胃腸や腎臓に負担がかかることがあります。
さらに、塩分や化学調味料への耐性も低く、長い目で見た健康への影響も心配な所です。免疫やアレルギーの面でも、できるだけ自然な素材から作られたものを選んであげるほうが安心ですね。
市販品を選ぶ際の注意点
鮭フレークを買うときは、パッケージに書かれている情報をしっかりチェックすることが大切です。

パッケージのどこを見たらいいの?

無添加”とか“食塩不使用”って書いてあると、赤ちゃんにもやさしく作られてる可能性が高いんだ。
あと、原材料が少ないと安心だよ
赤ちゃんに安心して食べさせられるかどうかは、表示されている原材料や加工の内容から判断できます。
まず注目したいのは、「無添加」「食塩不使用」「国産原料使用」などの表示があるかどうか。これらの記載がある商品は、余計な成分をできるだけ使わずに作られている可能性が高く、赤ちゃんの体にもやさしい傾向があります。
さらに、原材料の表示が「鮭・食塩」だけのようにシンプルであるかどうかも大きなポイントです。調味液や油が多く使われているものは、大人向けに味が濃く作られていることが多いので、赤ちゃんには不向きな場合もあります。
できれば、加工がシンプルで「赤ちゃん用」と明記されている商品を選ぶと、より安心して使えますよ。
離乳食として使う鮭フレークを選ぶポイント
赤ちゃんに安心して鮭フレークを食べさせるには、どんな商品を選ぶかがとても大切です。

お店でいろいろ売ってるけど、どれ選んだらいいかわかんなくなる〜。

そうだね。そんなときは「赤ちゃん用」って書いてあったり、塩分や添加物が少ないやつを選べばOKだよ。
ここでは、特に気をつけたい3つのチェックポイントをご紹介します。まず注目したいのは、「無添加」「食塩不使用」「国産原料使用」などの表示があるかどうか。
これらの記載がある商品は、余計な成分をできるだけ使わずに作られている可能性が高く、赤ちゃんの体にもやさしい傾向があります。
さらに、原材料の表示が「鮭・食塩」だけのようにシンプルであるかどうかも大きなポイントです。調味液や油が多く使われているものは、大人向けに味が濃く作られていることが多いので、赤ちゃんには不向きな場合もあります。
できれば、加工がシンプルで「赤ちゃん用」と明記されている商品を選ぶと、より安心して使えますよ。
無添加であること
まず一番大事なのが、「無添加」であること。保存料・着色料・調味料など、余計な添加物が入っていない鮭フレークを選びましょう。
添加物の少ない商品なら、赤ちゃんの体にもやさしく、毎日の離乳食に安心して取り入れられます。
特に「赤ちゃん用」として販売されているものは、厳しい基準で作られていることが多いので、そうした表示がある商品を選ぶとより安心です。
塩分が控えめであること
赤ちゃんは、まだ塩分を多く必要とする時期ではありません。むしろ、できるだけ控えめにするのが理想。
だからこそ、「減塩タイプ」や「食塩不使用」といった表示がある商品を選ぶのがおすすめです。とくに離乳の初期や中期には、100gあたり1g未満の塩分量を目安にすると安心。
赤ちゃんの味覚はこれから育っていくので、素材本来の風味を大切にした商品を選んであげたいですね。
原材料がシンプルであること
原材料表示が「鮭」と「食塩」だけなど、とてもシンプルな商品は、余計な調味料や油が入っておらず安心です。逆に、調味液や香料、植物油などが使われている商品は、赤ちゃんには刺激が強すぎる可能性があります。
パッケージの裏側をよく確認して、素材そのものの味をいかしたシンプルな商品を選ぶことが、赤ちゃんの体にも心にもやさしい選択につながります。
離乳食におすすめの市販の無添加鮭フレーク
安心して使える無添加の鮭フレークは、赤ちゃんの離乳食にぴったり。ここでは、安全性と使いやすさの両方をしっかり考えた、おすすめの市販商品をご紹介します。
【リトルワンズ】 無添加 北海道産天然鮭フレーク
商品の特徴
- 一般的に販売されている鮭フレークに比べ、塩分は約45%オフ。
- 無添加
- 内容量 g、価格は↓Amazonからご確認下さい
【創健社】北海大和 北海道産鮭ほぐし
鮭(北海道産)、食塩(北海道)
商品の特徴
- オホーツク産の焼き塩の絶妙な塩加減と旨みが感じられるしっとりとした食感がありながら、かつ無添加の鮭フレーク。
- 内容量 g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【ムソー】秋鮭荒ほぐし身
商品の特徴
- 着色料・保存料などの食品添加物はもちろん、化学調味料もエキス類も不使用。
- 鮭は根室近海で水揚げされた新鮮な秋鮭の中から、適度に脂がのったものを限定使用。
- 内容量 g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
そのほか、鮭フレークは体に悪い?スーパーにもある無添加鮭フレークの記事で無添加鮭フレークをまとめていて、そこで紹介しているものも離乳食に使えるものがあるのでぜひ見てください
まとめ
赤ちゃんに食べさせるものは、できるだけ安心できるものを選びたいですよね。

これで安心して選べそうだね

そうだね。あとは、最初は少しずつ使ってみて、赤ちゃんの反応を見ながら試していくといいよね。
鮭フレークは、手軽に使えて栄養もたっぷり含まれている便利な食材ですが、市販のものには塩分や保存料などの添加物が含まれていることが多く、注意が必要です。
だからこそ、「無添加」であること、「塩分が控えめ」なこと、そして「原材料がシンプル」かどうかをしっかりチェックして選ぶことが大切です。こうしたポイントをおさえれば、赤ちゃんの離乳食にも安心して鮭フレークを取り入れることができます。
最初はごく少量から試してみて、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量を増やしていくと安心です。鮭は栄養豊富で、成長期の赤ちゃんにとっても心強い食材。上手に取り入れれば、離乳食作りの幅もグッと広がりますよ。
「市販の鮭フレークって大丈夫かな?」と不安に感じていた方も、この記事でご紹介したような無添加タイプを選べば、安心して使えるはずです。赤ちゃんの健やかな成長をサポートするために、毎日の食事に少しずつ取り入れてみてくださいね。