離乳食に市販の「ゆかり」はいつからOK?おすすめの無添加ゆかりは?

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市販の「ゆかり」は手軽で風味も良いので使いたいけれど、赤ちゃんに与えるには少し心配ですよね。

成分や離乳食の進め方から「どう判断すべきか」を一緒に見ていきましょう!

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市販のゆかりは「いつから」がいい?離乳食の段階別目安

「ゆかり」のメーカーである三島食品さんの公式サイトなどを見ても、「○歳から」といった明確な離乳食の対象月齢は設けられていませんでした

基本的に市販のふりかけは、赤ちゃん向けに塩分や添加物が調整された「離乳食専用」ではない、という認識でいるのが大切かもしれません。

多くの育児ブログや情報サイトでは、離乳食完了期(1歳~1歳半頃)以降に、ごく少量から試しているという声が多く見られます。

僕個人の考えとしては、以下のようなポイントがクリアできていれば、ゆかりを完了期以降に試してみても良いのかな、と感じています。

  1. 薄味の習慣がしっかりついていること
  2. その日の他の食事全体で塩分過多にならない工夫ができていること

あくまで個人的な体験に基づく判断で、「ゆかり」は便利ですが、赤ちゃんには嗜好品として捉え、少量に留めるのが安心かもしれませんね。

僕が見聞きした情報や育児経験から考えると、市販の「ゆかり」のような一般のふりかけを離乳食に取り入れるタイミングは、以下のような目安です。

離乳食の段階 時期(目安) 市販ゆかりの推奨度(僕見) 理由・留意点
初期 5〜6ヶ月頃 避けた方が良い 塩分が非常に高く、風味も強すぎます。
中期 7〜8ヶ月頃 避けた方が良い まだ味覚形成の途中であり、塩分・添加物のリスクが高いため。
後期 9〜11ヶ月頃 ごく少量で試す人もいるかも ご飯のマンネリ解消として、少量だけ試しているという声もありますが、基本は離乳食専用がおすすめです。
完了期 1歳〜1歳半頃 少量から試す 味覚が発達し、食べる量も増える時期。全体の塩分に気をつけながら、ごく少量から試す方が安心です。

重要なポイントは、急いで大人の味に慣れさせる必要はない、ということです。 離乳食は、素材の味を楽しむこと、そして薄味の習慣を身につけることが何よりも大切だと思います。

もし試す場合は、ほんのひと振りから、お子さんの様子をしっかり見ながら進めてみてくださいね。

市販ゆかりの塩分濃度

市販の「ゆかり」を赤ちゃんに与える際、やはり一番気になるのは塩分です。

三島食品さんの一般的な「ゆかり」の栄養成分表示を見ると、100gあたりの食塩相当量が非常に高いことがわかります(商品やデータによって差はありますが、40gを超える表記も見られます)。

もちろん、赤ちゃんに100gも与えるわけではありませんが、ふりかけ全体が塩分で成り立っていることは理解しておいたほうがいいです

ゆかりは他のふりかけと比較して塩分多い?

三島食品のゆかりの塩分は100gあたり約48.3gです。

一方、僕がよく買ってる⬇︎の無添加ふりかけは32gで塩分はたったの2.4gです。100gに換算しても約8gです。

つまり、ゆかりは一般的なふりかけの約6倍の塩分があると考えてください。

離乳食でゆかりを使う場合は、かなり量を抑えないといけないことを知っておいた方が良いです。

 

離乳食での適量と工夫

大人のおにぎりに使う量の半分以下、あるいは耳かき1杯程度から試すのがおすすめです。ごくわずかな量でも、風味は十分感じられるはずですよ。

ご飯に混ぜる際、ゆかりとしらすごまなど、塩分が含まれていない他の食材を混ぜて全体を薄める方法も有効かもしれません。

三島食品さんからは「減塩 ゆかり」も販売されています。通常のゆかりに比べて塩分が30%カットされているので、より塩分が気になる方はこちらを検討してみるのも良いかもしれませんね。

ただし、減塩でも赤ちゃんにとっては高塩分である可能性は残りますので、使用量には引き続き注意が必要ですよ。

ゆかりの添加物は赤ちゃんに安全?

市販の「ゆかり」の原材料表示を見ると、「食塩、梅酢」のほかに、「調味料(アミノ酸等)」や「酸味料」といった表示があります。

これらは、風味を調整したり、品質を安定させたりするために使われている添加物です。

「アミノ酸等」や「酸味料」は、国の安全基準に基づき使用が認められているものですので、少量であればすぐに健康に害があるとは考えにくいです。

でも、離乳食期は体の機能が未熟な時期なので、なるべく添加物が少ないものを選びたいと考えるママ・パパが多いのも事実だと思います。

  • 市販のふりかけには、添加物が入っていない「離乳食専用」のものや、原材料が「梅と塩としそだけ」といったシンプルな商品もあります。ご自身が「この添加物は許容できる」という基準を設けて、商品を選ぶのが一番大切かもしれません。
  • 添加物が気になるなら、ここで紹介している原材料がよりシンプルな商品も視野に入れてみるのもオススメ。(僕的にはこっちを推奨!)

あと原材料で気になるのは赤しそですね。中国産と国産がブレンドされています。
表示順は中国が最初なので、中国産の赤紫蘇の方が割合が多いのです。

中国産の赤紫蘇は残留農薬の可能性もあり得るので、できれば避けたいところでもあります。

 

おすすめ無添加ゆかり

 

【ムソー】しその粉ふりかけ

ゆかり

原材料:しそ、梅酢、食塩

商品の特徴

  • 添加物フリー
  • しそは国内産、食塩はシママースを使用
  • 内容量 40g
我が家ではいつもこの無添加のゆかりを買ってます。アレルギー物質もないし、質の良いしそを使ってるからか、とても香り高いです。味も梅干しのような「ツンとする」酸味ではなく、すぐに消える心地よい酸味で酸っぱいもの苦手な子供でも食べてくれると思いました。

価格は↓のAmazonからご確認下さい

 

関連:食欲がない時期に活躍!ゆかり以外で使える無添加ふりかけリスト

 

ゆかりの離乳食メニューアイデア

市販の「ゆかり」は、手軽に風味をプラスできて便利ですよね。ただ、おかゆやご飯に混ぜるだけだと飽きちゃうな…という時期もあるかと思います。

我が家で試した、もしくは他のママ友から聞いた「ゆかり」の活用メニューをいくつかご紹介しますね。もちろん、使う際は少量ずつ、薄めて使うのが基本ですよ!

1.おやき・パンケーキの風味付け

離乳食後期~完了期にかけて大活躍する「おやき」「パンケーキ」の生地に、ごく少量のゆかりを混ぜて焼いてみると、ほんのりとしその香りがついて食が進むことがあります。

豆腐おやきにプラス: 水切りした豆腐、片栗粉、野菜ペースト、そしてごく少量のゆかりを混ぜて焼きます。お豆腐の味が優しいため、ゆかりの塩気が引き立ちすぎず、良いアクセントになるかもしれません。

ご飯パンケーキに混ぜる: ご飯、小麦粉、牛乳(または豆乳)、だし、そしてゆかりを少々。洋風のパンケーキとは違う、和風のおやつ感覚で楽しめます。

 

2. うどん・そうめんの「かけつゆ」の風味付け

うどんやそうめんのかけつゆを作る際、風味付けとしてごくわずかなゆかりを加えてみるのも手です。

だしで薄めて使用: 基本はだしで十分薄めただしつゆを作り、仕上げにごく少量のゆかりを混ぜ込む感じです。大人の「ゆかり」の風味を少し感じさせることで、目先が変わって食べてくれるかもしれません。

とろみ付けとセットで: 片栗粉などでとろみをつけたつゆに使うと、ゆかりが沈みにくくなるので、均一に食べやすいかもしれません。

 

3. 白身魚や鶏肉の「和え物」の隠し味

離乳食後期になると、たんぱく質にも慣れてきますよね。白身魚や鶏ひき肉を茹でたり蒸したりして細かくした後の「和え物」にも使えます。

野菜と混ぜる: 茹でて潰したじゃがいもや、細かく刻んだきゅうりなどと、茹でた鶏むね肉を和え、味付けの最後にゆかりを極少量混ぜてみました。ゆかりの赤紫の色も少し加わって、見た目の楽しさもプラスできるかもしれません。

 

市販ゆかりのアレルギー表示(特定原材料)とコンタミの注意点

市販のふりかけを使う上で、特に気をつけたいのがアレルギーと、製造工程で他のアレルゲンが混入する可能性(コンタミ)ですよね。

1. 三島食品「ゆかり」の特定原材料

三島食品の一般的な「ゆかり」(赤しそふりかけ)のパッケージを確認すると、特定原材料(卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生)の表示がないことがほとんどです。

  • ゆかりの主要な原材料は赤しそ、食塩、砂糖で、特定原材料7品目は使用されていないようです。
  • ただし、商品によっては梅入りソフトタイプなど、ラインナップがいくつかあります。それらの商品には、使われている原材料が異なる可能性があるため、必ず購入する商品のパッケージの原材料表示をチェックしてください。

 

2. 懸念される「コンタミネーション(コンタミ)」

特定原材料が直接使われていなくても、同じ工場内で他のアレルゲンを含む商品も作っている可能性があります。これを「コンタミネーション(コンタミ)」と言います。

多くの食品メーカーは、特定原材料を扱っている場合、「本品製造工場では、卵・乳成分・小麦・えび・かにを含む製品を製造しています」といった注意書きを、原材料表示の下などに記載しています。「ゆかり」の工場ラインを要チェックです

もしお子さんにアレルギーがあり、ご心配な場合は、パッケージの注意書きを確認するだけでなく、メーカーの相談窓口に問い合わせると、より詳しい情報を得ることができます。これは僕の個人的な経験ですが、メーカーさんは非常に丁寧に答えてくれることが多いですよ。

 

ふりかけを与える際の3つの注意点

市販のゆかりを使う上で一番の懸念は、やはり塩分だと思います。離乳食期の赤ちゃんは腎臓の機能が未熟なので、過剰な塩分は大きな負担になってしまいます。

1. 大人のふりかけは「調味料」として使う

市販のゆかりは、大人のご飯用に作られているため、そのままの量で与えると塩分過多になってしまいます。

僕の考えでは、大人のふりかけは「ふりかけ」としてではなく、あくまで「風味付けの調味料」として捉え、まずはひとつまみ、またはそれ以下のごく少量から試すのが安心です。

ご飯の上にパラパラと振りかけるのではなく、おかゆやご飯にしっかりと混ぜ込み、味を均一に分散させることで、塩気が集中して濃くなるのを防げるかもしれません。

 

2. 水分補給をいつも以上に意識する

塩分を摂取すると、体内の塩分濃度を薄めようとして水分が必要になります。

白湯や麦茶の量を増やす

ふりかけを使った食事の際は、いつも以上に白湯や麦茶を準備し、こまめに飲ませてあげることを心がけています。

尿量の変化をチェック

もし、ふりかけを与え始めた後に、おしっこの回数が減ったり、色が濃くなったりするようであれば、体内の水分が不足しているサインかもしれません。このような変化に気づいたら、ふりかけの使用を一旦ストップし、水分をたっぷり与えてあげましょう。

3. 1日の塩分総量を把握する意識

ゆかりだけでなく、パンやチーズ、ベビーフードのレトルトパウチなど、離乳食には隠れた塩分が含まれています。

ふりかけを使った日は、他のメニュー(味噌汁、だし、パンなど)の塩分を意識的にカットするなど、1日全体で塩分過多にならないようバランスを取るように心がけています。神経質になりすぎる必要はありませんが、「今日はゆかりを使ったから、あとは薄味にしよう」という意識を持つだけでも違うと思いますよ。

無理せず、赤ちゃんの体調を見ながら、少しずつ新しい味にチャレンジできると良いですね。

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