タンパク質やカルシウムが豊富、しかも色々な料理にできて便利な豆腐は、ぜひ赤ちゃんの離乳食に取り入れたい食材です。
スーパーにはたくさんの豆腐が並んでいるけど、大人と同じ豆腐でいいのかな?と、迷ってしまいますよね。
離乳食の豆腐選びには、いくつかのコツがあるんです。 そこでこの記事では、離乳食の豆腐を選ぶポイントを紹介し、離乳食用豆腐のおすすめ商品を紹介します。
離乳食の豆腐はいつから?
離乳食初期から、豆腐は使用できます。
最初は絹ごしをペースト状にしたものから、少しずつあげてみて下さい。
木綿豆腐は後期(9〜11ヶ月頃)から。
離乳食のうちは、必ず加熱して殺菌したものを使います。
- 初期(5~6ヶ月頃)・・・絹ごし、茹でてすりつぶす
- 中期(7~8ヶ月頃)・・・絹ごし、舌でつぶせるくらいの硬さ、小さく切る
- 後期(9~11ヶ月頃)・・木綿、歯茎でつぶせるくらいの硬さ、小さく切る
- 完了期(1歳~1歳半頃)・木綿、一口大に切る
参考:豆腐を使用した離乳食の進め方(時期・量)|主な栄養素やおすすめレシピも紹介 | the kindest magazine
離乳食用の豆腐選びの基準
離乳食用に豆腐を選ぶポイントは、以下の通りです。
国産大豆100%
離乳食に使う豆腐なら、まずは国産大豆100%のものを選びましょう。
ポストハーベスト
ポストハーベストとは、収穫後の作物に農薬を散布することです。
使用される農薬は濃度が濃く、洗ったり皮をむいたりしてもまだ農薬が残っていることも。
日本国内でポストハーベストは認められていないため、国産の大豆なら安心です。
遺伝子組み換え
遺伝子組み換え作物については、まだ分からないことも多いですが、腸内環境の悪化や、アレルギーとの関連が疑われています。
現在日本では、遺伝子組み換え作物を商業目的で栽培していないので、遺伝子組み換え大豆を避けたい人は、国産のものを選びましょう。
凝固剤は天然にがり
豆腐の凝固剤は、「天然にがり」が安心です。塩化マグネシウムと表示されることもありますよ。
硫酸カルシウムは、「すまし粉」とも呼ばれ、豆腐作りに広く利用されています。
参考:サルフェートは危険?人体への効果や影響について解説|ハミングウォーター | 《公式》ハミングウォーター
消泡剤不使用
豆腐は製造途中で泡立ってしまうことがあります。
泡立ったままでは見た目や口当たりが良くないので、多くの場合は消泡剤を使用します。
油脂系消泡剤、グリセリン脂肪酸エステル、シリコーン樹脂などが用いられていますが、最終的にはごく微量しか残らないため、「加工助剤」として表示はされません。
微量しか残らないとはいえ、消化器官の未熟な赤ちゃんには、できるだけシンプルな素材の食べ物をあげたいですよね。
小分けパック
離乳食1食分に使う豆腐は、5~50g程度です。
豆腐一丁は約300~400gなので、離乳食だけでは使い切れそうにないですよね。
大人の食事に活用できそうにないときには、小分けになっている豆腐が便利です。
離乳食用の市販豆腐のおすすめ商品
離乳食用におすすめの、市販の豆腐を紹介します。お買い物の際に、ぜひチェックしてみて下さいね。
【アサヒコ】国産大豆100%濃い豆乳のとうふ
商品の特徴
- 国産大豆の濃い味わい
- 内容量 200g×2
【椿き家】日本の絹・ミニ3P
商品の特徴
- 大豆の風味が濃すぎず、どんな料理にもマッチ
- 薄皮を取らない「丸大豆」の豆腐は栄養満点
- 内容量 120g×3
【男前豆腐店】豆皿豆腐
商品の特徴
- つるんとした口当たりの絹ごし豆腐
- 赤ちゃんには離乳食、大人にはあと一品やおつまみに
- 内容量 35g×8
【男前豆腐店】京の石畳
商品の特徴
- 濃厚で、大豆の風味豊かな味わい
- 北海道産大豆使用
- 内容量 50g×9
【男前豆腐店】特濃ケンちゃん
商品の特徴
- なめらかでやわらかい食感
- 濃厚な味わい
- 内容量 90g×3
まとめ
離乳食の豆腐を選ぶポイントは、国産大豆100%、天然にがり、消泡剤不使用、小分けパック、でした。
おすすめの離乳食用の市販豆腐を選べば、赤ちゃんもパパママも安心ですね。