コーヒーの香ばしい香りと味わいを楽しみたいけれど、「カフェインが気になる…」という方も多いのではないでしょうか?
特に、これからお母さんになる妊婦さんにとってカフェインの摂取量には敏感になってしまいますよね。
そんな方にぴったりなのがカフェインレスコーヒー。
この記事では、
「カフェインレスって本当に安全?」
「どれを選べば安心なの?」
という疑問に答えながら、妊娠中でも安心して飲めるおすすめのカフェインレスコーヒーをご紹介します。
カフェインレスコーヒーって?
「カフェインレスコーヒー」と聞いて、どんなものを想像しますか?
実は似たような言葉に「デカフェ」や「ノンカフェイン」もあり、違いがちょっとわかりにくいですよね。
デカフェとノンカフェインは同じ意味?
さっそく違いを見てみると、
-
カフェインレス
カフェインが90%以上カットされたコーヒー。
日本では「カフェイン含有率0.1%以下」が基準とされています。 -
デカフェ
もともとカフェインを含んでいたコーヒー豆からカフェインを除去したもの。
カフェインレスとほぼ同じ意味で使われることも多いです。 -
ノンカフェイン
もともとカフェインを含まない原料を使った飲み物のこと。
(たとえば麦茶やハーブティーなど)
コーヒーのような風味の商品もありますが、豆由来ではないことが多いです。
“デカフェ“と”カフェインレス“は、ほぼ同じ意味で使われることが多いのですが、”ノンカフェイン“は全く別物になります。
妊婦さんが安心して飲める、という選択肢としても注目されています。

こんな違いがあったんだね
カフェインが全くないわけではない
意外に思われるかもしれませんが、「カフェインレス」と言っても、実は完全にゼロではないんです。
多くの商品はカフェインを約97〜99%除去していますが、ごく微量は残ることも⁉
商品によって残留率は異なりますが、少ないものでも0.1〜0.3%程度。
そのため、妊娠中で「本当にゼロじゃないと不安…」という方には、「ノンカフェイン」と書かれた飲み物や、麦茶などの代替品を選ぶのも一つの方法です。
妊婦さんが安心して飲むには?
妊娠中は、カフェインの摂取量に特に注意が必要です。
厚生労働省のガイドラインによると、妊婦さんは1日300mg以下に抑えることが望ましい、とされています。
これには、過剰なカフェインの摂取が「低出生体重児(2500g未満で生まれる赤ちゃん)」のリスクを高めてしまう可能性があるためなんです。
では、なぜカフェインを制限したほうがいいのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
なぜ妊婦さんがカフェインを控えたほうがいいの?
妊娠中は、お母さんから赤ちゃんへ、胎盤を通じて栄養と酸素が届けられます。
この胎盤には、有害な物が赤ちゃんに届かないように、ブロックするバリア機能があるんです。
ですが、カフェインの分子はとても小さくて、胎盤から赤ちゃんの体内へ入り込んでしまいます。
おなかの中の赤ちゃんへの影響は?
妊娠中にカフェインを摂りすぎると、下記のようなリスクの危険性があります。
- 流産してしまうリスクの上昇
- 胎児の発育遅延
- 低体重出生児(出生児に2500g未満)のリスク
ごく少量を飲まれるのであれば問題はないのですが、飲み過ぎてしまうことでリスクが高まってしまいます。
大切な赤ちゃんのためにも、飲み過ぎには注意しましょう。
また、英国食品基準庁(FSA)では、2008年に妊婦がカフェインを取り過ぎることにより、出生時に低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとして、妊娠した女性に対して、1日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。
※引用は厚生労働省
カフェインの除去方法の違いと安全性
カフェインレスコーヒーって、どうやってカフェインを抜いてる取り除いているのか、気になりますよね?
除去する方法によって、安全性や味が変わってくるんです。
どんな方法があるのか、まとめてみました。
有機溶媒抽出法って危険?日本で使われていない理由
有機溶媒抽出法とは、化学薬品(ジクロロメタンなど)を使ってカフェインを取り除く方法です。
効率がよく、欧米では一部流通しているものの、日本では安全性の観点から輸入が認められていません。
そのため、国内で販売されている製品には基本的に使われていませんが、輸入品を選ぶ際には注意が必要です。

化学薬品を使ってたら飲むのがこわいな⁉
水抽出法は本当に安全?
水抽出法とは、豆をお湯や水に浸して、カフェインを抽出する方法です。
化学薬品を使わないので安心感があり、妊婦さんにおすすめですが、コーヒー本来の風味がやや弱くなることもあります。

コーヒーの風味がしなくなるのは残念だな~
超臨界二酸化炭素抽出法って何?最も安心でおいしいってホント?
安全性と味の両立を叶えてくれるのが、この抽出方法です。
二酸化炭素を使い、添加物を一切使わずにカフェインだけを取り除く技術で、風味の損失が少なく、安心して楽しめます。
少しお値段は高めですが、妊婦さんや健康を気つかう方には、最もおすすめの方法です。

味と安全性でいったらこの方法がベストだね!
添加物の心配は?
一部の安価な製品では、香料や保存料などが添加されていることも。
パッケージに「無添加」「有機JAS」などの記載があるかをチェックすると、より安心して選べますよ。
さらに、カフェインレスコーヒーを選ぶと良いこと、逆に悪いことがないのかも調べてみました。
【失敗しない】安全でおいしいカフェインレスコーヒーの選び方
「カフェイン除去率」の高いもの
カフェインレスコーヒーを選ぶ際に最も重要な指標が「除去率」です。
単に『カフェインレス』と書かれていても、実際には90%カットのものから99.9%以上のものまで幅があります。
特に安全面を最優先したい妊婦さんや、カフェインの影響を強く受けやすい方は、パッケージの裏面を確認し、「除去率97%以上」や「カフェイン残留率0.1%以下」と明記されているものを選ぶのが安心です。
「有機JAS(オーガニック)」認定
化学肥料や農薬に頼らず育てられた豆は、残留農薬のリスクを最小限に抑えたい方にとって大きな安心材料です。
毎日飲むものだからこそ、豆の栽培から加工まで厳しい基準をクリアした証である「緑の太陽マーク(有機JAS認定)」が付いた商品を選んでみてください。
無添加であることはもちろん、素材そのものの安全性にこだわれば、より心置きなくコーヒータイムを楽しめます。
ライフスタイルに合わせた「4つのタイプ」から選ぶ
カフェインレスには、主に「豆・粉・ドリップバッグ・インスタント」の4タイプがあります。
- ドリップバッグは 1杯ずつ新鮮な香りを手軽に楽しみたい方に最適。
- インスタントは 忙しい朝や、ミルクを混ぜてカフェオレにしたい時に便利。
- 豆・粉は 毎日たくさん飲む方や、自分好みの濃さに調整したいこだわり派に。
例えば、平日の朝は時短のためにインスタント、ゆっくり過ごせる週末はドリップと使い分けるなど、生活のリズムに合わせて選ぶのがおすすめです。
カフェインのメリットとデメリット
カフェインにはさまざまな働きがありますが、摂取量によって、体への影響が違ってきます。
ここでは、カフェインのよい面と気を付けたい点を、しっかり見ていきましょう。
メリット(効能)
カフェインには、眠気を飛ばして集中力を高めたり、代謝をアップしてくれるというメリットもあります。
でも、体質やタイミングによっては注意が必要です。
- 眠気を覚まし、仕事や勉強の集中力をアップ
- 代謝を助け、脂肪燃焼効果も
- 抗酸化作用があり、生活習慣病の予防にも◎

大人は仕事中によく飲んでるね!
デメリット(過剰摂取によるリスク)
たとえば夕方以降にカフェインをとると、眠れなくなったり、胃がムカムカしたりすることもあります。
- 夜眠れなくなる、寝つきが悪くなる
- 胃がムカムカする、胃酸の分泌が増える
- カフェインへの依存からくる、手の震えや動悸など
- 妊婦さんや子どもには特に注意が必要
該当することがあったら、摂取量をひかえめにされたほうがいいかもしれませんね。
カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。
※引用は厚生労働省

飲みすぎには気を付けてね!
1日どれくらいなら安心?カフェインの摂取量の目安
それでは、カフェインの摂取量には目安があるのでしょうか?
厚生労働省食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてによると、以下のように定められていました。
妊婦さんだけじゃない!デカフェが選ばれる3つの理由
夕方以降・寝る前のリラックスタイムに
カフェインレスに切り替える大きなメリットは、睡眠の質を妨げないことです。一般的にカフェインの覚醒効果は数時間持続するため、夕方16時以降はデカフェにするのが理想的。
「コーヒーを飲みたい欲求」を満たしつつ、寝つきをスムーズにすることができます。夜のリラックスタイムにも、罪悪感なくコーヒーの香りに癒やされてください。
カフェインによる利尿作用を抑えたい時(会議やドライブ)
意外な活用法が、カフェイン特有の「利尿作用」の抑制です。
長時間の会議や、高速道路でのドライブなど、「すぐにお手洗いに行けない状況」でも、デカフェなら安心して水分補給ができます。
妊婦さんだけでなく、トイレを気にしたくない大切な場面での飲み物としても非常に優秀な選択肢になります。
胃腸への負担を減らしたい健康志向の方へ
カフェインは胃酸の分泌を促進するため、体調によっては胃もたれや刺激を感じることもあります。
「コーヒーは好きだけど、最近胃の負担が気になる…」という時、デカフェに変えるだけで驚くほど体が楽に感じることがあります。
胃腸を労わりながら、大好きなコーヒーの味わいを維持したい健康志向の方にもぴったりです。
デカフェのおいしくなる飲み方
「カフェインレスって、なんだか物足りない…」
そう感じたことがある方も多いのでは?
でも、いれ方やアレンジ次第で、グッと美味しくなるんですよ!
ちょっとしたコツをまとめてみたので、ぜひ試してみてくださいね。
粉の量とお湯の温度
カフェインを抜いたことで、どうしても風味が軽くなりやすいデカフェ。
そんなときは、いつもよりやや多めの粉を使って、少し濃いめに淹れてみましょう。
おススメの量は、およそ1.2倍くらいが目安。
お湯の温度も少し高め(95℃前後)にすると、じっくり蒸らすことで香りとコクがアップします。

他におススメの飲みかたとかないのかな?
カフェオレやアイスコーヒーもおすすめ
デカフェをアレンジして楽しむ、もう1つの方法です。
牛乳を加えてカフェオレやラテにしたり、深煎り豆を使ってアイスコーヒーにしたりすると、コクが増して満足感もアップします。

これならおいしく飲めそう!
安全なドリップ式 カフェインレスコーヒーおすすめ5選
妊婦さんやカフェインを控えたい方に、おすすめのカフェインレスコーヒーを5つご紹介します。
【UCC】おいしいカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー【デカフェ】【ノンカフェイン】

商品の特徴
- 【味覚】豊かな香りとまろやかなコクのある味わい。
- 【カフェイン含有量の単位】カフェイン入り
- UCCこだわりの「じっくり焙煎」
- コーヒー豆の持つ甘みとコクを引き出し
- 厳選アラビカ豆100%使用
- 内容量 160g×3、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【KEY COFFEE】KEY DOORS+ ドリップ オン カフェインレス 深いコクのブレンド

商品の特徴
- カフェインを除去したコーヒー生豆の鮮度管理を徹底したカフェインレスコーヒー
- 重厚なコクと甘い香りが味わい
- 生豆生産国はコロンビア、エチオピア
- 【風味】Decaf
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェイン入り
- 【ローストレベル】ダークロースト
- 内容量 7.5g×5杯分×5箱、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【京都小川珈琲店】カフェインレス モカ ドリップコーヒー

商品の特徴
- 甘い香りとやさしい味わいのカフェインレスコーヒー
- 水を使用して、コーヒーの生豆からカフェインを97%以上カット
- 【風味】カフェインレス モカ
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェイン入り
- 【ローストレベル】ミディアムロースト
- 内容量 300g(18袋)、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【無印良品】オーガニックコーヒー粉 カフェインレス

商品の特徴
- カフェインを97%カット
- ホンジュラスの有機認証豆を深煎り
- ほどよい苦みと爽やかな酸味が特長
- 【生豆生産国】ホンジュラス
- 内容量 200g、価格は↓のAma
- 【風味】デカフェ
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェインレス
- 【ローストレベル】ライトロースト
- 内容量 190g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
もっと手軽に楽しみたいかた向けに、インスタントのカフェインレスコーヒーもピックアップしました。
手軽で安心インスタントカフェインレスコーヒーおすすめ5選
忙しい朝やちょっとした休憩時間に便利なのが、インスタントタイプのカフェインレスコーヒー。
ここでは、お湯を注ぐだけで本格的な味わいが楽しめる、安心でおススメの商品をご紹介します。
【AGF】プロフェッショナル デカフェ インスタントコーヒー

商品の特徴
- 厳選アラビカコーヒー100%使用
- 酸味がほどよく、香ばしい香りと苦味
- カフェインを93%カット
- 【風味】ブラック
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェイン入り
- 【1杯当たりのカフェイン含有量】2ミリグラム
- 賞味期限:製造日から 730日
- 原産国は日本
- 内容量 40g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【Nescafe】ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス

- 粉砕した焙煎コーヒー豆の粒を包み込んで、淹れたての香りと味わいの「レギュラーソリュブルコーヒー」
- 【風味】デカフェ
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェイン入り
- 【ローストレベル】ダークロースト
- 賞味期限:24ヶ月
- 内容量 80g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【KEY COFFEE】キーコーヒー インスタントコーヒー カフェインレス

商品の特徴
- メキシコ産アラビカ種を使用
- お湯だけでなく、水、牛乳にも溶けやすい
- スプレードライコーヒーを使用
- 【風味】デカフェ
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェインレス
- 【ローストレベル】ミディアムロースト
- 内容量 50g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【Starbucks】スターバックス ヴィア® コーヒーエッセンス ディカフェ ハウス ブレンド

商品の特徴
- ナッツ、ココアのような味わいが特徴
- スターバックス ローストで引出した香りやコク
- 二酸化炭素抽出法でカフェインを除去
- 【風味】ココア
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェインレス
- 【ローストレベル】ミディアムロースト
- 【生豆生産国】ブラジル、コスタリカ
- 内容量 100g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【クライス】クライス カフェインカットのおいしいコーヒー

商品の特徴
- 世界的に厳しいヨーロッパ基準
- アラビカ種100%の豆を使用
- コーヒーの味わいをそのままの仕上がり
- カフェイン含有量0.03%未満
- 【風味】ノンフレーバー
- 【カフェイン含有量の単位】 カフェイン入り
- 内容量 100g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
まとめ
カフェインレスコーヒーは、妊娠中のかたやカフェインが苦手な方でも、安心して飲める選択肢のひとつです。
安全に楽しむためには、下記のポイントを意識して選んでみましょう。
- 除去方法は「超臨界二酸化炭素」か「水抽出法」がおススメ
- カフェイン除去率が97%以上のものを選ぶとより安心
- 有機認証や無添加表記をチェック
- 飲み方やタイミングを工夫すると、より美味しく楽しめる
体調やライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのカフェインレスコーヒーを見つけてくださいね。













































































