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サラダ油が体に悪いって本当?危険性と安全な食用油の選び方

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サラダ油の危険性 無添加商品

サラダ油は安価で手に入りやすい為、どこの家庭にも必ずと言っていいほどある食用油の一つではないでしょうか。

そんなサラダ油ですが、最近では食に対する意識の向上からサラダ油の危険性について耳にする機会が増えてきました。

本当にサラダ油に危険性があるのか、またどうして危険なのか詳しく見ていこうと思います。

ここではサラダ油の危険性と安全な食用油の選び方について解説していきます。

この記事がおすすめな人

・サラダ油の危険性について気になる人

・サラダ油の代わりとなる油について知りたい人

・料理ごとに適した油を知りたい人

サラダ油について

アーモンドと油

サラダ油とは?

植物油を低温でも結晶化しないように精製した食用油のことでクセがなくどんな料理にも使い勝手が良いです。

サラダ油の原料

サラダ油の原材料には以下の原料のいずれかを入れることが決められています

  • 菜種(なたね)

  • 綿実

  • 大豆

  • ごま

  • べに花

  • とうもろこし

  • ぶどう

サラダ油の主成分

不飽和脂肪酸という血中の中性脂肪やコレステロール値を調整してくれると言われています。

サラダ油が危険な理由

油

遺伝子組み換えをしている原料を使用している可能性があるため

遺伝子組み換え作物とは、特定の除草剤に耐性のある性質や作物の中に殺虫成分を作る性質などを遺伝子の中に組み込んだ作物のことです。

遺伝子組み換え作物が危険といわれる理由は、食べることでアレルギーを引き起こす原因になるといわれているからです。

トランス脂肪酸を多く含んでいるため

トランス脂肪酸は摂取しすぎると肥満や生活習慣病、心臓病のリスクがたかまるといわれています。

製造過程で石油系溶剤の薬品が使われているため

原材料からより多くの油を作るために使われる薬品(ノルマルヘキサン)なのですが、強い毒性があります。

残留しないように義務付けられてはいますが、完全に除去できているか不明です。

高温加熱をすると酸化物質が発生するため

食中毒や内臓への負担の原因となる可能性があります。

サラダ油の代替食用油は?

油と桜

  • こめ油
  • オリーブオイル
  • なたね油
  • 太白ごま油
  • グレープシードオイル
  • ひまわり油

代替食用油の選び方のポイント

圧搾法(コールドプレス)で作られた食用油を選ぶ

熱を加えずに圧力をかけて搾り取る方法です。

熱を加えないことで栄養素を壊さずに搾り取ることができます。

ほとんどの食用油は「抽出法」で作られていて原料をノルマルヘキサンという薬品に漬け込むことでより多くの油を抽出する方法です。

薬品を除去するために加熱処理を行うのですが、本当に薬品が除去されているのかは不明です。

また加熱処理することでビタミンやカルシウム、マグネシウムなどの栄養成分も失うことになります。

遮光ボトルに入った食用油を選ぶ

保管している油が太陽光などで酸化することを防いでくれます。

遺伝子組み換えではない油を選ぶ

サラダ油の原料のほとんどを輸入に頼っています。輸入元ではほとんどが遺伝子組み換え 作物を栽培しています。そしてそれらを原料として日本に輸入する場合は遺伝子組み換え をしているのかしていないのか分別する必要がないのです。

「湯洗い」で精製されて物を選ぶ

油を抽出した後は不純物を取り除く工程があります。

湯洗いでは薬品は使わずにお湯を使うことで不純物を取り除きます。

薬品を使って精製する場合は「脱ガム」「脱酸」「脱色」「精密ろ過」と各工程で薬品を 添加するのです。

【調理別】代替食油のおすすめは?

フライパンと野菜

調理方法によって使い分けることで食用油それぞれの良さを引き出すことができ、健康的に美味しく食事が楽しめるようになります。

炒め物・揚げ物

加熱可能な油を使用します。

  • オリーブ油
  • ごま油
  • こめ油
  • なたね油
  • ひまわり油

ドレッシングやソース

熱に弱い油を使用します。

  • なたね油
  • ひまわり油
  • グレープシードオイル
  • ココナッツオイル
  • 亜麻仁油
  • えごま油

 

お菓子作り

  • こめ油
  • なたね油
  • 太白ごま油
  • ひまわり油
  • グレープシードオイル

積極的に摂りたい油と避けたい油

フライパンとスプーンと調味料

積極的に摂りたい油

オメガ3(不飽和脂肪酸)

体内で作ることができないため、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸です。

食品名

オメガ3の種類

効果

摂取方法

アマニ油・えごま油

α-リノレン酸

血栓予防、血圧安定など

加熱せずにドレッシングやヨーグルトにかける

青魚の油(サバ、サンマ)

EPA

生活習慣病の予防、感染症予防など

刺身や缶詰の場合は汁ごと調理に利用

青魚の油(サバ、マグロ)

DHA

認知機能の改善、血流改善など

刺身や缶詰の場合は汁ごと調理に利用

オメガ3を含む食品は摂取する機会が少ないので意識して取り入れていきたいですね。

適度に摂りたい油

〇オメガ6(不飽和脂肪酸)

体内で作ることができないため、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸です。

  • サラダ油やごま油に含まれています。
  • リノール酸を含み、悪玉コレステロールを減らしてくれるが、摂りすぎると善玉コレステロールを下げ、心疾患や炎症、がんを促進すると言われています。

〇オメガ9(不飽和脂肪酸)

体内で作ることができ、酸化しにくい特徴があります。

  • オリーブオイルやこめ油、ひまわり油、べに花油、なたね油に含まれています。
  • オレイン酸を含み、血中の善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロール濃度を下げると言われています。

オメガ6.9を含む食品は摂取する機会が多いので摂りすぎには注意したいですね。

避けたい油

〇飽和脂肪酸

体内で作ることが出来る油なので、必ずしも食事から摂る必要はないです。

  • 肉の油やバター、パーム油に含まれています。
  • 摂りすぎると、悪玉コレステロールや中性脂肪が増え、動脈硬化などのリスクがあります。

〇トランス脂肪酸

  • マーガリンやショートニングに含まれています。
  • 心臓疾患などリスクを高めると言われ、アメリカなどでは使用が禁止されています。
  • パーム油はカップ麺やスナック菓子など幅広く使われています。
  • マーガリンやショートニングは市販の菓子やパン、レトルト食品など幅広く使われています。

知らないうちにたくさん摂取している可能性のある油です。

まとめ

葉っぱとoilビン

サラダ油に危険性があるといわれるようになった理由として

  • 遺伝子組み換えをしている原料を使用している可能性があるため
  • トランス脂肪酸を多く含んでいるため
  • 製造過程で石油系溶剤の薬品が使われているため
  • 高温加熱をすると酸化物質が発生するため

の4つがあげられました。

また、積極的に摂取したい油と避けたい油の紹介をしました。

サラダ油に危険性を感じたら色々な食用油の特性を知り、うまく代替油を活用することで食事を楽しみながら健康的な日々を過ごしていきましょう

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