スーパーなど市販で買える酸化防止剤無添加のおすすめワイン

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ワインを選ぶときに、「酸化防止剤無添加」という言葉を目にしたことはありませんか?

ここでは、

  • ワインに入っている「酸化防止剤(主に亜硫酸塩)」がどんな役割をしているのか
  • 体にどんな影響があるのか、酸化防止剤は国によってどれくらいの量が認められているのか
  • 酸化防止剤を使わずに美味しいワインをどうやって造っているのか
  • 酸化防止剤無添加で特におすすめのワイン

もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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酸化防止剤(亜硫酸塩)をなぜ使うのか?

酸化防止剤は、食べ物や飲み物が空気と触れて悪くなるのを防ぐためのものです。

ワインでは、主に「亜硫酸塩(SO₂)」がこの役割をしています。

酸化防止のため

  • ワインが酸素と反応して色や香り、味が劣化するのを防ぐ(抗酸化作用)
  • アルコールが酸化して生じるアセトアルデヒドなどの不快な臭いを抑える
  • 酸化したワインの風味を部分的に回復させる働きもある

殺菌するため

ワインに使われる亜硫酸塩は、酸化を防ぐだけでなく、バイ菌をやっつける働きもあります。

ワインを作る時、ブドウには色んな菌がついています。中にはワインを悪くしてしまう悪い菌もいるので、これらを退治する必要があります。亜硫酸塩を加えると、こうした邪魔な菌だけを取り除いて、ワイン作りに必要な良い酵母は残してくれるんです。

樽などの道具の消毒にも使われていて、清潔な環境でワインを作るのに欠かせません。特に「分子状SO₂」という形の亜硫酸塩が一番殺菌力が強くて、ワインの品質を守る重要な役割を果たしています。

つまり、亜硫酸塩はワインが腐ったり変な味になったりしないよう、見えないところで頑張って働いてくれているんだね!
 

酸化防止剤(亜硫酸)の安全性は?

「酸化防止剤」って健康に悪いの?良いの?

「酸化防止剤って体に悪いの?」とよく聞かれますが、ワインに入っている程度の少ない量なら、基本的には健康への心配はそれほどありません。

ただ、人によってはアレルギーのような反応を起こすことがあるので、そこは注意が必要ですね。

アレルギー反応の症状

酸化防止剤によるアレルギー反応は、仮性アレルギーが主流です。主な症状は以下の通りです。

通常、アレルギーは免疫に作用して発症しますが、仮性アレルギーとは、食べ物に含まれる化学物質、たとえば、亜硫酸塩などが直接からだに反応して起こるアレルギーです。 毎回起こるわけではなく、体調や鮮度、摂取量によって異なりますので、飲みすぎには注意してください
  • 皮膚症状:じんましん、発疹、かゆみ

  • 呼吸器症状:喘息発作、気管支収縮

  • 消化器症状:嘔吐、腹痛

*特に、喘息の患者さんでは反応リスクが高く、成人喘息患者の5-10%が亜硫酸塩に反応すると推定されています。

参考文献:食品安全関係情報詳細

「酸化防止剤入りのワインで頭が痛くなる」という人もいますが、医学的にはっきり証明されているわけではありません

ワインによる頭痛は、アルコール自体やヒスタミン、タンニンなど他の成分が原因のことが多いと考えられています。

もしワインでよく頭痛がするなら、酸化防止剤無添加のワインを試してみたり、心配な時はお医者さんに相談してみるのがよいでしょう。

参考文献:青森県民生活協同組合(お知らせ)

日本、諸外国のワインの亜硫酸塩の基準値

  • 日本の基準値 日本では、ワインに使用できる亜硫酸塩(SO₂)の最大量は350mg/L(ppm)以下と決めらています。

  • EUの基準値 EUではワインの種類ごとに上限が異なります。

    ワインの種類 亜硝酸塩の最大含有量(EU規定)
    辛口赤ワイン 150mg/L
    辛口白・ロゼワイン 200mg/L
    残糖分5g/L以上の赤ワイン 200mg/L
    残糖分5g/L以上の白ワイン 250mg/L
    中甘口ワイン 300mg/L
    甘口ワイン 350mg/L
    極甘口ワイン 400mg/L

    ※EUでは10mg/L以上含有の場合、「亜硫酸塩含有」の表示義務があります。

ヨーロッパでは、ワインラベル規制の変更で、2024年以降生産されるワインのラベルに 栄養情報や原材料の記載が義務付けられているのよ。 ラベルに表示するか、QRコードで表示っていうのもあるんだって! EUのワインラベル規制が変更、栄養情報や添加物が明確に | WINE REPORT
 

亜硫酸塩不使用!オーガニックワインのメリット

オーガニックワインは、化学肥料や農薬を極力使わず、有機農法で育てられたぶどうを原料とし、醸造時にも添加物を最小限に抑えて造られます。  

農薬や化学物質の心配が少ない

有機栽培のブドウを使っているので、農薬や化学物質が残るリスクが低いんです。これなら、安心してワインを楽しめますね。

うれしい抗酸化成分がいっぱい

特に赤ワインには、ポリフェノールレスベラトロールといった抗酸化物質が豊富に含まれています。これらは、動脈硬化の予防や心臓病のリスクを減らしたり、老化を防いだりする健康効果が期待されています。

ブドウ本来の味を堪能

添加物が少ないからこそ、ブドウそのものの味や、それが育った土壌、気候の個性がより強く感じられます。飾らない、自然な味わいを存分に楽しめるでしょう。

酸化防止剤なしで美味しいワインをつくるための工夫

酸化防止剤なしでおいしいワインを作るには、原料ぶどうの品質、衛生管理、発酵・酸素管理、製造技術のすべてを高度にコントロールすることが不可欠です。 最新の設備や伝統的な手法を組み合わせ、自然な味わいと安心・安全を両立させるための工夫が日々進化しています。※←漠然としています。もっと具体的にどのように酸化防止剤なしでワインを作るのかを説明してください。簡単に説明して、あとは参考文献を見てくださいといった持っていきかたでOK。  

酸化防止剤無添加のおすすめワイン6選

酸化防止剤などの添加物を一切使わず、ぶどう本来の豊かな味わいをそのまま楽しめる自然派ワインは体に優しく、二人の特別な時間をより心地よくしてくれるはずです。

国産ワインから、こだわりの海外ワインまで。いつもの食卓にはもちろん、ちょっとしたお祝いやプレゼントにもぴったりなラインナップをご紹介します。

【メルシャン】おいしい酸化防止無添加ワイン 厳選素材プレミアム

原材料
濃縮還元ぶどう果汁(チリ産カベルネ・ソーヴィニヨン)

商品の特徴

  • 赤ワイン(ミディアムボディ)
  • メルシャン独自の『贅沢芳醇製法』で実現した、濃いコクがある味わいの酸化防止剤(亜硫酸塩)無添加ワイン
  • フルーティーな香りと、渋みと果実味のバランスがとれたコクがあるおいしさ
  • 内容量、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【アルプス】信州コンコード 酸化防止剤無添加

コンコードワイン
原材料
‎ぶどう(長野県産 コンコード)

商品の特徴

  • 赤ワイン(甘口)
  • 長野県産ブドウを使用、自然な香りと味わい
  • コンコードぶどうの特徴を生かした果実味豊かなさらりとした甘口ワイン
  • デザートと合わせてもおいしい
  • 内容量、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【ボデガス・パッラ・ヒメネス】ドン・ディエゴ・デ・ミランダ

原材料
【ぶどう種】 テンプラニーリョ

商品の特徴

  • 赤ワイン(ミディアムボディ)
  • スペイン産 ラ・マンチャ地方
  • 赤い花の香と果実味のあるスパイスの味わいも感じられる
  • ビーフ、ラム、ポーク、ジビエ、スパイシーな料理にあう
  • 無添加オーガニックワイン、ヴィーガン認証済み
  • 内容量、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【アルプス】無添加信州ナイアガラ

06
原材料
信州産ナイアガラを100%使用

商品の特徴

  • 白ワイン(やや甘口)
  • 酸化防止剤無添加、長野県産日本ワイン、ふるさと納税対象
  • フルーティーな香りが特徴
  • クリームシチュー、シーフードグラタンなどのお料理に合う
  • 内容量、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【京都丹波ワインココス】てぐみ 白 2024

tegumi
原材料
ぶどう(ピノ・ブラン)

商品の特徴

  • スパークリングワイン 【グビっと飲みたい旨味の泡!】
  • 発行終了すぐろ過せずに酵母の澱(おり)とともに瓶詰め
  • 澱が酸化防止剤の効果を持つので、亜硫酸などの酸化防止剤無し無添加
  • 自然な炭酸ガスを閉じ込める、やさしい微発泡
  • リンゴ、洋ナシ、白桃のフルーティーな香りとほのかな甘さ
  • 内容量、価格は↓のAmazonからご確認下さい

【アルプス】ヴァン フリー 白 ノンアルコール

Vin Free
原材料
果実(ぶどう、レモン)、ぶどう糖果糖液糖、香料

商品の特徴

  • アルコールが苦手な方にうれしいノンアルコール白ワイン(赤ワインもあり)
  • ワイン用ブドウ品種「ソーヴェニヨンブラン」や「シャルドネ」を使用
  • 酸化防止無添加
  • 甘味を抑えたすっきりとした味わい。
  • ママ会、アウトドア、結婚式などのシーン作りにおすすめ
  • 内容量、価格は↓のAmazonからご確認下さい

まとめ

この記事では、ワインにおける酸化防止剤(主に亜硫酸塩)の役割、安全性、基準値、そして酸化防止剤無添加ワインについて解説しました。特に重要なポイントは以下です。

  • 亜硫酸塩はワインの酸化を防ぎ、品質を維持するために重要な役割を果たす
  • 通常の使用量では人体への健康リスクは低いが、ごく一部にアレルギー反応の可能性がある
  • 酸化防止剤無添加ワインは存在するが、製造には高度な技術と管理が必要

お手持ちのワインのラベルを確認し、「酸化防止剤(亜硫酸塩)含有」の表示があるかどうか、もし気になる場合は、酸化防止剤無添加またはオーガニックワインを試してみてくださいね。

   
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