ステンレスフライパンは、高温になっても有毒ガスが発生しないので安心して毎日のお料理に使えますよね。
しかも錆びに強く、耐久性もばっちり。ずっと使える「一生もの」になってくれるかもしれません。
この記事では、おすすめの有名メーカーステンレスフライパンを紹介します。
ステンレスフライパンのメリット
ステンレスフライパンのメリットは、以下のとおり。
ステンレスフライパンのメリットは、なんと言っても錆びにくく、耐久性に優れていることです。
耐久性に優れたフライパンといえば、鉄も有名ですが、鉄フライパンはお手入れが少々面倒。
ステンレスの場合は汚れが簡単に落ち、お手入れが簡単なんです。
また、保温性が高いので、余熱調理ができます。
一般的なフッ素樹脂加工のフライパンは高温になると有毒ガスが発生するけど、ステンレスフライパンは安全だよ。
かっこいい見た目で、テンションが上がるのもいいね。
ステンレスフライパンのデメリット
しかし、良いことばかりではありません。ステンレスフライパンにはデメリットもあります。
フライパンを「重い」と感じる目安は1㎏。
ステンレスフライパンは、比較的重いものが多いようです。
また、一般的なフッ素樹脂加工のフライパンと比べると、お値段は高め。
ただし、フッ素樹脂加工のフライパンの寿命は1~2年なのに対して、ステンレスフライパンは正しく扱えば何十年も使えます。
2,000円のフッ素樹脂加工のフライパンを1年ごとに買い替えると、5年で10,000円になるね。
10,000円で買えるステンレスフライパンもあるから、何十年も使うなら、そっちの方がお得かなあ。
その他、「焦げ付きやすい・くっつきやすい」というデメリットもあげられますが、以下の記事に解決方法が詳しく書いてあるので、参考にしてみて下さい。
ステンレスフライパンが向いていない人の特徴
ステンレスフライパンは安全で長く使える調理器具ですが、使う人に合っていなければ意味がありません。
ステンレスフライパンが向いていないのは、こんな人。
- 軽いフライパンが欲しい
- チャーハンや焼きそば、卵料理を作りたい
フライパン選びの条件に「軽い」が入っている人は、ステンレスフライパンは向いていません。
またステンレスフライパンは、タンパク質やデンプンがくっつきやすい特徴があります。
チャーハン、焼きそば、卵料理などは別のフライパンで作った方が良さそうです。
よく料理をする人は、フライパンを使い分けてみてもいいかもね。
【メーカー別】おすすめのステンレスフライパン
- t-fal(ティファール):取っ手がとれて、すっきり収納
- Fissler(フィスラー):独自の凹凸構造「ノボグリル」で少ない油でも美味しく
- ZWILLING(ツヴィリング):キッチンが華やぐデザイン
- Vita Craft(ビタクラフト):無水・無油調理でヘルシー
- 燕三条のメーカー(遠藤商事、本間製作所、株式会社シモリュウ):モノづくりの町燕三条
- KEVNHAUN(ケヴンハウン):北欧が好きな人におすすめ
- CRISTEL(クリステル):フランス生まれのモダンなデザイン
- WMF (ヴェーエムエフ):ドイツ№1の高品質
t-fal(ティファール)
取っ手のとれる、で有名なt-fal(ティファール)は、PFOA・鉛・カドミウム不使用で安心。
調理開始のタイミングを教えてくれる赤い「お知らせマーク」で料理初心者の方にもおすすめです。
これから新生活を始める人におすすめなのが10点セット。取っ手がとれて、収納もスッキリだよ。
Fissler(フィスラー)
Fissler(フィスラー)は、1845年創業のドイツの老舗メーカー。プロの料理人も愛用する、高品質でスタイリッシュなデザインが特徴です。
「ノボグリル」という独自の凹凸構造は、少ない油でもこんがりと調理することが可能です。
「重いフライパンは苦手」という人には、「カターニャ」シリーズがおすすめ。
ハンドルのデザインは、人間工学に基づき、握りやすく持ったときの重みを軽減してくれます。
ZWILLING(ツヴィリング)
双子のロゴが有名なドイツのZWILLING(ツヴィリング)は、テクノロジーと職人技が融合したキッチンツールを産み出してきました。
1731年の創業以来、世代を超えて、多くの人に愛され続けています。
ステンレスフライパンはスタイリッシュでかっこいいデザインのものが多いけど、可愛いデザインのはないの?
ピンクゴールドが上品で可愛らしい、「ベッラセーラ ローズゴールド」がおすすめ。
小さめサイズの「ピコ」シリーズなら、離乳食期のお子様がいる家庭にぴったり。離乳食の他にも、お弁当作りやオムレツ作りなどに重宝しますよ。
Vita Craft(ビタクラフト)
アメリカ生まれのVita Craft(ビタクラフト)は、多層構造鍋により、無水・無油調理を実現。栄養と美味しさをぎゅっと閉じ込めた料理ができますね。
オールステンレスの、プロ向けフライパンは全面5層構造で短時間で食材に火を通すことができます。ハンドルは握りやすく、疲れにくい設計です。
いきなりプロ向けはちょっと、、、初心者向けはないのかな?
「ソフィアII」はフッ素樹脂コーティングが施されていますが、人や環境に有害なPFOAは使用していません。
お値段は優しめで、比較的軽いので料理初心者の人も手に取りやすいのではないでしょうか。
蒸し料理をよく作る人には、「オレゴン」がおすすめ。
燕三条のメーカー(遠藤商事、本間製作所、株式会社シモリュウ)
モノづくりの町として知られる新潟県の燕三条では、ステンレスフライパンを製造するメーカーもたくさんあります。
業務用調理器具の売り上げは、業界トップの遠藤商事。
熱伝導率の高いアルミニウムを、保温性の高いステンレスで挟んだ「サンドイッチ式三層底」で均一に、すばやく加熱することができます。
スポンサーリンクKEVNHAUN(ケヴンハウン)
デンマーク発祥のKEVNHAUN(ケヴンハウン)は、北欧風のおしゃれなキッチンツールを展開しています。
フッ素樹脂加工のステンレスフライパンは、PFOA不使用で環境や人体に負担をかけません。
握りやすくて可愛い木目調ハンドルが特徴。北欧風インテリアが好きな人におすすめです。
CRISTEL(クリステル)
ステンレス製品専業メーカーとしてフランスで設立されたCRISTEL(クリステル)。
無駄を省いたスマートなデザインが特徴です。
シンプルなデザインは、まさに「一生もの」って感じ。
取っ手を外せば、オーブン料理が作れたり、熱々を食卓に出せたりします。様々なシーンで活躍してくれそうですね。
WMF (ヴェーエムエフ)
ドイツ№1のキッチン&テーブルウェアメーカー。1853年の創業以来、世界最高水準の品質を保ち続けています。
プロにも愛用者が多い「グルメプラス フライパン」は、特殊加工のハンドルは、中が空洞になっていて、熱くなりにくい仕様。
まとめ
ステンレスフライパンは、安全性が高く、長く愛用できる調理器具です。
あこがれの有名メーカーのステンレスフライパンなら、「一生もの」になってくれるかも。
一生寄り添えるフライパンがあれば、食生活がより豊かなものになりそうですね。