「離乳食にお味噌を使いたいけど、スーパーに行くと種類が多すぎてわからない…」
「赤ちゃんに塩分や添加物は大丈夫?」
この記事では、
を徹底解説します。
赤ちゃん離乳食に安心な味噌の選び方
「赤ちゃんに食べさせるなら、どんな味噌がいいの?」
どんなことに気を付けたらいいのか、いくつかポイントをまとめてみました。
原材料がシンプル
赤ちゃんに使う味噌は、「大豆・米・塩」など、必要最低限の原材料だけでつくられたものを選ぶのが安心です。
だし入りや調味料入りの味噌は、塩分が多かったり、添加物が含まれている場合があるので注意しましょう。
無添加・酒精不使用
保存料やアルコール(酒精)などの添加物が入っていない無添加味噌がおすすめです。
「無添加」や「酒精不使用」と記載されているものを選びましょう。
醸造アルコール(狭義の酒精)ってなに?
・こちらが一般的に「酒精」と言われた場合に指すことが多いです。
・サトウキビの廃糖蜜などを原料として、酵母で発酵させて作ったエタノールを蒸留したものです。純度が高く、ほぼ無味無臭です。
・日本酒やみりん、焼酎などの製造過程で、風味の調整やアルコール度数の調整、保存性の向上などの目的で使用されます。
※引用:くすりのお役立ちコンテンツ
麹が多め
米麹がたっぷり入った味噌は、自然な甘みがあり、赤ちゃんの味覚にもやさしくおススメします。
小さいお子さんには味噌のやさしい甘みを感じられる、麹の割合が多いお味噌を使われるほうがおすすめです。
粒なしタイプ
粒みそは、赤ちゃんがのどに詰まらせる心配があるため、なめらかな”すり味噌”が安心。
お湯にも溶けやすく、離乳食づくりも楽になりますよ。
減塩タイプ
味噌はどうしても塩分が多め。できるだけ減塩タイプを選んで、1回の量を控えめに使うのがポイントです。
離乳食では、赤ちゃんのからだが未熟です。このため、塩分を控えめにすることが基本であると言われています。
※引用:一般社団法人 母子栄養協会
これらのポイントをおさえて、おすすめの市販の味噌をピックアップしてみました。
離乳食に最適!おすすめの市販味噌
安心して赤ちゃんに食べさせられる、おすすめの市販味噌を紹介します。
【フンドーキン】 無添加あわせ味噌

商品の特徴
- 九州大分県の創業152年の醤油・味噌・調味料・ドレッシングの製造メーカー
- やさしい風味とまろやかさが特徴
- 大豆、米、塩のみのシンプルな原料
- 内容量 1.8g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【創健社】はつゆき屋 鹿児島の麦味噌

商品の特徴
- 鹿児島の自然素材で作られた麦味噌
- ほんのり甘くて赤ちゃんも大好きな味
- 大麦・大豆・塩のみで製造
- 無添加なのも安心ポイント
- 内容量 500g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【ひかり味噌】無添加にこだわっています

商品の特徴
- 信州産の大豆を使用
- 無添加ながら、コクのある味わい
- 家族みんなで使える万能タイプ
- 有機大豆(遺伝子組換えでない)、有機米、食塩
- 内容量 790g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【マルコメ】プラス糀 無添加糀美人

商品の特徴
- 国産米100%使用
- 糀の自然な甘みとやさしい香り
- なめらかですりやすく調理もしやすい
- 内容量 1.39kg、価格は↓のAmazonからご確認下さい
【マルコメ】丸の内タニタ食堂の減塩みそ

商品の特徴
- 塩分を30%カットした減塩タイプ
- 味噌の風味はそのままで、赤ちゃんにも使いやすい設計
- 味に深みもあるので大人も満足
- 内容量 650g、価格は↓のAmazonからご確認下さい
スーパーで買えるオススメ無添加味噌でも赤ちゃんにオススメできる味噌を紹介しているのでよければご覧くださいね
離乳食で味噌を与えて良い時期は?
離乳食が進んでくると、「そろそろ調味料を使ってもいいのかな?」と感じる場面が増えてきますよね。

どれくらいの量を使っていいのかが分からない
とくに味噌は風味もよく、赤ちゃんの食欲を引き出してくれるので、取り入れてみたいという方も多いはず。
味噌を使い始める目安は、生後7~8ヶ月頃の「離乳食中期」から。
最初はごくごく少量で、例えていうと耳かき1杯程度の味噌を、お湯や出汁にしっかり溶かして薄味にして使います。

ほんの少しだけにしないといけないんだね!
素材そのものの味に慣れるまでは、調味料なしが基本ですが、少しずつ風味を足すことで、食の幅もぐんと広がっていきます。
離乳食における味噌の使用量については、小児科医や栄養士が監修する資料によると、以下の点に注意が必要です
● 7~8ヶ月:耳かき1さじ程度(約0.1~0.3g)
● 9~11ヶ月:少量(大人の1/5~1/4程度)
● 12~18ヶ月:大人の1/3~1/4程度の味付け
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、「味の濃いものは避け、薄味を心がける」ことが強調されています。塩分のとりすぎは腎臓に負担をかけるため、特に注意が必要です。
味噌を使うときの注意点
赤ちゃんに味噌を使う際は、アレルギーや塩分の摂りすぎに注意が必要です。
大豆アレルギーの心配がある場合は、初めての味噌はほんの少量から始めて、体調の変化がないかをよく観察しましょう。
また、味噌は塩分が多いため、使いすぎないことが大切です。
できるだけ薄味にし、他の食材と一緒にお湯でのばして風味程度にとどめると安心です。