市販の食パンは種類が多く、どれが赤ちゃんに安心して食べさせられるのか迷いますよね。
そこで今回は、離乳食にぴったりな市販のおすすめ食パンを厳選してご紹介します。パン粥や掴み食べなど、様々な食べ方に対応できる食パンを発表!
僕自身は離乳食用の食パンは宅配のパルシステム一択で良いと思ってます。
ぜひ参考にして、お子さまにぴったりの食パンを見つけてくださいね。
離乳食に市販の食パンを食べさせていいの?
離乳食に食パンを使用できるのは、生後5~6ヶ月頃からです。赤ちゃんの消化器官が発達し、母乳やミルク以外の食べ物を食べられるようになります。
まだ成長途中ですので、赤ちゃんの成長に応じて与えられる食パンの形状も変わってきます。まずは離乳食の進め方について説明します。
離乳食の進め方
1.離乳食初期(5~6ヶ月):パン粥
食パンの耳を取り除いて柔らかい部分を小さくちぎり、お湯や赤ちゃん用のミルクで煮て、トロトロのポタージュ状にします。これをすりつぶしてなめらかにしてから与えます。
2.離乳食中期(7~8ヶ月):柔らかいパン
食パンの耳を取り除いてから4~5倍のお湯で煮て、少し形が残る程度にしてから与えます。この時期はまだ咀嚼力が弱いため、柔らかく煮ることが重要です。
3.離乳食後期(9~11ヶ月):スティック状や一口サイズのパン
食パンの耳を取り除いて、2倍のお湯で煮て与えます。スティック状や一口サイズに切ってそのまま与えることも可能です。この時期は手づかみ食べの練習にも適しています。
4.離乳食完了期(1歳~1歳半):手づかみしやすいパン
食パンの耳を取って、赤ちゃんが手づかみできるくらいの大きさに切るかちぎります。パンを煮る必要はありません。
注意すること
・アレルギーに注意
初めて与える際は一口程度の少量から始めます。小麦粉や卵へのアレルギーを発症する場合があるため、アレルギー反応がないか観察します。離乳食初期は卵を使用していないものから始めましょう。
・パンの耳は取り除く
パンの耳はお湯で煮ても柔らかくなりません。離乳食初期から中期には、パンの耳を取り除いて与えましょう。
スポンサーリンク離乳食に適した食パン選びのポイント
最小限の原材料(無添加であること)
赤ちゃんの消化器官に負担をかけないよう、原材料がシンプルなものを選びましょう。赤ちゃんは体が小さい分、大人よりも添加物の影響を受けやすいです。可能であれば無添加が望ましいです。
塩分や油分が少ない
塩分や油脂分の少ないものを選びましょう。日本ベビーフード協議会が作成した「ベビーフード自主規格」では、乳児の塩分の目安をナトリウム量200mg/100g以下と定めています。
また、油脂分は赤ちゃんの消化器官に負担がかかるため、バターやクリームが使用される高級食パンは離乳食には不向きです。
特に離乳食初期から中期には、油脂の入っていないものを選びましょう。
国産小麦を使っている
農民連食品分析センターが調べた際に、除草剤の成分の一つであるグリホサートが国産小麦では検出されなかったものの、輸入小麦で微量に検出されました。
あと、輸入小麦は保存のために収穫後にも農薬を使用されることがあります。
このように輸入小麦は使用される農薬の量が多いです。
国産小麦であれば、赤ちゃんに安心して与えることができます。
スポンサーリンク全粒粉食パンは避ける
全粒粉食パンは栄養が豊富と言われていますが、赤ちゃんには適していません。
全粒粉は食物繊維が多く含まれているため消化しにくく、赤ちゃんの消化器官に負担がかかることがあります。
赤ちゃんの離乳食には、小麦粉を使用した食パンを選びましょう。
蜂蜜を不使用
パッケージ裏面の原材料表示を確認し、はちみつが入っていないものを選びましょう。
1歳未満の赤ちゃんははちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」を発症することがあります。
僕もなんで1歳未満の子ががボツリヌス症になるか不思議だったんだけど、腸内細菌が整っていないからみたいだよ
離乳食のオススメ市販の食パン
【パルシステム】こだわり酵母玄米入り食パン(産直小麦) 1斤6枚
商品の特徴
- 完全無添加の食パン
- 玄米が消化に悪いと思われるかもしれませんが、発酵過程で玄米も消化しやすいものに変化するので離乳食OKです。
- 赤ちゃんや子供だけではなく、大人の定番食パンとしてもお勧め
- 賞味期限が絶望的に短いので、すぐに食べない分は冷凍保存するのがおすすめ
パルシステムは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、長野、静岡、新潟県が対象地域です
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ザクセンの食パン
商品の特徴
- 国産小麦を100%使用
- 原材料は国産小麦、天然酵母、塩のみとシンプル
- 砂糖・油脂は不使用
- かむほどに国産小麦のうまみが広がる
デニッシュハウス「南のめぐみ」
商品の特徴
- 九州産の小麦粉「ミナミノカオリ」を100%使用
- 砂糖・油脂は不使用
- 小麦粉本来の旨みが引き出された味わい
- 焼き上がった当日に発送、出来立てが味わえる
パルシステム「こだわり酵母食パン」
商品の特徴
- 油脂不使用
- イーストフード・乳化剤不使用
- 添加物不使用
- 焼きあげまでに2日かけ、小麦の香りを引き出している
パルシステム「国産米粉食パン」
商品の特徴
- 米粉を使用、グルテンフリー
- 小麦アレルギーでも食べられる
- ヴィーガンにも対応
- 乳製品・卵・白砂糖不使用
米コッコ食パン
商品の特徴
- 米粉を使用、グルテンフリー
- 小麦アレルギーでも食べられる
- ヴィーガンにも対応
- アレルゲンフリー(卵・乳などの特定原材料不使用)
- 無添加(食品添加物不使用)
【初期離乳食には不向き】無添加だけどバターなどの油脂が含まれている食パン
pasco「超熟国産小麦」
商品の特徴
- 国産小麦を100%使用
- イーストフード・乳化剤不使用
- 添加物を極力抑えた自然派製法
- 小麦本来の自然な甘みと香り
トップバリュグリーンアイ「パン・ド・ミ山型」
画像:https://www.topvalu.net/items/detail/4549414363333/
商品の特徴
- 国産小麦を100%使用
- イーストフード・乳化剤不使用
- イオン系列のスーパーで手軽に購入可能
この食パンはバターではなく、オリーブオイルを使っているレアな食パン。離乳食には控えたいけど、大人が食べる食パンとしてはバターよりはマシだよ。
まとめ
赤ちゃんの離乳食を選ぶ際には細心の注意を払う必要がありますが、国産小麦、油脂不使用、蜂蜜不使用などの気をつけるポイントを理解していれば大丈夫。
安心できる食パンを使用して、安全な離乳食で赤ちゃんの成長を手助けしましょう。